東武鉄道 浅草駅発行 鐘ヶ淵/東あずまゆき 片道乗車券

前回エントリーで東武伊勢崎線伊勢崎駅で発行された、竹ノ塚/浅草間ゆきの片道乗車券を御紹介いたしました。
今回は同じ伊勢崎線(スカイツリーライン)の浅草駅で発行された、鐘ヶ淵/東あずまゆきの片道乗車券を御紹介いたしましょう。


   

1968(昭和43)年2月に伊勢崎線浅草駅で発行された、鐘ヶ淵/東あずまゆきの片道乗車券です。黄褐色TRCとぶてつ自社地紋のB型一般式大人・小児用券で、足利印刷で調製されたものです。


   

この券の場合も、同社旅客営業規則第187条の⑶(イ)の「同一方向のもの」の規則に則っています。

上段の着駅である鐘ヶ淵駅は伊勢崎線の駅で、この券で行ける最遠駅になります。
一方、下段の東あずま駅は、伊勢崎線の曳舟駅から接続する亀戸線の駅で、やはり、浅草駅からこの券で行ける最遠駅になります。
前回御紹介したような、有効期間の最遠駅と最短駅が同じルートに属している場合には「北千住/鐘ヶ淵間ゆき」に倣って「竹ノ塚/浅草間ゆき」と記載しますが、今回のように途中で分岐している最遠駅を記載する場合には「鐘ヶ淵/東あずまゆき」のように「間」の文字を入れません。

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