西武鉄道 「本川越駅管区各駅めぐり」途中下車印・入鋏印記念収集券 ~その2

前回エントリーで、西武鉄道で実施されておりました 「本川越駅管区各駅めぐり」途中下車印・入鋏印記念収集券を御紹介いたしましたが、その中で
>  JRでかつて発行されていた青春18きっぷの「赤券」
と申し上げましたが、青春18きっぷの「赤券」はすでに過去帳入りしているものですので、ここで御紹介しておきたいと思います。


   

JR北海道宗谷本線の南稚内駅で発行された青春18きっぷの「赤券」です。桃色JR北地紋の周遊券サイズの常備券となります。
現在でもJR旅客鉄道各社では夏休みや春休み期間中に青春18きっぷを発売しておりますが、窓口のマルス端末か指定券券売機で発券される青色の指定共通券紙に印字されたものとなっており、常備券様式の「赤券」は平成20年代に廃止され、現在では発行されていません。
「赤券」はもともと国鉄時代に発売開始された青春18きっぷの前身である「青春のびのび18きっぷ」の時代から続いているもので、国鉄時代の「青春18きっぷ」への改名を経て、JR民営化後も端末の無い駅を中心とした限られた駅で発売されていました。末期にはJR北海道だけでの発売となっていましたが、発売されていた駅は札幌駅を始めとしたマルス端末が設備されている駅のみで、赤券目当ての旅客を狙った増収対策のような感じでした。


   

裏面です。初めはもっとシンプルでしたが、年を重ねるうちにJRの旅客営業規則が改定となるたびに項目が増え、読む気になれないほどの「(ご案内)」文になってしまっています。

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