趣味で蒐集した「きっぷ」を見て考えたこと、とか…
JR直営の印刷場名は国鉄時代の印刷場名を使用します。
古紙蒐集雑記帖
JR東海の株主優待割引券
JR東海発行の株主優待割引券を使用する機会がありましたので、御紹介いたします。
JRでは各社共に独自の株主優待割引制度を設けているようで、JR東海では割引優待券1枚につき片道運賃および諸料金を1割引、2枚で2割引となります。
JR東海の株主優待券の券種は1種類ですが、細かく見ると2種類の券があります。
これは右上にある6桁の券番が「A」から始まる券です。1枚1枚単票になっている様式で、表紙はありません。
大株主など大量に交付する場合や、奇数枚交付する時に使用されるようです。
それに対し、これは券番が「B」から始まる券です。これはA券とは違い、2枚一組になっており、写真ではわかりづらいかもしれませんが、左端が冊子状に綴じられており、点線で表紙から切り取れるようになっています。
裏面には注意書きが印刷されていますが、内容はA券B券共に共通です。
これがB券の表紙です。表紙の裏面および裏表紙は何も印刷されていない白紙になっています。
JRの株主優待割引券は各社独自に優待適用区間が定められており、例えばJR東海の場合は、JR東海管内路線しか使用できません。
そのため、「名古屋市内」を除く管内の「特定都区市内(東京都区内・横浜市内・京都市内・大阪市内)」および東京山手線内においてはJR東日本やJR西日本の区間は適用外となります。そのため、他社線区間の乗車券を別途購入するとかえって割高になってしまうこともあるようですが、盆暮れ正月関係なく通年使用することが出来、使いようによっては有益な制度です。
JR東海の株主優待割引券制度についてはこちら
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )