ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

クールビズ延長

2007年09月28日 | 両生・爬虫類
CBボールが脱皮を終えました。
今回も頭と尻尾を綺麗に復元することに成功!
だからといって残しておくわけでもなく、写真撮ったら捨てましたけど。


例年ならそろそろ休眠に入る頃なんですが、
今年の強烈な残暑のせいか、いまだにしっかりと餌を食べます。
まだまだ小さいですから、このままヒーターで30度くらいを保っていれば
騙されて休眠せずに春まで餌を食べ続けてくれないかな~?っと期待してます。


私の職場では、暑さのせいでクールビズが一ヶ月延長されました。
去年は10月からネクタイを締めるのに抵抗が無かったんですが、
今年はじょ~だんじゃないと思っていたので一安心です

キョウフノヒカリ

2007年09月26日 | 両生・爬虫類
3連休が過ぎて一気に涼しくなりました。
そして早くもヒーターの通電ランプが…

あぁ嫌だイヤだ。

飼い主孝行な無加温冬眠組ですが、
これはこれでそろそろ冬眠予定を立てなくてはいけません。

例年は10月半ば頃に餌を切って、そこから2週間ほどかけて胃を空っぽに。
11月に入っていよいよ冬眠 という流れです。
ただしコレは冬眠経験豊富なカミツキガメの場合で、
しかもその年の気温で前後させる必要があります。

特に今年初冬眠のタイサラはよけいに予想が立ちません。
正直不安な飼い主をよそに、今日もしっかりピンクマウスをパクリ。

あっかんべぇしているように見えます

予定では屋外にケースを置いて完全に気温任せにしておき、
床材から出てこなくなったら屋内に収容するつもりでしたが、
このまま部屋で様子を見て冬眠のタイミングを図ることにしました。

…なんだか早くも弱腰になっている気がしないでもないですが、
そろそろ温室育ちからは卒業させないと寿命が縮むかも

ふくろうモドキ

2007年09月24日 | ハリスホーク
餌への反応が良かったので、久しぶりに照羽を据えてみました。

いつもなら30分ほどかけてちまちま食べるのに、
今日はその半分くらいの時間で完食しました。
もともとグローブ上ではパーチよりも食べるのが早いですけど。


で、やっぱり食べ終えると我に返って周りをキョロキョロ。
「あっちの方がいいなぁ」とパーチを見つめながらも、
バタつくこともなく据えられていました。

1時間経過したところでようやく羽繕いとウチ。
さらに30分で片脚立ちになりました。

本来あり得ないような立ち位置ですが、まだ詰めてもいなし
今日のところは見逃してあげよう。

なんだかやけにフクロウっぽく見えます。

ウォーター漏れ

2007年09月22日 | 両生・爬虫類
以前にも失敗したウォーターパイソンへの給餌ですが、
とうとう史上最大級の失敗が発生しました。

脱皮を終えて食欲全開になったウォーターのために、
いつものようにLLラットを2時間かけて解凍します。
重たいラットをピンセットでぶら下げてケージに入れようとしたところ、
普段より5割り増しくらいの好反応で急接近

まだ餌が入るほど引き戸を開けきっていないうちに、
隙間からウォーターの頭が外へ出てきてしまいました。

そのままズルズル這い出てこようとするので、慌てて掴んで強制送還。
ここでだいぶドタバタしてしまったので、食欲も失せたかな?
と思いつつも、再度ラットを鼻先に近づけてみました。

その途端、猛烈な勢いでアタック!
くわえて巻き付きながら、明けたままの扉からゴロゴロ…
止める間もなく、ついに全身が外に転がり出てしまいました。

 最悪・・・

コレどうしよう。
こんな状態で触ったら、すぐに吐き出して今日はもう食べないだろうなぁ。
ドでかいラットを無駄にしてもったいないとは思いますが、
ケージに戻さないわけにはいきません。

諦めて(念のため革手袋で)両手で掬うようにウォーターを持ち上げますが、
あれ、放さないYO?そのままケージに戻しても巻き付いたまんま。

バカでよかった☆

ゴキセンサー発動

2007年09月20日 | 両生・爬虫類
グールドにデュビア(餌用ゴキブリ)を投入。
前回同様、自分で狩りをしてもらうために離れたところにバラ撒きます。

ケージは大掃除したばかりだったので、
デュビアはあっという間にふかふかのヤシガラ土の中に。

これなら一日かけて宝探しを楽しんでくれるだろうと思っていたのですが、
なんと10分足らずでほとんど食べきってしまいました。

前回は床材も少なくて気付かなかったのですが、かなり鼻が利くようです。
鼻先を土に押しつけるようにして嗅ぎ回る仕草をみせていたかと思うと、
突然「ここだ」と反応してザクザク。
精度はかなり高く、ほとんどピンポイントで掘り返していきます。
土の中で油断していたデュビアはあっけなく御用に。

※クリックすると食餌場面!


飼っている生き物が生来の能力を発揮させる瞬間を見られるのも、
ウロコ飼育の醍醐味です

ホール・イン・ワン

2007年09月19日 | 両生・爬虫類
朝晩は肌寒いくせに、日中の残暑がすごいです。
一日のうちで気温差が大きい日が続くのは、
無加温飼育のカミツキやタイサラにとってよろしくないんですが。

一方、年中ポカポカ飼育のアフリカウシガエルにも影響があるようで、
最近おならコールが復活しています。
うるさいのでネズミを呑ませて黙らせることに。

口を半開きにしている姿は愛嬌がありますが、
チラ見えしている牙がだいぶガラを悪くしています。
※クリック後は口全開


ビー玉くらいだったら胃袋までストンと落ちていきそうです。

三つ子の魂

2007年09月17日 | ハリスホーク
最後に抜けた尾羽は8割方生えてきました。
予定ではもうじき訓練に入るはずだったのに…。
当の本鳥は飼い主の気も知らず、相変わらずの飽食生活を満喫しています。

照羽の様子を見に行くとき、私が何か持っているとすぐに様子見に来ます。
今日は飲みかけのジュースを凝視。


食べられないし壊せない物についてはすぐに興味が失せてしまいますが、
なぜかいつも好評?なのが私の足。
普通の靴だと見向きもしないのですが、
なぜかサンダル履きの時は寄ってきてガン見します。

雛の頃にサンダルやスリッパに興味を示すハリスがいるようですが、
昔の血が騒ぐのか??
このまま足に顎を乗せてアヒル寝してくれれば最高なんですが、
いつもただ見ているだけ。どうやら値踏みしているようです。


そして毎回、「いと悪し。」と判断されています

みんな元気で

2007年09月16日 | 両生・爬虫類
ドン基地さんとこのフトアゴベビー達をお店に引き取って貰うので、
同行させてもらいました。

両親の写真と共に持っていったので、
お店でも「イエロー系の血が入ってますね。」とすぐに分かったようです。
Sサイズとして売られている大きさなので、すぐに店頭に並ぶでしょう。
大事に飼ってもらえますように

感無量の引き取り場面を横目に!?私は自分の買い物を。
高速道路に乗ってまでヤシガラ土を買いに来るのもしゃくなんですが、
地元付近では売っていないのでしかたありません。
ここまでのガソリン&高速代を考えると高い買い物です

せっかくなので普段食べられないような活き餌も購入。

グールドには以前好評だった餌用ゴキブリ。
そしてジーベンには、川エビと共に餌用カエルに初チャレンジ。

ところが反応はイマイチ。素早い動きにびびってました。
エビは夢中でパクついていたんですが。
カエルはもう少し大人になってからか?

ひみつ基地潜入

2007年09月15日 | Weblog
ドン・キホーテの秘密基地さんのお宅へ遊びに行きました

まずは先日生まれたフトアゴ夫婦の愛の結晶たち

自家繁殖個体だけあって、にんげんなんかこわくない。
ちょっと腹の下に手を差し入れるだけですぐに乗ってきます。
可愛い盛りのベイビー達の贅沢盛りも堪能できました。

そしてなにより、両親のベタ慣れぶり
ママの顎吉。

写真では伝えきれていませんが、「これでノーマル!?」
と思うくらい綺麗な個体です。
四肢は黄色が強く出ているし、アゴと喉には赤みが発色しています。

パパの髭吉同様、手に乗せても全く暴れないし脱皮の皮も剥かせてくれます。
肩に乗せればそのまんま映画が見れそう☆
爬虫類って、こんなに慣れるんだ…。

そしておてんば姫ことコーギーの七ちゃん。

もう、「これでもかっ!!」ってくらい撫でまくってきました。
照羽とコンビを組んでウサギ狩りに行けたらなぁ…。
でもあの小心者には、七ちゃんのおてんばテンションは荷が重いでしょう。

可愛さに癒された後は、ドン基地ご夫婦とGOMIさんをズク生き館にご招待。
当館のウリは「野生」と「スリル」です!!
アフウシのどすこいアタックと、
グールドの狂いっぷりと、
照羽のマジ威嚇と、
ジーベンの引きこもり姿を堪能していただけました(かな??)

…ふれ合いタイムに協力してくれたのは御大のみというふがいなさ
特にジーベン!!
みんなが帰った後に態度を豹変させて、小鮒5匹食べました。このヤロウ。

せんそうを知らないお魚たち

2007年09月14日 | 
大掃除週間?最後の大物、ピラニア水槽に取りかかりました。

底砂にポンプをつっこんで半分ほど吸い出す程度のつもりだったのですが、
いざ始めると水草の欠片が漂ってるのが気になる…
流木も洗いたい…
だけど水の中には殺し屋が徘徊してる…
めんどくさくなったので、ピラニアの方に水槽から出て行ってもらいました。

普通「まな板の上の鯉」とか「陸に上がった魚」とか言うように、
陸揚げされたら一巻の終わりなのが普通の魚ですが、
ピラニアはむしろそれからが本領発揮。
跳ね回りながらまわりにある物全てにガチガチ噛みつきます。

悠久なる大アマゾンではピラニアにまつわる恐ろしい話が尽きませんが、
実際にはその多くが釣り針から外す際や、
釣り上げてから時間が経ち死んだと思っていたピラニアが、
「死なばもろとも」と逆襲したケースが多いそうです。

さて我が家のピラニア。朝早くで寝ぼけていたのか、掬うのは簡単でしたが
すぐさま網にがっぷり。

次の瞬間研ぎ澄まされた牙の前に網はあっさり切り裂かれ、
血に飢えた猛ギョが私の足に!!

…という予想(ちょっぴりの期待も)とは裏腹に、おとなしくバケツへ。
空になった網を見てみると、

こんだけぇ~!?

この平和な国では、殺し屋の牙も鈍るようです