ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

這いずりモノの季節感

2009年09月30日 | 両生・爬虫類
9月も今日で終わり。
ブログを見返してみたら、去年の今頃は既に御大が拒食期に入っていました。
今年はまるでその気配無し…。ここのところやたらに暖かいからでしょうか。

とは言え、そろそろ朝晩の冷え込みが強くなってきたので、
オオヒキガエルのケージにもヒーターを追加しました。


夏の間は部屋を消灯した途端にドッタンバッタンと大騒ぎをするんですが、
なぜかヒーターを点け始める秋以降はピタリと大人しくなります。
気温は変わらなくても何かしら感じる物が違うんでしょうね。

オオヒキのこういう所や御大の拒食期など、ウロコ組の季節への敏感さには
毎年のことながら感心してしまいます。

さて、明日から10月。
いよいよ照羽が始動します

「こい」しちゃいました

2009年09月28日 | 釣り
午後が休みだったので、近くの溜め池へ釣りに行きました。
のべ竿に玉ウキ、餌はミミズで鮒を狙う、超基本形の釣り方です。

小さな池にポツンと浮かぶウキを眺めながら、ジュースをちびちびやりつつ
煙草をプカリ 平和だ…
あまりの長閑さにしばらく魂をあっち側に飛ばしていたら、
あれ?岸に寝かせておいた竿が、いつの間にか池の真ん中を泳いでいます。
…いつの間にか釣れてたのね。

幸い小さな池なので、水中に片足を突っ込みながら、なんとかタモ網で
竿を引き寄せることが出来ました。
そこから格闘すること2分くらい。あがって来たのは想定外の巨大鮒でした。


次は気を抜かないようにしっかりウキを睨んでいたら、
いきなりギュン!と水中へ引き込まれます。アワせると重い重い

竿は安物の万能竿だし、仕掛けは細い。慎重に寄せたら…コイでした。


恨めしそうな顔でこっちを見上げてきます。

食べるつもりもないので、先の鮒と一緒にリリースしてやりました。

数年ぶりのコイ・フナ釣りでしたが、思いがけない大物に恵まれました。
渓流が禁漁になったら、大河川の豪快なぶっ込み釣りにでも行こうかな。


名古屋レプタイルズワールド

2009年09月26日 | 両生・爬虫類
JRSに続く大型爬虫類イベント、「名古屋レプタイルズワールド」に
行ってきました

今年初めて開催されるイベントですが、雰囲気はJRSに似てました。
つまり、広大な空間に両生・爬虫類がどっさりってやつです。

あの独特の雰囲気にテンションが急上昇するまま、まずは物色。

個人的にいきなりヒットだった、コモチミミズトカゲ。

見た目といい、サイズといい、動きといい、まんまイモムシ。
こういうのはどっさり飼育して、ウゾウゾ感を堪能してみたいです。
そして時々両手で群れをすくい上げて、指の間をニュルニュル這わせながら
悦に入るのが、(変態として)正しい飼い方なんでしょうね。


桁が違うんじゃないの!?というくらい激安だった巨大ジャワヤスリヘビ。


ボールパイソン「スーパーシナモン」

漆黒のボールです。かっこえぇ~。

我が家に欠けている「派手系ヘビ」、ケープゴファー。

う~ん、けっこう欲しい

皇帝陛下、カイザーツエイモリ。

一瞬フラッといきそうになりましたよ。危ねぇ危ねぇ。


相変わらず場の魔力に魅入られながら危なっかしくブースを
回っていましたが、ある店で極美のラベンダーカリキンを発見!
ケースを手に、ウ~ン・ウ~ンと逡巡…
一旦会場外で一服してから、また手にとってウ~ン×2…
散々迷いに迷って…今回は見送り!

それでも最後に写真だけ撮らせてもらおうと行ったら、
既に誰かがゲットした後でした。
…別にいいんですよ。買わないつもりだったんだから。
それでも会場を後にするまでず~っと、悪魔が耳元で
「あ~あ。運命の出会いを逃したんじゃね~の~」と囁き続けてました…

そして今回のお買いあげは、アフリカウシガエル。


カリキン我慢したくせに、どーして既にウチにいる種を買っちゃうかなぁと
我ながら呆れますが、勝てなかったんですよ…
「ワイルド物」って響きに…

名古レプまであと2日♪

2009年09月24日 | 両生・爬虫類
もう何度目になったか忘れかけてますが、グレーターサイレンの
引っ越しを行いました。


底砂には奮発してガーネットサンドを使用。
残餌と糞は見つけ次第スポイトで吸い取り、水替えの頻度は以前の
ケージと比べて半分に抑えています。

これが功を奏したのか、投入した細菌兵器が働いてくれているのか、
今日は餌を入れた途端、もんの凄い勢いで水底をかけずり回って、
あっという間に完食してしまいました。

この調子で、この水槽も早く卒業してくれよ~。


喰いどき

2009年09月22日 | 両生・爬虫類
脱皮が始まり、顔を壁にズリズリ押しつけているウォーターパイソンです。


一週間以上どっぷり水に浸かっていただけあって、
今度の脱皮も無事に終了しました。

さて、脱皮を終えたらご飯だね。
と、ラットを解凍してケージに入れたのですが、今朝見たら食べてない。
あ”~また無駄になったよ

がっくりきましたが、今日はドン基地さん宅で産まれたアゴヒゲベイビー達
をドナドナすることになっていたので、見なかったことにして名古屋へ。

6時間後、帰宅するとラットはまだそのまま。
あ”~めんどくさい。と、また見なかったことにして他のケージを掃除。
その後ようやく片付けようとしたら、食べてました

ケージに入れてからどれだけ時間が経過していたのか…
腹をこわす心配はしていませんが、お前の飯どきが分からんよ。

禁漁迫る

2009年09月21日 | 釣り
夏の間はすっかりご無沙汰だった渓流釣りに、久しぶりに行ってきました。

向かったのは、いつも行くポイントからさらに30分ほど上流。
本当はもっと奥まで行きたいんですが、今年は熊の出没が激増していて
これ以上はちょっとシャレになりません。


しっかり厚着していきましたが、最低気温は10℃をきっているし、
標高の高い川近くだけあって寒いサムイ…

とりあえず、まずは一匹ゲット~

婚姻色か?腹の黄味が綺麗です。

けっこう魚影は濃いうえ、淵より瀬に出ていることが多いらしく、
川を上っていくと足元の浅瀬からヒュンヒュン岩魚が走ります。

久しぶりの渓流釣りはたっぷり楽しめました。
月末の禁漁までに、あともうちょっと行きたいな。



赫という字はなんだか怖い

2009年09月19日 | 
たいへん久しぶりに入手しました
電球型PSB

熱帯魚歴が15年以上の方ならおなじみの細菌兵器ですよね。

初めて見た時は「一体コレハドウヤッテ使ウノ?」と、
全くの理解不能でした。色も凄いし。
赤というより、ちょっと凄味のある「赫」って感じで。
もしくはアメリカンクレイジーレッド(着色料BANZAI色)。

ただし、中身は水を綺麗にしてくれる正義の光合成細菌君たちで、
キャップをズラして水槽に投入すると、水槽を汚す悪の細菌軍団と戦うために
この容器から出撃していくらしいです。

早速ピラニア水槽へ投・入!



これから頑張って働いてもらいましょう。


今日はお出かけついでに新刊本も物色してきました。
その中からオススメ本を一冊。

光文社文庫 三津田信三著 「赫眼(あかまなこ)」

ホラー好きが読んでも怖いホラーです
秋の夜長にゼヒどうぞ…

肥ゆる秋

2009年09月16日 | 両生・爬虫類
グレーターサイレンに続いて、今年のJRSで当館にやって来た
トウブタイサラ君も屋内に収容しました。

有尾類にはちょうど良い季節なので、餌もパクパク食べさせています。
おかげでお腹もプックリふくよかに。

成長期の食べ盛りなので、ケースの奥にいても私を見かけると
タッタッと走って寄ってきます。

ちなみに、前から居るオビタイサラは冬眠させるため屋外飼育のまま。
このトウブタイサラは2~3年くらいは温室飼育してやるかな。

ところで、来週26日・27日の両日にはナゴヤレプタイルズワールド
開催されますね

JRSが終わってももう一度ウロコイベントを楽しめるとは
これが終わらないと照羽の訓練どころじゃありません

さよなら大将

2009年09月12日 | 両生・爬虫類
そろそろ本格的な秋がやって来そうなので、
まだ日中の気温が高いうちに、アオダイショウを逃がすことにしました。

選別にファジーを3匹やって、いよいよお別れです。
結局最後までハンドリングは嫌がっていました。
やっぱり生後わずかでも野生で育っていたからかな。

我が家の庭産まれ(多分)ですから、逃がすのも当然庭で。

バイバ~イ


できたらこのまま居着いて、庭の主になっておくれ。

スイッチオン

2009年09月11日 | 両生・爬虫類


残暑が厳しいと思っていたら、突然朝晩が肌寒いくらいになりました。

まだまだ休眠期に入ってもらっては困るので、ちょっと早いですが御大の
ケージにヒーターを入れました。

これで10月まではしっかり食べてくれるだろうと思っていたのですが、
今日見たらなんとなく体色がくすんでます。
まさか!とひっくり返して腹を見たら、充血してました。
…脱皮だ…

これでヘタしたら2週間くらいは餌食べないし。
休眠期を前にして、タイミング悪すぎるだろ