ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

お年取り

2006年12月31日 | Weblog
今年も今日で終わりです。
ドライブスルー洗車に行ったら大渋滞で、そう言えば去年も大晦日に行って混んでたな~
と、全く進歩していない自分を発見しました。
人間の大掃除と併せて、ズク生き館メンバーのケージも綺麗にしました。
こういうのは、得てして気分が良くなるのはニンゲンだけだったりするんですが、
南国生まれのイキモノ達も、日本でお正月を迎える以上は付き合ってもらいます。

我が家は今年喪中ですので、新年はちょっと更新をお休みしますが、
来年もそこそこにやっていきたいなぁとか思っています。
それでは皆様よいお年を。

ボスン

2006年12月30日 | ハリスホーク
強風ですが、せっかく休みに入ったので河川敷へ出猟。
まずは堤防沿いの道を据え回しますが、照羽が吹っ飛ばされそうなくらいの風のため断念。
早々に林に避難しました。
猟の方は…一度コジュケイの隠れた藪に「ボスン!!」と音を立てて突っ込みましたが、
周りに5~6羽を飛び散らせただけでした。
このところ毎回コジュケイの群れに遭遇してます。…遭遇してるだけですが。

一仕事終えて?照羽を頭上待機させつつ、あったかいお茶で一服。
     
最後はコジュケイの代わりにウズラを藪にセットし、
八百長試合でモチベーションを保たせておいて終了しました。

     訓練後、遭遇したお猿さん。
     
観光地の猿たちとは違って、そ~っと近づいてもすぐ逃げ腰になります。
この寒空で、警戒しつつも夢中で餌を食べる姿が何となくせつない感じ。
よいお年を

暖冬上等

2006年12月26日 | ハリスホーク
今朝は予報では雨だったのですが、外に出てみるとかろうじて保っています。
コタツでめざましTVモードになっていた体を引っ張り上げて飛ばしてきました。



今年は本格的に暖冬になりそうで、今朝の気温は2℃もありました。
既に自分も寒冷地仕様になっているので、このくらいなら据え回し中もホッとする程です。
明日の最予想最低気温は7℃。もうすぐ春ですね。

体重 611g
 餌  40g

異文化侵犯

2006年12月25日 | ハリスホーク
いつもと違う場所で、ちょっと長めの据え回しをしました。
そろそろ戻ろうかというところで、前方から中高年グループが。
照羽に気付いた様子で、「すいません、写真良いですか!!」
「Yes」とも「No」とも言わないうちからパシャ 恐るべし・・・。

さらに進むと、大勢の人が堤防の上に集まっています。
側にはバスと、なぜか映像カメラがスタンバイ。
我が町には、マニアにはたまらない?ちょっと変わった堤防があるんです。
私も職場異動して「そっち方面」に一枚噛むようになってから知ったんですが。
どうやらこの人達は、他県からツアー?を組んで堤防見学にいらしたようです。
学者?郷土史家?の先生がスピーカーで説明を始めたのですが、私の車はその近く。
お邪魔にならぬよう、そ~っと遠回りで近づいていったその時、それまでだんまり
だった照羽が突如餌鳴きスイッチオン
なんでいつもいつも一番鳴いて欲しくない時に~
みんなこっち見てるし…。先生の話を聞いてください!!

冷や汗をびっしょりかきつつ、場所を変えて渡りと丸嘴を。
諸々始末を終えて車に戻ると、隣に別の車と人影が。
モトクロスバイクの愛好家さん達でした。
「すっげ~。こんな世界があったんだ~。」とか色々言われて話もしましたが、
私から見ればバイクに乗ったまま飛んだり跳ねたりできるあなた方こそすっげ~です。


無念

2006年12月22日 | ハリスホーク
木曜日、二匹目のドジョウを期待して河童へお邪魔しました。
まずはテレメ登載のために尾羽に鈴板を着けてもらいます。

今回は総勢5名で出発。ゴイサギスポットをいくつか回って貰います。
合間にコガモに投げますが…私はダメダメ。
何カ所目かで、水路沿いを据えながら歩いていたら、突然道端からキジが出た
一瞬?二瞬?くらい迷ってから行かせますが、当然お話にならず。
我が家の周囲のように田舎ならともかく、街中と言ってもいいような場所から
キジが出るとはビックリしました。
その後、ついに水路沿いにゴイサギを発見(私ではなく神内さんたちが)。
私が行かせて貰うことになり近づきますが、結局どこにいるか分からないまま、
飛び立った後から慌てて投げました。
逃げていくゴイの後を追いますが、う~ん生追いっぽい
水路の真上3m程度の高さで掴みかかったように見えましたが、
あっさりかわされてしまいました

途中で神内さんのオオタカがカルガモを捕りました。
他の皆さんも際どく獲物に迫る中、
照羽は良いところ無く終了。上手く使ってやれなくてゴメンな…。

今回は4羽の鷹で狩り場を回りました。
よその鷹の様子を間近で見られるのはとても勉強になるし楽しかったです。
先輩ハリスホークとの合い羽合せも体験できたし、ハヤブサのフライト訓練まで見れたし
皆さんどうもありがとうございました
年内はもうあまり狩りには行けそうにないので、じっくり再勉強か?

初積雪

2006年12月19日 | ハリスホーク
わずかですが雪が積もりました。
先週スタットレスに交換しておいて良かった~。
据え回しも、気を付けないと照羽もろともすってんコロリしそうです。



出勤前、車のフロントガラスも完全凍結していました。
暖機運転してもなかなか溶けない・・・。
遅刻しそうになって、慌ててお湯をかけました。

一矢報いた!?

2006年12月18日 | ハリスホーク
週末に自宅近くの河川林へ行きました。
ぽつぽつキジが飛ぶ中を歩いていると、久しぶりにコジュケイが数羽出ました。
照羽を投げ、その後を追おうと歩き出した途端、足元から第二派が。
咄嗟に照羽の様子を見ると、飛び込んだボサから出てきません。
「もしかしてさっきのを掴んだか」と期待して駆け寄ってみれば、
ドーム状のボサに飛び込んで出れなくなってるだけ
ボサをかき分けてグローブを差し伸べてやると、餌も無いのにしがみついてきました。
その後も別段惜しい場面は無かったのですが、終盤で近くの枝に留まったカラスに
向かっていきました。
ひいき目に見ても獲る気は無さそうな追い方でしたが、カアカア鳴きながら逃げる
カラスを見てちょっとスッとしました。この場所では以前、空に渦を巻くような
大群に囲まれたことがあったので。

体重 595g

手乗り虎

2006年12月14日 | 両生・爬虫類


JRS2006にて購入したタイガーサラマンダー。
今では危機意識の大部分を喪失してしまったようで、手を近づけると寄ってくる
どころか、そのまま登ってきます。
これがグールドモニターだったら、私の手は血まみれになってるところですが、
コイツののっぺり顔なら大丈夫。
でも両生類の悲しさ、手にうっすら”残り粘液”の置きみやげを残してくれる
ところがいただけません。

カルチャーショック

2006年12月13日 | ハリスホーク


日曜日の狩りにて、ゴイサギの後でカモに2回あてたのですが、結果は見るも無惨でした。
全くやる気は無いし、居ずまいも戻りも最悪 
見知らぬ景色や環境に気を取られて、狩りどころじゃない!!という感じでした。
普段山の中やたんぼ道ばかりで飛ばしているせいか?
「どこでもやれる」のがハリスホークのウリのはずなのに何という・・・。

正直、周りに気を遣う必要のない野山で飛ばす方が楽だし、自然の中で飛んでいる
姿を見るのも楽しいので、今まではそんな環境でばかりやっていましたが、
このままではあんまりにもマズい。これからは少しずつでも文明に近づいていこう
そんな決意で帰宅したはずなのですが、今朝は1時間の寝坊。
大慌てで準備しても、据え回しすらせずに20分ばかり飛ばすのがせいぜいでした。
街への道のりはかなり遠そうです。

体重 595g
 餌  60g
ハンティングウエイトは580g台としておきます。

ゴイサギCooking

2006年12月11日 | ハリスホーク
昨日のゴイサギ、せっかく照羽が獲ってくれたので料理して食べてみることに。
臭みがあるとの前評判を聞いていたのですが、河童で教わりながら捌いている最中
から既に臭い!!魚の生臭さとは桁違いです。コイツを消すのはエライことだ…。

今朝は照羽の訓練をお休みしたので、その時間を使って下味付け&臭み取りをしました。
醤油+みりん+(ネギが無かったので)多めのおろしショウガ、の中にゴイ肉を。
使うのは胸肉と腿。昨日捌いて皮も取っておいたのですが、まだ臭います。
漬け込んだまま出勤。ハイ、やり過ぎました
臭いは完全に消えていましたが、しょっぱそう・・・。

とりあえず唐揚げにしてみました。

恐る恐る食べてみると、「??レバー?」
食感、肉の断面の色、血の味がすること等、仮にも鳥肉とは思えない味でした。
レバーっぽいだけに、これだけ濃い味付けながらもクセがあります。
私にとっては思ったほどエグイわけでもありませんでしたが、苦手な人もいそうです。

もも肉は骨付きのまま揚げましたが、こちらは胸肉と比べてクセがありません。
鶏のぷよぷよお肉と違い、骨から「ブチブチ!!」と喰いちぎって食べれるのも、
野趣があって高評価です。

結局人生初ゴイサギの総合評価は・・・
物珍しさと、そもそも料理の仕方に失敗したのと、
もし次に獲れたらもっと丁寧に料理して食べてみたいと思えたこと、等を足し引きして
55/100点。