ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

オオトカゲはブラ下がる

2007年08月30日 | 両生・爬虫類
先日のブログにも書きましたが、
グールドモニターのぶら下がり場面を写真に収めました


学習能力はわりと高いトカゲなので
ヒーターが全開になっている冬季であればこんな無謀はしませんが、
スイッチOFFになりっぱなしの期間が続くと…

コロッと忘れるようです

血の海栄養剤

2007年08月29日 | 両生・爬虫類
ジーベンつるん化計画はゆっくり進行中で、ようやっと4割方剥けました。
どうも甲羅の縁が剥けやすいらしく、ふと気付くと取れた甲羅片が
底に転がっていたりします。

購入から3週間が過ぎ、当初に比べてはっきりと大きくなったのが
分かるくらいになりました。
この成長速度が速いのか遅いのかはよくわかりませんが、小赤もパクパク
食べられる大きさになってきたので、ここらでいよいよ成長促進剤を投入。

みんなだいすき「ピンクマウス」

…この写真、これでもかなりきれいな場面を載せました。

丸呑み型のジーベンにはまだちょっと大きかったらしく、くわえた後で
ひっかき&ふりまわし、あっという間に猟奇な空間が発生…。

誰にでも親しみを持たれる顔つきのクセに、本性は筋金入りの肉食動物です。

照羽2周年

2007年08月27日 | ハリスホーク
今日で照羽が我が家にやってきて2周年になりました
元気でこの日を迎えたご褒美に!?


寸止めで回収
代わりに水道味のシャーベットをあげました。

舐めた後で水になるのが分かるのか、カリカリしては嘴をパクパクさせて
余韻?を味わっていました。

おかげさまでお迎えしてからここまで、怪我も病気もせず無事にやって
来れました。今期はゴイサギからワンランク上の獲物が捕れたらいいな~♪。

現在、最後に抜けた尾羽がちょこっと顔を出しつつあります。
来月末頃にこれが伸びきれば、いよいよ平成19年度開始です。



亀は意外と速く動く

2007年08月26日 | 両生・爬虫類
カミツキガメにコアジを20匹以上食べさせたところ、
今朝水槽を見たらもんの凄いありさまになっていました

水替え中に写真をパチリ。
掃除中は60cm水槽に入ってもらっています。


亀は甲長(甲羅の長さ)で大きさを表すのが普通ですが、
cmから想像するのと実際見た印象とではかなり大きさに差があります。
我が家のカミツキはまだ甲長30cmに達していないんですが、
もはや60cm水槽程度のスペースでは方向転換すらできません。
これが全長30cmのトカゲだったら充分飼える広さなんですけれど。


終わって新しい水を注入中。
シャワーを浴びているみたいで気持ちよさそうです

恐怖症

2007年08月25日 | インコ
人間の感情の中で
最も古く、最も強烈なものは恐怖である。
                  H.P.ラヴクラフト

現在、我が町の周辺ではホラー映画の撮影が行われています。
今日はエキストラを何百人も集めての大がかりな撮影らしく、私の周囲でも
何人か参加しています。蚊にくわれないようにして頑張ってください。
個人的には、ホラーの現場で時々起こるという怪奇現象に期待しています


怖いと言えば、「オカメパニック」という言葉があるくらい、見る物全てに
怯えてしまうオカメインコですが、我が家のカイも同様です。
と言っても、周囲で日常的に起こる物事にはすっかり慣れており、
目の前で掃除機をガーガー動かしたり、隣のケージでグールドモニターが
大暴れしていても(お互い見えないようにしていますが)ほとんど動じません。

そんな彼がいつまでたっても怯え続ける物…それが「自分の抜けた羽」
羽繕いの最中、抜けた綿毛がフワフワ漂うのを見てはビックリして細くなり、
さらにそれが自分の頭上にでも来ようものなら、「ピギャァァ」と
オカメパニックを起こして部屋中を飛び回っています。

その後はたいていカーテンにぶつかって墜落し、それを見たグールドが
「ご飯、ご飯」と狂喜するのがいつものパターンです。
この”自分恐怖症”。怪我する前に克服して欲しいんですが。

最近、餌を水入れに入れてふやかして食べるという悪い癖を覚えました。

給餌、時々失敗

2007年08月23日 | 両生・爬虫類
ヘビに給餌する際は、解凍したマウスをピンセットでつまんでケージに置きます。
すると匂いで気付いたヘビがゆっくりやって来て呑み始めるのですが、
今のように暑くてヘビの活性が上がっている時季は、ケージの扉を開ける仕草
を見るなり、機敏にかま首をもたげてピンセットからひったくっていきます。

この際、首をSの字に一旦縮めてから飛び掛かってくるのですが、
その寸前に一瞬の「溜め」があるので「来るッ」と、
ある程度タイミングを図れます。しかし…
相手がヘビですからリーチが読み切れないこともあり、たまに失敗します。
今日もウォーターに給餌する際、勢い余って隙間から飛び出してしまいました。

※クリックすると採餌シーンです

体が外にはみ出たまま巻き付いて固まってしまったので、「もどれもどれ」と
ラッシュ時の駅員のようにえいえい押し込んでなんとかシャット。

餌に巻き付いているヘビはかなり興奮しているので刺激するの嫌なんですが、
一度呑み終わるまで放っておいたところ、途中でズルズル外に這い出てきて
さらに体をケージの置いてある網棚に巻き付けてしまい、もの凄く面倒な事態に
なってしまったことがあります。

その時は、体を巻き付いているのと反対方向にグルグルほどいて
何とか引きはがしましたが、それでも餌は放しませんでした

こちらは無難に給餌成功のCBボール。
クリック後は同上。

次に餌を買う時は、いよいよLLマウスにランクアップです。

日本の夏、オオトカゲの夏

2007年08月21日 | 両生・爬虫類
生後3ヶ月?くらいで故郷の熱帯雨林から来日したグールドモニター。
おそらく当館で最も夏を満喫しています。
こんな感じで充電中に急いで水替え。


帰宅したら、やっぱりこんなんなってました…。

ヤシガラ土を大量に水容器に持ち込んでくれるのは毎度のことなんですが、
最近体力を持て余しているのか、写真右上にチラッと写っているヒーターに
飛び移るようになりました

四肢でヒーターを抱え込むようにしてブラブラしたあげく、「ド~ン!」と
音を立てて落下。
その度に、隣のケージでカイのトサカが「ピョコン」と跳ねてます

普段与えているヒナウズラを切らしてしまったので、今朝は照羽用のヒヨコを
やってみました。
テグーは「黄味」が好物らしいですが、モニターはどうかな…と思って見ている
と、最初から何のためらいもなくガッついていました。
ま、コイツにとっては肉でさえあれば味なんて関係ないようです。

甲羅、剥いてみました

2007年08月20日 | 両生・爬虫類
「ジーベン甲羅ツルン化計画」の第一歩として、
強制甲羅干し&甲羅剥きにチャレンジしました。
ジーベンを水槽からつまみ出すと、生意気に「クワッ」と
大口を開けて威嚇しますが…特に気にせずタッパーへ。
こっちは2日おきくらいにカミツキガメと闘ってるんだよ

下にはキッチンペーパーを敷いて腹側も乾くようにして、
とりあえずは半日陰へ放置。
この時季ですから、うっかりすると甲羅干しどころか干物になりかねませんので
15分ほど経ってからちょっと触ってみると…。

「あれ、もう取れた

本当に軽く指で触っただけで、ポロッと甲板が一枚剥けました。
こんなに簡単に剥けるのか!
剥けた甲板は、とても薄くてペラペラしています。
続いて縁の小さい甲板も取れましたが、その後が続かず
結局この2枚で終わりました。

元々、強制甲羅干しは何度も繰り返しているうちに取れ易くなるものらしいので
今回はこんなところで。
水槽に戻して一日経った今日見てみると、他の甲板も若干色が変わって
取れそうな雰囲気の物があります。

ちなみに、干されている間は体を引っ込めっぱなしで終始ビクビク
していましたが、今朝はいつもと同じ餌クレダンスを踊りまくってました。
どうやらストレスは全く引きずっていないようです。
帰宅後はピンセットから小赤を4匹食べました。
お腹いっぱいになったから、また明日干してみようか

家では素浪鷹

2007年08月18日 | ハリスホーク
おととい昨日の2日間、日本が発狂したんじゃないかと思われるような暑さが
続いていましたが、皆様無事に乗り切れましたか?

我が家もさすがに「クーラー欲しい!」と思わされましたが、
今日はようやく一段落ついたところです。
それでも今夏一番(そうであって欲しい)の暑さも何とか乗り切れてしまうので
クーラー購入計画がいつまで経っても具体化しないんですよね。
だってもう、庭でコオロギとか鳴いてるし…。

そんな人間の事情をよそに、照羽は我が家で一番涼しい特等席を占拠して
悠々と過ごしています。

なんか、着流しで懐手しているように見えませんか?
このポーズ、後は草かキセルをくわえさせたら完璧なのにッ
ウズラを完食し、水浴びも済ませ、さわやか~な風に吹かれている照羽です。

この場所、午前中で直射日光が当たるのは朝8時まで。
さらに程良い風の通り道になっていて、草むしりで汗だくになった我が家の
二本足達もしばしば避難してくるほどです。

「今日もみんな照らしてやるぜ」と、やる気全開になっている太陽を
見上げながら出勤しようとする時、こんな風にのほほんとされていると…
「一日でいいから代わってくれない?」と思います。

そう言えば小学生の頃、真冬の登校途中に家の中で丸くなっている猫を見かける
と同じ事を考えてたっけ…。

君の名は

2007年08月17日 | 両生・爬虫類
今日は「名前」の話をば。

我が家の生きもの達で、種類ではなく「名前」が認知されているのは、
照羽(ハリスホーク)と
カイ(オカメインコ)の2羽だけです。

他の連中(結果的にウロコ系ばっかり…)にもそれなりに
名前が付いているのですが、日常生活の中で全く使われていません…

これは断じて「両生・爬虫類に名前は要らない!」
などど考えているのではなく、単に私のクセみたいなモノです。

物心ついた頃から常に色んな生きものを飼ってきましたが、今思い返しても
名前の記憶があるのは、やっぱりインコとニワトリだけでした…。

例えば家族と生きもの達の話になっても、
ウォーターパイソンなら「黒いヘビ」。
御大は「長い方」。CBボールは「小さい方」。
アフウシとオオヒキはそれぞれ「緑の」「茶色の」…これけっこう酷いな

原因を考えてみると、身内で生きもの好は私1人だけ。
当然、全部の種名が言えるのも私だけだし、
家族や友人も、はなから覚えようとなんてしたことありません。
そこで自然と、種類や個体の名前ではなく、一目で分かる外見の特徴だけを
言うようになったのではないかと。
自己分析するとなんだか寂しくなってきたので、
ここで当館の名のあるモノ共を一斉公開

☆CBボール
「美頭子(みつこ)」。JRSにて、同行した全員が頭部の色があまりに綺麗
なのに感動したため。その”美頭”は今も健在です。
☆カミツキガメ
「駄金(だごん)」。由来は以前のブログを参照のこと。
☆グールドモニター
「百々(もも)」。和名”ヒャクメオオトカゲ”が由来。
☆ジーベンロック
「べんぞう」。3kiさんの命名。”じ~べん”から来てると思われます。

…ほとんど買ってきたその日の「ノリ」で付けたものばかりでした。
私は今後も、彼らを名前で呼ぶことはまず無いと断言できます
皆さんの心の中で呼びかけていただければそれで十分ですから…。

一番長い付き合いになる彼には、その名前すらありません。

「御大」って、このブログに初登場した時、CBと区別する為に言い出した
記号みたいなもんですから(爆)