ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

おあずけ解禁

2007年05月31日 | 両生・爬虫類
約束?どおり、ウォーターパイソンへ脱皮後初給餌
「もう待てないよ~!!」とケージを徘徊中です。


手と餌を間違われないように、2時間以上かけて解凍したLLラットを素早く投入。
今日もやっぱり尻から呑もうとし始めました…。お前は一体いつになったらスマートに頭を探せるんだ?
写真では優美さすら感じる(私だけ?)頭部ですが、これが捕食中は非常識なほど大きく広がります。

ついでに御大もゴハン中。

餌を感知した後、ゆったりシェルターからお出ましになります。
落ち着き払って食べる姿に、小娘とのキャリアの差を感じます

頭蓋皮

2007年05月30日 | 両生・爬虫類
ウォーターパイソンが春になってから3度目の脱皮をしました。

脱いだ直後の皮は湿っているので元の姿に復元可能なんですが、時間が経つと乾いてパリパリになってしまいます。夏の朝に電柱にくっ付いているセミの抜け殻のような質感です。そうなったらちょっとひっぱっただけで破れてしまうので、もはや邪魔なだけ…。燃えるゴミに出します。御大が我が家にやってきた当初は大事にとっておいたんですけどね

でも今回は頭の皮だけ綺麗に分離できました。

眼の皮もバッチリ確認できます。ここが剥けずに残ってしまうと、蛇にとっても飼い主にとってもいや~な時間が待っていますから。

「脱いだら呑むぞ!!」

…餌は明日まで待ってください
今からLLラットを解凍していたんじゃ、日付が変わる前に寝られません。

ゴハン、ください…

2007年05月29日 | 両生・爬虫類
3月に休眠明けして以来、イマイチ低空飛行気味だったCBボールですが、いよいよエンジンがかかってきました。
私の姿や動きに反応して寄ってきます。それでもウォーターほど食欲むき出しでもなく、御大ほど無愛想でもなく、
「ゴハンをくれるのですか?」
「ソレ(指)は食べれるのですか?」とでも言うようにソロリソロリと。

もともと犬顔の蛇だけに、こういうトコロは可愛いもんです。
でも昨日、マウスを2匹食べたばかりなんですが

疑惑の嗅覚

2007年05月28日 | 両生・爬虫類
ヒキガエルなどの例外を除いて、一般的には動く物のみを餌として認識しているはずのカエルですが、どうもアフリカウシガエルはある程度鼻が利くんじゃないか?という疑いをずっと抱いています。
今日もマウスを解凍し始めてすぐに、ケージの中でドスドスと動き始めました。この辺、他のお宅でも同じようなことがあるのか聞いてみたいところです。

※クリック後はゲロッパ

アフリカウシガエルはツボカビ症では死なないらしいですが、かえってウイルスをばらまいてしまうことにもなりかねないですから、一概に良いコトとも言えません

省エネ襲撃

2007年05月27日 | 
いつもほとんど動かないピラニアが唯一頑張る瞬間です。



それでも餌の投入口の真下で待機していて、定位置から動く範囲は最小限にしています。
たま~に失敗することがありますが、その時はなにくわぬ顔で元の位置に戻り、餌が射程圏内に入るのを待っています。
生粋のフィッシュイーターなクセに、他の肉食魚のように突貫して追いかけ回すようなことは滅多にありません。知的な狩りをすると言うべきか、ものぐさなのか…。

水槽が汚いのは、モザイクということでご勘弁下さい

鷹匠小説

2007年05月26日 | Weblog
昨日本屋の時代小説コーナーで「白鷹伝」という本を見つけました。
”鷹”が題名に入っても内容は時代劇なのが普通ですから、何の気無しに手に取ってみたところビンゴ!
「鷹匠が主人公の小説」でした。

舞台は戦国時代。落城寸前の小谷城で、主人公が白い鷹に出会う場面から始まります。小説中に「据え回し」や「羽合せ」とかが頻繁に出てくるのがなんだか不思議な感じでした。

時代劇だけに、ハリスホークが登場する余地はありませんけれど

紙喰いオオトカゲ

2007年05月25日 | 両生・爬虫類

電気代の請求書を見るたび、安堵のため息が出てくる季節になりました。
確実に先月より減っていくのが嬉しい限りです。

グールドのホットスポットを、冬季に使用していた150Wから100Wに変更しました。サーモスタットの温度計で確認しても、このワット数で安全な時期になってきましたので。
さらに給餌量も増加。今までの量にマウスを1匹追加してあげました
それでも毎日の運動量が跳ね上がってきたせいか、私の動きに敏感に反応してきます。特に鼻をかんだ後のティッシュをゴミ箱に入れようとするのを見ると、バスキングの最中だろうが、飛び上がって襲いかかってきます。普段食べてるマウスが白いから勘違いしているんでしょう
ただし、オオトカゲといえども本来の主食は昆虫類でしょうから、コオロギやジャイミル主体に与えるのが自然なようです。
餌コオロギの飼育にもほとんど保温が必要なくなってきましたから、ここらで大量購入してみようかと思っています。
ただ動いているところを見るだけでも飽きないほど格好いい生きものですが、活餌の捕食シーンはまさに恐竜ですから。
でもコオロギって臭いんですよね…それとうるさい…。
主役であるはずの爬虫・両生類よりはるかに管理がめんどくさいって何か損した気分になります

若い芽を摘む鷹

2007年05月21日 | 両生・爬虫類
先日我が家に小さなお客さんがやって来ました。
幼稚園児のA君なんですが、とにかく彼、ウロコ系が!!好きなんだそうで。
部屋に入れてあげると「キャ~キャ~」と大喜び。
で、やはり子供だけにとにかく触りたがります。私も未来のウロコマニアを育てるためにもより強力に刷り込みをしておきたいんですが、ズク生き館メンバーときたら、どいつもコイツもハンドリングには向かないヤツばっかり…。
グールドを指さして、「これ触りた~い!!」って言われても…。
とりあえずCBボールを首に巻いてあげた後、「絶対手を洗うんだよ。」と言い聞かせて、お母さん同伴の下でタイガーサラマンダーをお触り。
注)↓給餌シーンは見せてません

無言でひらすらニギニギしていました。皮膚のべとべとが気にならない人なら、お腹の感触はクセになるんですよ。

最後は照羽の観賞タイム。
私としては、「ヘビより鷹の方が格好いい!」なんて言い出さないかヒヤヒヤしていたんですが、照羽の「ヒャ~~ン」という威嚇の一発で苦手になったようです
人見知りしない照羽としては珍しい怒りっぷりでしたが、子供の予想外の動きが嫌だったのかな?とりあえず当初の目論みどおり、爬虫類>猛禽という図式は刷り込めたようです。
秋になったら猛禽の魅力も見せてあげるけど、今はウロコに染まってね。

NO!カメラ

2007年05月20日 | 両生・爬虫類
我が家のウロコ系は、基本的に週1回の給餌です。
だったら毎日一匹ずつ餌やりしていけば、毎日楽しい給餌タイムを味わえるハズなんですが、なんとなく週末に集中してしまいます。
今週も結局、日曜日の夜にまとめてマウスを解凍することになってしまいました。
そうすると捕食シーンを撮影するチャンスも増えるハズなんですが、一番難しいのがカエルです。舌をベロ~ンと伸ばした瞬間が撮れないかと思っているんですが、とにかく速い!!デジカメの高速連写モード程度では到底追いつけません。
今日もアフリカウシガエルの目の前でマウスをブラブラさせながら撮ってみたんですが…。
撮れたのは呑み込んだ後。「カメラ止めて下さい!!」とでも言いたげです。


さらにスリナムオオヒキガエル。

ピンセットからマウスをひったくった瞬間なんですが、何がなんだか分かりませんよね

動くグネグネ

2007年05月18日 | 両生・爬虫類
帰宅すると、ちょうどアンフューマが脱皮するところでした。
脱ぎ終えてから皮を食べるクライマックスまでを動画に撮ってみましたので↓↓
アンフューマ脱皮動画
改めて見てみたら、なんだか余計なBGMが入っていました
脱皮した皮を残さず丸飲みしてしまうんですから、ある意味自給自足

ついでに脱皮準備中の御大を。

このタッパー、普段はシェルターですが、脱皮前になると中に水を注いで浸からせてます。