ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

オオウナギの餌付け②

2010年04月29日 | 
オオウナギを赤虫依存症から脱出させるべく購入した、養殖ウナギ用の練り餌。
そのまま与えてみても全く食べる様子が無かったので、まずは第1段階。
冷凍赤虫を解凍した時に出る汁で餌を錬ります。

その餌を赤虫と半々くらいに混ぜて与えてみると…食べた!

そこで第2段階では、徐々に赤虫の割合を減らしていきます。
数日かけて赤虫を減らし、いよいよ練り餌のみへ。

念のため昨日は一日餌を抜いておいてから、水道水のみで錬った餌を
ピンセットで与えると…

水面から伸び上がってパクパク。
よ~し人工飼料への餌付けクリア

最終的にはキャットに餌付けたいので、しばらくこの練り餌に慣らしておいてから、
今度は砕いて粉末状にしたキャットを少しづつ混ぜていこうと思います。

ちなみにこの練り餌、グレーターサイレンやタイガーサラマンダーも
パクパク食べてくれます。
オオウナギ用に作りすぎてしまった時の残飯処理も喜んで?引き受けてくれそうです。


衣替え

2010年04月27日 | 両生・爬虫類
寒かったり暖かかったり、毎朝羽織る物に悩む日が続きますが、
ウォーターパイソンはすっかり春モード。
今年に入って3度目の脱皮準備に入っています。

正直脱皮のペースが速すぎるんじゃないかと思いますが、
餌を食べ始めて代謝が上がっているんじゃないかと。

現在は眼の白濁が治まってきたので、あと数日で脱皮すると思います。
脱皮直前のお肌を至近距離からパシャリ。


ツヤツヤ肌になったらまた撮ってみます。

わたし待ちます

2010年04月23日 | 
オオウナギが一回の食餌で冷凍赤虫を3ブロック食べるようになりました。

食欲は非常に旺盛で、私の姿を見ると餌の投入口の下でガラスに寄りかかり、
じ~っと待っています。

待ち時間は腹の減り具合に比例して長くなります

ところでこのオオウナギ、意外と水質の悪化に敏感です。
昨夜までガツガツ食べていたのが、水が悪くなると翌朝には全く食べなくなったり。

それでも水を換えるとその数時間後には盛んに餌をねだるようになります。
肉食底棲魚のクセに(?)こんなにも露骨に食欲が変わるものかとビックリしてます。
水替えのタイミングが分かり易いのはいいんですけどね。

ところで人工飼料への餌付けは手こずってます。
赤虫を解凍する時に出る汁でキャットをふやかして与えてみたりしてるんですが、
効果は全く無し…

次の一手として、以前ナマズに与えてみたことがある養殖ウナギ用のねり餌を
注文してみました。

今度こそ喰ってくれよ~!

半分到達

2010年04月21日 | 両生・爬虫類
グレーターサイレンが、全長50cmに到達しました


最大1mとも言われるサイレンですから、まだ折り返し地点(?)ですが、
ここまで育ってくれてホッとしてます。

比べる対象が無いので成長速度が速いのか遅いのか分かりませんが、
餌は相変わらずガツガツ食べまくってます。

だいたい40cmを超えた頃から体が図太く感じるようになりました。
店で見かけるWCの巨大個体の迫力にはまだまだ遠く及びませんが、
このまま60cm・70cm・・・と順調に育って欲しいです。

ところで、そろそろ90cm水槽に引っ越さないと…

光あれ

2010年04月18日 | 両生・爬虫類
いよいよカミツキガメを冬眠から起こすことにしました。
とは言っても、実際には桜が開花した頃から徐々に活動し始めていましたけど。

冬眠中は、昼夜の温度差が激しくならないように部屋の窓だけでなく雨戸まで
締め切って、ケージのある部屋を完全な暗闇にしてあります。

それを暖かくなり始めた頃からまず雨戸→障子の順で
開けていって、徐々に屋内に光をいれていきます。

そして今日、カーテンも開いて部屋に光を完全解放!
昨年の11月以来になる自然光を浴びて、カミツキガメも眩しそうに活動再開です。


半年ぶりに「おはよう」だけど、まだ眠そう?


冬眠は既に10回ほどの経験がありますが、毎年無事に目覚めてくれるとホッとします。

GWを過ぎる頃には食欲も戻ってくるかな?

御大始動

2010年04月17日 | 両生・爬虫類
自室から見た今朝の風景。

なんじゃこりゃ。

こんな季節感の無い日でしたが、昼過ぎには暑いくらいの日差しになって
しつこい雪は完全消滅していました。

ってことで、今年初めて御大に給餌してみました。
数日前からケージ越しの手に反応するようになっていただけあって、すんなりパクリ。
半年ぶりの餌だったので、これまで26℃に設定していた温度も30℃に上げ、
これで御大も無事冬越し完了です。

満腹したのか?いつもよりだらしなく巻いております。


そして、御大の覚醒と同時に平成22年度方舟計画(食料自給システム)が始動。
「若い二人(匹)」をお迎えしてきました。

正直、色々足し引きしてみると経済的なのかどうか怪しい方舟計画ですが、
とりあえず ”産めよ増えよ…”と期待しています。

一足お先

2010年04月16日 | 両生・爬虫類
ちっとも春が来ないばかりか、今朝はわが町でも雪が降りました。
桜が長持ちするのは(わが町的に)ありがたいのですが、
ウロコ飼育者的には腹立だしいほど遅い春です。

そんな中、一足早く冬眠明けしたタイガーサラマンダー’S。
年末頃から土蔵で冬眠していましたが、先週から屋内温室に移動していました。

写真は冬眠明けからモリモリ餌を食べているトウブタイサラ。


結局今年から冬眠させてしまいましたが、元気そうで何よりです。

残るは大物カミツキガメですが…日曜日には目が覚めるかな?

オオウナギの昼寝

2010年04月14日 | 
あ、死んじゃった…のではなく、コレ、オオウナギの昼寝姿です。


どうしてなのかは分かりませんが、オオウナギの習性として寝る時は腹を上にして
ひっくり返ります。
普通の魚であれば完全に「死体」ですから、最初はビックリです。

特にこうやって水槽の隅っこでひっくり返られると…


思わず「ホントに死んだか」と水槽を覗き込むと、
うるいさいなぁと言うようにのっそり起きあがります。

オオウナギにとっては嫌な安眠妨害ですよね


プラケは進化する

2010年04月13日 | 両生・爬虫類
アフリカウシガエルのケースを新品に交換しました。

新居は「上蓋をしたまま給餌できる!」というのがウリの、側面給餌口付き。

ケースの蓋に平たい開口部が2カ所ついていて、ここからピンセットなどを
差し込めるようになっています。
確かに、積み上げて使用しがちなフラットケースには嬉しい機能

早速マウスを給餌してみますが、開口部が2カ所あるのでカエルが
どこを向いていても餌が届き、思っていたより使いやすいです。


プラケと言えば深い水槽型のものがず~っと主流でしたが、
両生・爬虫類飼育人口の増加にともなってか、最近では使い勝手の良い新型が
次々に登場してきます。

物心ついた頃から生きものを飼い続けてきた私のような人間にとって、
プラケは最もなじみ深い飼育器具ですから、最近の躍進振りは嬉しいですね。

「何だよお前、やれば出来るじゃん」みたいな?