ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

ルアーでダメなら…

2006年11月29日 | ハリスホーク
先週4日連続で狩りに行けたのが良かったのか、今日は諸々の態度が以前より
良くなってきた気がしました。

去年までは渡りの最中に地面近くの低い場所に留まらせると、呼ぶか私が離れる
までそのままそこに居たのですが、今年はしばらくするとソワソワし始めて、手近
の木や高い場所に飛び上がって私を見下ろしています。
これはどういう心境の変化なんだろう?

    

渡りの最後に、初めて口餌のエアーキャッチに成功しました。
親指の第一関節分くらいに切った餌をブラブラさせると飛んできたので、
充分引きつけてから真上に放り投げると、せり上がってキャッチ
しばらくはこの方法でエアーキャッチ訓練をしようかな。

体重 582g
 餌  60g

また失敗

2006年11月26日 | ハリスホーク
時間が無く、自宅付近の山で通常訓練も兼ねて飛ばしました。
舗装道路の上では丸まっていますが、藪に入ると身を乗り出して覗き込みます。
良いことだと思って歩いていると、雄キジが出ました。
いつものダメパターンなんですが、照羽が羽を割るのでとりあえず投げます。
私はその場でつっ立ったまま見物。
ところがこの場所、深い谷間になっていたせいか、キジは谷を飛び越えずに斜面の藪へ。
照羽も一瞬ホバリングしてからダイブ。その途端、藪の中から格闘の音が。
慌てて駆け寄りますが、後数mというところでキジがボテッと道に落ちて来ました。
もがいて体勢を立て直すとそのままサヨナラ…。
もうちょっと早く駆けつけていれば、素手で捕まえられたかもしれないほどでした。
今日は完全に私の猟欲不足です。


体重 577g
 餌  55g

ニアミス 痛恨編

2006年11月25日 | ハリスホーク
早起きして昨日の場所へ出陣。
最初の1時間でキジが4羽出ました。
据えながらボサを叩いている時に、2回は数m先から。残りはずっと遠くから。
全てに羽を割りましたが、投げてもあっという間に引き離されておしまい。
あんまり失敗が続くとやる気を無くしてしまわないかちょっと心配になります。

コジュケイが出ないので、少し場所を変えて再開。
河原にゲートボール場があったので、そこの駐車場から出発します。
木に上げて付いてこさせようとすると、ゲートボール場をガン見しています。
嫌な予感…そして的中。
転がるボールに飛びついてしまいました。
ゲームを中断してビックリしているお年寄りの皆さんに謝って離れかけると、
また突っ込む…。もう止めてくれ

この場所は藪が深く、しかも大自然が恐るべき罠を張って待ちかまえています。


時々キジが飛び出しますが、遙か遠くから立った物にまで飛んでいくので、
投げてもすぐ木に上がってしまいます。どこまで本気なのやら。
30分ほど歩いていると、1羽雄が出ました。そいつが飛び込んだ藪に近づいて
から木に上げて藪を叩いていると、後ろから鈴の音が。
私を追い越すんだろうと振り向くと、斜め後ろの藪に急降下
姿が消えた直後、藪が揺れてもの凄い羽音がします。でも何も出てこない。
掴んでる~!!
思わず「がんばれ!!」と叫んで突進しますが、後2mほどで雄が飛び立ちました。
もうなんて言うか…ひたすら呆然…。
数分かけて徐々に興奮と落胆が押し寄せてくる感じです。
その後、逃げたキジが下りたススキ原で木に上げると、上空でホバリング開始。
一旦中止して木に留まりますが、すぐに再ホバリングして急降下。
今度こそ!!と走り寄ると、水たまりで突っ立っている照羽の足元にキジの羽が。
ススキの中に細い水路で道が出来ていて、キジはそこを走って逃げたようです。
メイがトトロに会いに行く小径をもの凄く下品にしたような感じ?
そして照羽も、その中をトコトコ走って追いかけていってしまいました。
私は腕しか入らないのに。「お~い戻ってこ~い
幸いすぐ諦めたようで、餌格子を鳴らすと歩いて帰ってきました。
ここでようやく我に返ると、右手はイバラで傷だらけ。靴にも水が入ってグショグショ。
散々な姿になり果てていました

後一歩だったのに、という悔しさが捨てきれず、その後1時間ほど歩いてキジを
追わせますが、あんな場面にはもう出くわさず終了。
でもこれでキジへのやる気は持続してくれたかな?
さすがに照羽も疲れたようで、帰宅後はたっぷり水浴びしていました。

今日の猟果(涙)


体重 573g
 餌  50g

コジュケイ初見

2006年11月24日 | ハリスホーク
我が家から車で10分程度の河川敷へ行きました。
サイクリングロードを据え回してから、林の中へ入って渡りを開始。

ゴイサギを期待して水際を叩いていると、見当外れの場所からキジが出ました。
木の上にいた照羽は即座に追いかけます。キジには行くんだけどなぁ。

いかにもキジが出そうなボサが多いので、グローブに戻して歩きます。
前方に水路があったので、照羽を木に上げて飛び越えた途端、目の前からまたキジ。
枝の上で正反対を向いていた照羽が振り返って追いかけますが、時既に遅し…。
さらに止まった枝からもう一度突っ込みます。地面に下りたようなので、
「もしや」と駆け寄りますが、ただ立ってました…。

なんとなく期待を感じて棒でボサを叩きながら歩いていると、突然羽音がして
ウズラ大の鳥が5~6羽飛び出しました。「コジュケイだ
初めて見ました。こんなに寒いところにもいるんだ~。
…照羽はずっと後ろの木の上にいました。

がぜんやる気を出してボサを叩いていると、またコジュケイ。
照羽が突っ込みますが、倒木の周りにできたボサに飛び込まれました。
叩きまくり、倒木の上に登ってジャンプまでしてみますが、ロスト。

いい加減疲れたので帰り始めると、ふいに照羽が私を追い越してボサの上に乗りました。
「あれ、呼んでないのになぜ下りる?」
照羽は私と目を合わせず、足元をのぞき込んでいます。まさか下にいるのか
全力で叩くと、出た!コジュケイ!!
低空で飛ぶコジュケイを照羽が追いますが、50m程で藪に潜られました。
未練がましく上空をくるりと旋回しますが、見失った模様。
それでも照羽の見つけた獲物を私が出して追わせたのは初めてですので、
ちょっと嬉しかったです。

昨日水嫌い疑惑が浮上したので、最後にウズラを浅い川に放ってみます。
遠くから一直線に飛んできて、なんの躊躇もせずに飛び込みました。
なんだよそれ

自宅近くで思いがけず何度も獲物に遭遇できました。
ここは巨大な川の一画に過ぎないので、今後猟場のバリエーションが増えました

クリック後は同じポーズのゾンビバージョンです。
     

体重 570g

水対策漏れ

2006年11月23日 | ハリスホーク
心配だった雨も降らず、ドン基地ご夫婦を勢子に雇って実猟へ出発
体重は結局昨日とほぼ同じでした。

狩り場に到着してゴイサギ優先で探し始めますが、いるのはカモばかり。
一応狙ってはみますが、反応はさっぱりです。
半矢っぽいカルガモにも全然やる気無し。

何とか見つけたバンも、岸の藪に潜ってしまいました。
ドン基地ご夫婦に追い出してもらいますが、一瞬出たと思ったら再度藪へ。
照羽を電柱に上げますが、結局空振り。
さらに次の場所では、カモを飛び立たせようと石を投げ込みますが、飛んで逃げるどころか、
「わ~い餌だ」と、カモたちが逆にドンドン集まってくる始末。

照羽も「ンフー」と鳴くだけで、足元のカモの群れをボケッと眺めています。なんなんだこの絵
とにかくカモたちに緊張感が全く無く、飛び立たせるのに一苦労な有様です。

やっぱりダメっぽいね~という空気を発散させつつ、最後に一番幅の狭い川へ。
一方の岸は車が通らないので、照羽を据え回しながら狙うことにします。

カモはウヨウヨしており、照羽もようやく藪に注目しはじめますが、やっぱり羽は割りません。
ここでご夫婦に先行してもらいながらしばらく歩いていた時突然、
足元からキジバトが飛び立ちました。その瞬間、照羽が待望のスタート
旋回して逃げるキジバトをマジ追いします。
当然すぐに引き離されましたが、ようやく見れた照羽の「本気」にご夫婦大興奮
情けない思いをしていた私もホッと一息鳩には何度も丸嘴していたからでしょうか。
つづいて雌のマガモ2羽に遭遇。これがどうも半矢らしく、何度プレッシャーをかけようが
石を投げ込もうが、バシャバシャするだけで全く飛び立ちません。
最初は見ていただけの照羽でしたが、徐々に脚に力が入っていき、ついにスタートしました。
カモの真上に達し、そのまま急降下!しかけたのに、「やっぱ止めた~」とUターンして木へ…。
思わず崩れ落ちました
木の上から再度飛び立ちますが、やはり真上まで行ったところで逸れてしまいました。
ここでどうやら、原因は水が嫌なのではないかと。あれ、今頃!?
その後もカモは次々に出ます。棒立ちも3~4回。
照羽はカルガモとコガモに2回羽を割りましたが、結局追い切らず。
ここでお昼近くになったので終了しました。
この場所でキジバトを含めて5回、一応獲物に向かうことはしましたが、
本気だったのはいつも見慣れたハトくらいでした。
カモの密度は濃いし、かなり近づくまで逃げもしない良い場所だったのに…。
しかし一回飛ばす毎にカラスが威嚇しにやって来ました。
まあ、初めての場所だし、これはしょうがないか。

今後は出来るだけ水場のそばで丸嘴を行うようにします。
あと、ゴイサギは結局1羽も見かけませんでした。
むしろいるだけで獲れもしないカモに食傷気味です。
ドン基地夫妻には風も強い中、一生懸命勢子を勤めていただいて、ありがとうございました。
また今後!?もよろしくです

体重 574g

行き当たりばったり

2006年11月22日 | ハリスホーク
昨日の丸嘴は控えめにしておいたので、体重はほぼ変わりません。
ところで照羽のハンティングウエイトってどのくらいなんだ?
去年は550gまで下げて出猟したところ、輸送箱の中でもグローブ上でも叫き
散らしているだけでどうしようもなかったので。

明日の目標体重は570台前半ですが、最悪今日より増えなければ…。
って、このウエイトも完全にカンで決めてるだけですが

    

明日はギリギリで午前中は天気がもちそうです。

体重 576g
 餌  42g

藪の中

2006年11月21日 | ハリスホーク
餌格子が無い…。だけど今日は丸嘴もしたい…。
口餌だと餌格子よりも反応が鈍いし、丸ごとウズラだとうっかり食べさせ過ぎになりそう。
そんな素人丸出しの不安感から、今日は据え回しの後、自宅の敷地内で飛ばしました。
今年は(訓練中に限って)鳴かない子になったと思っていたのですが、やはり
普段いつも居る場所だと地が出るのか、渡り開始直後はやたら鳴きました。

ジャンプアップも20回ほどこなした後、輸送箱に入れて誰にも見られない場所へ。
まずは鳩を藪の中に隠してから、照羽を据えて近づきます。
じっと立っていても、丸くならずにキョロキョロと藪の中を覗いていますが…。
果たしてコレは索敵中なのか?それとも見知らぬ場所で緊張してるだけか?
何とも判断がつかないまま、そして放した場所からピクリとも動かない鳩に照羽も
全く気付かないまま、5分以上経過。
かる~くイラッとし始めた頃、鳩が身じろぎしました。
その途端、グローブを握っていた脚にギュッと力が入り、前傾姿勢になります。
一拍おいてから飛び掛かりました。
鳩も飛び立ちますが、ハンデを付けていたので数mで追いつきエアーキャッチ。
(↑↑地上数十cmの高さでしたが


体重 577g
夜にはNEW餌格子が届きました。

やっちゃった…

2006年11月20日 | ハリスホーク
ちょうど訓練を始める時間に雨が上がりました。
私は雨男ですが、照羽の訓練に限ってはツイてるようです
今日は森の中で放した後、わざと茂みや木で姿の見えない場所から呼びましたが、
藪を大回りで飛び越えてやって来ました。
羽をバシバシぶつけながら強引に突き抜けてくることが無くて一安心です。

いつもと同じ訓練のはずでしたが、渡りをしながらの帰宅途中にハプニング。
照羽がグローブに留まった途端、うっかり手を滑らして餌格子を落っことしてしまいました。
しかも運悪く下がアスファルト。パッキ~ンと音を立てて…割れた…
あ~あ、高い物なのに。明日の訓練どうしよ
凹んでいる飼い主を尻目に、照羽は割れた餌格子に飛びつき、餌をパクパク。
破片を拾おうとすると、生意気に羽襖して抵抗します。…ちょっとむかつく
毎日必ず使う物なのですぐに注文しましたが、明日の朝には間に合わないし、
ジャンプアップだけにしとこうかな。

今日はまともな写真が撮れなかったので、土曜日のシーンを。
水浴びしながら餌鳴きすんなよ。
     

天気が悪そうですが、一応木曜日に出猟予定です。
それまでにもっと体重を下げないといけませんが、活餌にも当てておきたい…。
丸嘴は食べた餌の量が把握しきれないので、減量中は難しいです。

体重 585g
 餌  40g

へるめすの鳥

2006年11月19日 | ハリスホーク
猟期突入後初の週末となりましたが、休日出勤なのでお手軽に近場へ出猟。
今まで何度か鴨に遭遇している水路を据え回しますが、姿無し…。
銃猟禁止区域じゃないからかな?
そもそも今日の目的は鴨なんて高級食材ではなく、庶民の味?ゴイサギ
水路脇の草むらをガン見しますが、索敵不可。照羽もよそ見しっぱなしです。
それでも30分ほど経つと、草が揺れるたび、首をカクカクして集中し始めました。
やる気が感じられたので、背丈ほどの藪に突入し、拘束制御解放
見敵必殺の覚悟で独りボサ押し。さあ来い、ゴイサギ
だけど出てくるのはカラスとトンビのみ。
木の上で藪を見下ろしている照羽は自分が狙われていることには全く気付かず、
カラスが脇を急降下で通り過ぎてから初めて、「うわ」となってます
この調子だとトンビ相手では危険と判断し、すごすご退散しました。

残り少ない時間の中、自宅周辺の山で再度チャレンジ。
途中倒木の上から何かをロックオン。もちろん何も無し…。
でも帰宅して確認すると面白い瞬間が撮れてましたので、写真を”クリック”
     
ここは年間を通じてキジの姿をよく見かけます。
拾った棒でボサをバシバシ叩いていると、ついに「ガサガサ!!」と物音が。
来たかとテンションが急上昇しますが、まず目に入ったのが大きなしっぽ。
続いて茶色い胴体が。なんとキツネでした日が昇ったらさっさと山奥に帰れよ 
幸い?照羽はそっぽむいていました。
熊やら鹿やらイノシシやら…我が家の周りはそんなのばっかりです。
結局一度も獲物に投げること無く終了。
週末はもっと体重を落として、ちゃんとした猟場に行ってきます。

体重 588g
 餌  45g

ギブミー地図

2006年11月16日 | ハリスホーク
   

先日合同庁舎へ行ってハンターマップを貰ってきました。
やっぱり狩猟免許を持っている人用以外は余分が無いとのことで、カラーコピーでしたが。
我が県は狩猟禁止区域の地図が電子化されて県庁HPで公開されていますので、
「これならハンターマップいらないじゃん」と思っていたのですが、
念のため電話したら「データが古いので地図を見てね」とのこと。
意味無いじゃん

え~、今日も普通に飛ばしていました。
狩りをしている方やお店のサイトでは勇姿が拝めますね

体重 591g