ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

バトンタッチ

2005年12月31日 | Weblog
 鳥類の皆さん、一年間のお役目ご苦労様でした。
 
          

 正月なんで、照羽も高めの体重でゆったり過ごすことにします。
 来年は、少しは鷹らしいところを見せて欲しいものです。

 寒い年越しになりましたが、どうぞ皆様良いお年を 

 
 

ならんで影法師

2005年12月30日 | ハリスホーク
          

 肉色が低いと、投げてもすぐ地面に降りてしまう照羽ですが、今の肉色ではさすがにちゃんと飛びます。
 写真はわざと足下に下ろして撮りました。

 今日は犬に遭遇した時のみ、グローブをスルーしましたが、他は総じて反応良好。
 しかし、雀がたくさん群れているススキ原の上に投げても、何の反応もしませんでした。
 平和な鷹です。

 体重655g
 餌  50g

 午後、帰省した弟にフライト披露。
 グローブと餌格子を渡してやらせてみると、抵抗無く飛んできました。

 「スゲェー!!」と感嘆して、餌格子を閉め忘れている間に、照羽はパクパク…。
 明日はどうなってるか…。

            

間一髪

2005年12月29日 | Weblog
 年の瀬も押し迫った今日、田舎の我が家にもやって来ました”悪質リフォーム業者”
 
 「国土交通省からの依頼を受けて、水道管の錆落としを格安で…」誰が聞いても胡散臭いせりふでしたが、あいにくその時我が家にいたのは祖母一人。
 間の悪いことに、今日は偶然給湯器の修理が来る予定だったので、それと勘違いして家に入れてしまいました。

 幸い、通りかかった近所の人から連絡を受け、母が急いでやって来て事なきを得ました。
 「けっこうです!!」と断ると、「あ、そうですか。断るんですか。」と言い捨てて、玄関の戸を叩きつけるようにして閉めていったとのこと。
 犬にでも咬まれればいいのに。


 今朝の照羽の体重は670g
 リミットオーバー気味です。

 鍬を持ったおじさんを見て脱走し、しばらく電柱から降りてきませんでした。
 ダイエット決定。
 

誰がために鷹は鳴く

2005年12月27日 | ハリスホーク
 今朝の照羽はさらに静かでした。
 渡りをしても、普段ならピャ~ピャ~ひっきりなしに鳴きながら飛んで来るのですが、今朝は無言・無表情です。反応はむしろ昨日より上がっているのですが。
 グローブへの着地も、フワッと留まるようになった気がします。

 最早鳴くのが当たり前になっていたので、今朝のようにだんまりを決め込まれると、「なんか機嫌悪いのか?」と思ってしまいます。
 体重が上がって余裕が出てきたのか、活餌を与えた事による改善なのかは、まだまだ判断できませんが。

 体重646g
 餌 35g+α

          

 写真は2回目登場、オカメインコのカイ君。
 ふと気が付いたら、職場の人から借りた本を囓ろうとしてました。
 
 他にも雑誌や漫画があるのに、何でよりにもよってソレを!!
 
          

明日はどうなる?

2005年12月26日 | ハリスホーク
 物心ついて以来、生き物を一匹も飼っていなかった日は無いと言ってよい私ですが、その飼育人生の中でも、照羽は最も受けの良い生き物です。
 家族や近所の人たちからは、毎日のように「かわいい」だの「かしこい」だの「きれい」だの言われていますし、人に危害を加えたことも皆無です。
 そんな一見100点満点の照羽ですが、唯一最大の欠点が「餌鳴き」です。私も折に触れてはご近所の人たちに、「うるさくないですか?」と聞いているのですが、今のところは「ピイピイ鳴いて可愛いじゃない。」「そ~言われればどっかで鳴いてる気もするねえ。」等、実にありがたいお返事を頂いています。
 そうは言っても、私としては今の半分でも良いから軽減して欲しいところです。
 それが今朝は、実に静かでいてくれました。据え回しに出てから5分もしないうちから黙り、その後は声をかけたり目線をあわせてもほぼ無言。まあ今のウェイトがかなり高いせいもあるんでしょうが。その証拠に、渡りの途中からやや反応が鈍りました。いつもなら口餌で来ないときでも、餌格子を見せれば即座にすっ飛んで来たのですが、今日は少々ムラがありました。反応が鈍ったのは、昨日ウズラを捕った場所からだったのですが、何か関係あるんだろうか?
 最後は、畑の栗の木に留まらせてから狩りの訓練。ホイッスルを吹くと、それまで静かだったのがピャーピャー鳴き出しました。ホイッスルへの条件付けはできているようです。そのままウズラを取り出して地面に放ると即座にスタート。飛んで逃げるウズラをケツピタで20m程追いかけ、地面に降りるのとほぼ同時にキャッチ。ひいき目に見ても、エアキャッチにはギリギリなりませんでしたが、追いは良くなっています。
 写真は、買って以来一度も使ってない照羽湯たんぽ。

          

         
 体重650g
 餌 35g+活

 明日、体重がさらに上がっているようだと、ちょっと飛ばすの怖いです。


          

朝日よ昇れ、早く。

2005年12月25日 | ハリスホーク
 照羽は時間に非常に厳しい鷹です。休みの日だからといって、訓練の時間を2時間でも遅らせようものならば、いきなり餌鳴きが激化し、居住まいも非常に悪くなってしまいます。で、今日も早朝から訓練。
そして今朝の最低気温-10℃。つらい…。ひたすら寒いです。右手はポケットに突っ込んでいればまだいいんですが、照羽を据えている左手はあっというまにジンジンと痛み出します。当の照羽は前回の寒波で免疫が出来たのか、脚を腹に入れることもなく、寝ぼけたような顔をしています。
 1時間以上据え回しと渡りを行った後、ウズラで訓練。段々になっている田んぼで、下の段に向かってウズラを投げたのですが、私の思惑とは反対に、ウズラはUターンして藪の中に潜ってしまいました。照羽も猛然と後を追い、藪の中へ。そしてピタリと動きが止まります。
 「おっ、もう掴んだか?」と近づいてみると、
 「あれ、捕ってないじゃん。」
 しかし照羽は藪のさらに奥へと潜り込もうとします。その先を見るとチラッと陰が。
 「ヤバイ。逃げられる!!」
 雪の積もった藪の上を、よつん這いになってバンバンあちこち叩いていると、私の目の前からウズラが飛び立ち、開けた田んぼの上へ。
 照羽は私の動きに注目していたらしく、二拍ほど遅れてから追いかけ出しました。何度かかわされつつもようやくゲット。
 かなりドタバタになってしまいましたが、結果的には、「飼い主が獲物を追いだし、鷹が捕らえる」という実際の鷹狩りに近い訓練になったんではないでしょうか。
 そういう事にしておこう。

          

          

はじめの一歩

2005年12月24日 | ハリスホーク
 我が家の坊ちゃん鷹に一人前になってもらう為にも、いよいよ狩りを覚えてもらわなければなりません。
 今朝は雪がわずかに積もってはいるものの、天気も良く無風状態。据え回し+渡りを行った後、畑へ。
 照羽を左手に据えたまま、腰に下げた入れ物からウズラを取り出して見せてみます。餌鳴きはしないものの、ウズラを見て激しく羽をバタつかせます。うん、やる気はあるみたい。
 ウズラを放ると同時に照羽を解放。地面のウズラにまっしぐらに襲いかかりますが、あっさりかわされます。ウズラは飛んで逃走。照羽はというと…見てるだけ!?「オイオイ!!」と思わずツッコみを入れたところで、ようやく飛び立って追撃を始めました。
 10m程飛んで、ウズラが地面に降りたところへ再アタックするも、また逃げられます。しかしその直後、ウズラが飛び立とうとする寸前を捕らえました。
 だいぶ翻弄されてましたが、こればっかりは自分で覚えてもらわなければいけません。
 ある程度食べさせた後、ルアーで据え上げ。据え上げは私も初めてだったのですが、なんとか照羽のご機嫌を損ねないようやれたつもりです。

         

 体重(給餌後)710g
 餌 30g+活ウズラ

発見

2005年12月23日 | ハリスホーク
 今日はいつもの訓練の後、久しぶりにルアーを振りました。40m程離れた木に上げてから、ホイッスルを吹きながらルアーを振るとスタート。近づいてきたところで空中に放り投げたのですが…。ルアーには行かず、肩に止まってしまいました。そこから、「よっこらせ」という感じで地面のルアーを掴む…。ダメダメです。

          

 午後、友人夫妻と熱帯魚ショップ巡りをしたのですが、途中で鴨がたくさん付いている水路を発見!幅2m程度でほんの道端なのですが、行き交う車を気にもせず、鴨がうようよ。
 今年獲物にありつく為にも、いよいよ照羽にも狩りを覚えてもらわなければいけません。

 体重660g
 餌  55g

積もってた

2005年12月22日 | ハリスホーク
 朝カーテンを開けると、「あ~積もってる!」
 寝る前は雪の気配は無かったのに。一面真っ白になってました。今日は全国的に冬将軍が大暴れしてたようです。
 それにしても、毎年の事ながら大都市の雪への脆弱さ!雪国県在住の身としては腹立たしくなってくる程です。明日は名古屋へ行く予定だったのにあえなく中止…。
 初夏に生まれて、売れ残ってボーっとしているうちに、さむさむ県に連れてこられてしまった哀れなハリスホークは、今朝も嫌々フリーフライト。
 雪の上に着地しては、「ひ~冷たっ!!」と脚を上げています。

 体重650g
 餌  56g

クリ・プレ☆

2005年12月21日 | ハリスホーク
 昨日と比べれば、今朝はいくらか寒さもマシでした。ようやく普段通りの訓練再開。据え回しの後に自宅の周りで飛ばしていると、通学途中の小学生達が立ち止まってじーっと見ています。近所で噂の的になってるんだろうなぁ。

 寒がりの照羽に、一足早いクリスマスプレゼント。「湯たんぽ」です。
 訓練の後、乗せてやると気に入った様子??

          

 しかし、怖いのは低温やけど。通常の湯たんぽと違い、湯を入れる缶と表面の間にプラスチックのカバーがあり、数センチの隙間が出来ているのですが、ほっとけば一晩中でも乗っかっていそうですから。なにか対策を考えてからでなければ置いておけません。昔、ニシキヘビを低温やけどにしてしまい、腹部の8割程に水ぶくれを作ってしまった苦い経験があるので。
 ちなみにそのニシキヘビは、13年経った今も元気ですが。

 体重640g
 餌  60g

 体重が落ちるペースが速いのでごはん増量。