ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

蝦蟇ノスタルジー

2006年07月31日 | 両生・爬虫類
 ビバリウムガイド最新号はカエル特集でした
 キャラの立ってるカエルの中でも、ヒキガエルの類は飛び抜けて妖怪じみていますかね。小学生の頃、かの椋鳩十大先生の小説中に、床下から人間の生き血を啜るヒキガエルの話が登場して大興奮した覚えがあります。それでもやはり、「尾」が無いだけで相当擬人化し易い動物ではないでしょうか。時々やけに人間くさい仕草をします。

       

 この写真も、ランニングシャツを着せてビール持たせて、水入れをちゃぶ台と交換すれば、ハイ、昭和のオヤジの出来上がり

ラストスパート!?

2006年07月30日 | ハリスホーク
 4日前から毎日、初列風切り→尾羽→初列風切り→尾羽の順で抜けています。残る尾羽は2枚になりました。
 食欲もアップしているようで、今朝は照羽から見える場所でウズラをかっ捌いていたら飛んでこようとしました。
 丸ごと1羽をグローブで完食
       
 食後はブロックの上が気に入ったようで、リードをいっぱいに伸ばしながらも降りようとしませんでした。

あなたは書きますか?

2006年07月29日 | Weblog
 初めて映画の前売り券なるものを買ったらついてきました。

       

 今日ようやく見に行きましたが、面白かった~
 11月の後編にも期待大DEATH。

 映画の余韻を楽しみながら、アフリカウシガエルを挑発

       
       

いいもの見れました

2006年07月28日 | 両生・爬虫類
やたら活発に動いているなと思ったら、アンフューマが脱皮していました

ヘビと同じく、鼻先から靴下をひっくり返すように脱いでいきます
       

尾の先端近くまで脱いだらくわえて…
       

やっぱり食べた
ブンブン振り回しながら呑み込んでいきます。
       

抜け殻を食べて証拠隠滅するのが両生類の手口ですね。
       

あっという間に完食しました。
       

 両生類なんだから脱皮するのはおかしな事ではないですが、目の前で初めての生態を見られる面白さは、何年どんな生き物を飼っていても新鮮で興奮します。
 次もタイミング良く見られるかな?どのくらいの頻度で脱皮するのかな?

アンきゅうマ

2006年07月27日 | 両生・爬虫類
 朝アンフューマが、”水底で死んで、腐敗したガスが体内に溜まって水面に浮かび上がろうとしている”状態になっていました。

       

 もちろんただ寝てるだけだったんですが、こういうのは飼い主の心臓に多大な負担をかけるので止めてもらいたい
 ただ今、ひかりキャットを150個食べています。人工飼料オンリーなのもアレなんで、今度近所の水路でドジョウ掬いでもやろうかな。

 トヤの終わりが見えない照羽に比べ、エンジン全開の爬虫・両生類の世話が楽しくてしょうがない季節です。ブログもウロコ物の内容が多くなってきますがご容赦ください
 

お盆過ぎたら秋

2006年07月26日 | ハリスホーク
 何日かぶりに朝から快晴になりました。
 食後の照羽も、日の当たる場所に出てきて日光浴をしています。羽を全開にして地面に寝っ転がるのが照羽の日光浴スタイルですが、ただボーっと突っ立っている事もあります。
 最近は次列風切り羽がよく抜けます。尾羽は未だ4枚も残ってますが。

       

 夕方にヒグラシが鳴き始めました。この声を聞くと、自然と頭の中に”少年時代”が流れ始めます。昼間のアブラゼミたちはまだこれからという所ですが、我が街ではお盆を過ぎたらコオロギが鳴き始めてしまいます。
 今年の蝉たちはハズレ年ですね。気の毒に…。

君を忘れない

2006年07月24日 | 両生・爬虫類
 今朝、我が戦友が旅立ちました。私の身代わりとなって、カミツキガメの攻撃を一身に受け続けた末の最後でした。

       

 甲羅に付いたコケを水替えの度に落とす、と云う事は以前にブログに書きましたが、当然一筋縄ではいきません。4~5月の、冬眠ボケしている頃ならまだ楽なんですが、夏の盛りになると猛烈な勢いで抵抗&反撃をしてきます。水中では逃げ回るのが、陸揚げすると態度豹変
 亀の動きが鈍いのは甲羅が重いのが大きな理由なのですが、そんなハンデを物ともしない強靱な筋肉と四肢の持ち主です。しかも下半身には”第二の脳”があるらしく、陸上でも敏捷性が衰えません。
 そんな猛亀のお掃除を安全に行うため、考えたのが「二刀流」クリーニング。写真の柄付きタワシを、まずカメの鼻先に突き出します。当然パッコーンと食らい付いてくるのですが、一度噛みついたらなかなか放さない性質を利用して、その隙に片手のタワシで甲羅をゴシゴシ。
 「しまった!裏をかかれた!!」と気付いたカメが、振り返りざまにパッコーンと来るタイミングは、長年の付き合いですから分かります。そしたら無理せず中断し、再度柄付きを噛みつかせてからゴシゴシ…。
 はい、結構神経使います ゴシゴシも、強すぎると甲羅に傷を付けてしまうので加減が必要です。毎年ヤツのスピード&パワーも増してきていますから、タワシの消耗も激しくなります。私の手の代わりに毎回傷ついていく姿に合掌…。
 さ、明日は忘れずに新しいのを買ってこなきゃ♪

悪の真髄

2006年07月23日 | 両生・爬虫類
 今日は朝から生き物達の世話に追われました。
 グールドモニターのケージに新しいヤシガラ土を入れて、カエルの床材を交換して、ヘビの糞を取って…。諸々済ませた最後、アンフューマの水替えを始めました。
 どの飼育書を読んでも、「見かけによらず凶暴」「混泳は無理」「取り扱いには注意」等々、テンションの上がる事ばかり書かれている生き物ですが、ただ飼っている分には全くそんな様子はありません。

       

 普段はぼけーっと転がっているか、短い四肢をけなげに動かしてノロノロ水底を這い回っているだけだし。食欲は底なしですが、食べ方はパクリ・ゴクンと平和なものです。噂では、水替え時に悪の本性を表すとのこと。水槽の電源を切り、ポンプを突っ込んで水の吸い出しを始めます。
 この”のぽぽん”似の両生類がどう豹変するのか、ちょっとドキドキしながら見ていると…
「なんやねん。」「お前誰やねん。」まるでヤ○ザがメンチきるように、ポンプに鼻先を近づけてきました。これだけなら可愛いものだと思っていたら突然、「グワッ!!」と大口を開けて噛みついてきました。写真ではちょこっとですが、全開にすると胴体と同じくらいに口が開くんです
 さらにそこから2度、3度、噛みつきを繰り返します。ポンプを動かしても、ピッタリと付いてきてガブリガブリ…確かに気が荒い、そして執念深い。さらに言うとちょっとウザイ
 「いい加減にせい!!」と軽くドつくと、一旦は離れますが、すぐに近づいてきて「なんやねん。」「お前誰やねん。」…ガブリ。の繰り返し。
 ザリガニが大好物なくらいですから、顎の力はけっこう強いでしょう。これは確かに、素手を入れたら確実にヤラれます。今まで色んな生き物を飼ってきましたが、水中生物にとって天変地異にも等しい水替え作業中に攻撃してくる動物は初めてです。ピラニアやカミツキガメですら逃げ回るだけですから。
 とは言っても、元々スキンシップを楽しむ生き物ではないですし、私にとっては「凶暴」は魅力の一つですので、満足満足

布団が干せる!!

2006年07月22日 | ハリスホーク
 久しぶりの晴天になりました。
 午後には最後の避難勧告も解除になり、ようやく平穏が戻ってきました。
 照羽も、朝から地べたに寝転がって日光浴です

       

 ソーラーパワーを吸収した後は、お気に入りの木切れを拾ってガジガジ…。
 照羽は、(おそらく)生まれてから一度も嘴を切っていません。伸びるペースも個体差があると思いますが、そろそろ切りどきかな?
 訓練に入る時期も考えて、来月の今頃くらいに鈴付けやらの為にお店に行こうと考えていますので、出来ればその時に嘴カットも済ませたい…。
 堅い物を囓って、少しでも伸びるペースを遅らせて欲しいなぁなどと思っています。

大蛇橋

2006年07月21日 | Weblog
 水曜日から我が街を大混乱に陥れていた、未曾有の大雨がようやく収まりました。数千人の人々が避難し、その避難先も次々に満員になる有様。
 体験したことのある人には怒られてしまいそうですが、体育館や公民館に毛布を敷いて夜を明かすあの光景、テレビの中だけだと思っていました。
 幸い、街を二つに分けて流れる一級河川はすんでの所で決壊を免れましたが、一つの橋が崩壊し、まるで大蛇がのたうっているような状態になっていました。
 雨が小降りになった今日の日中は、洪水こそ心配なくなりましたが、入れ替わりに土砂崩れの恐れが。まだ避難指示の出ている地域もありますが、私は今夜のところはようやく一晩中自分の布団で寝られそうです。
 明日は生き物達の世話やら家の事やらに追われそうですが、とりあえず…寝ます…。