ズク無し生きもの館

飼育中の生きものたちの日常ブログです。
春・夏は両生爬虫類
秋・冬はハリスホークが中心になります。

JRS2007~黒の章~

2007年08月04日 | 両生・爬虫類
行って参りました「ジャパンレプタイルズショー2007」
朝の5時にドン基地3kiさんご夫婦と合流して出発。
道中は当館の常連様、GOMIさんのおかげでたいへん愉快に過ごしつつ、
静岡へは9時に到着しました。そしてツインメッセ静岡近くのデニーズで朝飯。
この辺はもう慣れたものです

20分前くらいに会場へ着くと、既に前売り券組と当日券組でそれぞれ列が
出来ていました。並び具合は…2年前と比べると少々少なめでしょうか。

開場と同時に突入!! この光景も見慣れてきました。


今年の目標は「ジーベンロックナガクビガメ」と決まっているので、
まずはジーベンチェックをしながら会場を一周します。
一通り見回っての収穫は、小ジーベン10匹程度。
フルアダルトジーベンそこそこ。
中ジーベン2匹。
フルアダルトは論外として、小にするか中にするかで散々悩むことに…。
小は育てる楽しみがありますが、
中は人工飼料に餌付いているらしいし、甲羅も綺麗にツルンとしています。
ここは中かな~と半ば決めかけたところで何の気なしに、
「他にジーベンありますか?」と店員さんに尋ねてみました。
そして、これが今年の魔物を呼び覚ますことに…。
店員さん「ええ、ありますよジーベン、ブラックが。

そこで手渡されたパックの中にいたのが、「ジーベンロック”ブラック”」
いわゆる黒化個体。お値段○万円ナリ
え~っと、今日は1万円以内でジーベンを探しに来たんですが…。
それでもパックを手に取ってみると、ゆさゆさ揺れる中で指に向かって
パックンパックンとアタックしてきます。…イイ黒いのもカッコイイ
お値段は予算を遙かにオーバーしてますが、お昼を食べながら考えた結果、
「予算とは、乗り越えるべき壁である。」

ウロコ好きの計画性なんてこんなモンです。

自己の欲求を満たした後は、会場中をフラフラ散策。
欲しい物を手に入れた後は肩の力が抜けて、かえって楽しめます。
まずは隠れた目標?だった、爬虫類グルメフェア。

「そのもの」を目の前にして子犬のように震えているドン基地&GOMIさんを
よそに、私と3kiさんとで「いただきま~す
以前見たテレビ番組で、”タガメは柑橘系”という摩訶不思議なコメントを
聞いたことがありました。果たして味は…と食べてみたら、
ホントに柑橘ぅうう!!
味も匂いも柑橘じゃ無いんですが、ナゼか柑橘感が口から鼻の中を強行突破
していきます。これは…話の種にチャレンジしてみてはいかがでしょう?

グールドにお土産のデュビア(餌用ゴキブリ)2パック。
御大にお土産の××2匹。を買ってあげて、後は散策三昧です。

目立っていたサイチョウ


大好きウネウネ。



やっぱりこういうのが居なきゃ。


全体の感想では、ボールは相変わらず。
ヒョウモンは目がチカチカしそうなカラフルなのばっかり。
ヘビはかなり種類豊富にいました。ウォーターも3カ所くらいで見かけたかな。
モニター類は40cm超くらいのサイズがあちこちに。
アルダブラゾウガメの値段がやたらと安く感じましたが、値下がりしてるのか?

珍虫類は、タランチュラとオオヤスデ以外は気が付きませんでした。
サソリ類が×になったのも影響しているかもしれません。
外国産カブト・クワガタ類まで見かけませんでした。

10時の開場から、午後3時までたっぷりウロコ祭りを堪能。
気が付けば、ドン基地さん

GOMIさん

それぞれ何かぶら下げているんですケド

JRSの魔物は、訪れる者全てに出会いの場を提供するのです。