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マーケティング研究 他社事例 610 「AIと雇用と可能性と人間社会との共存 2」 ~完全自動運転化~

2020-07-29 08:11:06 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 610 「AIと雇用と可能性と人間社会との共存 2」 ~完全自動運転化~


自動運転の実現性やその社会的影響についてオズボーン教授は示されています。

「いわゆるチャットボットや日常的な会話を担えるアルゴリズムを作ることはたやすい。しかし予測可能な限りの未来ではまだ、(駆け引きの必要な)交渉、説得、指導などは、人間にしかできない。シンギュラリティ(技術的特異点)は、AIが本格的に人の知的思考や作業を全て出来る時と定義できると、私は考えている。」

「これは、一笑に付せるほど非現実的な話ではない。知性とはそもそも生物というハードウエアで実行する『計算アルゴリズム』だ。そう考えれば、アルゴリズムに人間同様の知性を取得できるわけがない、と言い切れる根拠はない。」

「もっとも、すぐに実現しそうだとも思えない。人間並みの知性を達成するまでの障害を考えると、容易ではないことが沢山ある。膨大なデータのインプットで鍛える以外に、アルゴリズムを革新する方法は何か。」

「これは難しいテーマだ。そこで、AIがいつどこまで進化するかの議論はいったん置き、未来社会にAIがもたらす課題を予測したい、今、人が担う単純労働がAIに自動化されることで世の中は変わる。現代社会に真の変革を起こす可能性があるのは間違いない」

単純労働の消滅に加え、AI技術の進化によりオズボーン教授がとりわけ早期の実現を見据えるのは、自動運転です。

「自動運転は、AI革命の形を明示する技術だ。自動運転タクシーについてはその是非が長年議論され、実験も続く。」

「アメリカのアルファベットの傘下にある企業ウエイモは、自動運転タクシーサービスの公道実験でリードしている。画期的な技術である。」

「しかしそれでもなお、ある程度の人間の監視が必要な状態だ。私は、少なくとも予見可能な未来では、『いつ』ではなく、『どこ』で自動運転が実現するかに焦点を置くべきだと考える。」

「アメリカのアリゾナ州チャンドラー市が実験場所に選ばれたのは、単純な運転環境が確保できるからだ。道路が車や歩行者であまり混雑していない。天候が適度に安定し、地方政府も実験に協力的だ。実験が成功するよう手助けすらしている様子だ。」

「チャンドラー市に限らずどこかの地方で、自治体が喜んで道路を設計し直し、かつ地元の運転手が協力的なら、自動運転をより早く実現できそうだ」

アメリカや中国で先進的な社会実験が進む自動運転ですが、実現する日は、場所によるという訳です。

では場所を問わず、自動運転が普及するのはいつでしょうか?

そこまでいくには、技術的側面に限らず様々な課題をクリアする必要があります。 

(続く)



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