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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 その200 始まった売り場・商品改革⑤~異色商品にも注目を②~

2018-02-06 07:30:19 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



始まった売り場・商品改革⑤~異色商品にも注目を②~

カゴメが2017年に2月に発売したミックス飲料「リフレッシュスクイーズ・ピンクグレープフルーツミックス」は栄養素を豊富に配合しており、体に優しい商品でした。

これだけなら、カゴメの新商品として珍しくはありませんが、同社が工夫を凝らしたのは包装のデザインでした。

商品名や社名を前面に押し出していないうえに、一見しただけでは、どんな商品なのかが分からなくなっているのです。

代わりに目に飛び込んでくるのは黄色やピンク、グリーンといった鮮やかな色彩です。

カゴメが飲料品のパッケージとしてはやや派手ともいえるデザインに決めた背景には、アスクルの運営する通販サイト「LOHACO(ロハコ)」で得られた購買データの分析がありました。

開発の出発点はロハコが掲げる「くらしになじむデザイン」というコンセプトに合った商品を作ることでした。

このコンセプトに合わせたシリーズの商品はどんな人が買っているのか?

調査してみると、乳幼児向けのおむつと併せて買われていることが分かりました。

これで「子育てに奮闘している女性のニーズが高いのでは?」と仮説が立てられたのです。

これまでの取り引き先であるスーパーやコンビニからは得にくい顧客のリアルな姿が浮かび上がったのでした。

子育てと仕事の両立に奮闘する女性が増えていて、疲れがたまりがちなこうした女性たちに、中身はもちろん、新鮮なデザインによっても元気さを取り戻してほしいとの願いが込められたのです。

新商品のカラフルなパッケージは、こうして考案されたのです。

自分に合う商品でも包装が男性向けだったら心に届かないし、私に合った商品を、私に合う形で目に入れるようにしてほしい。

そんな消費者の思いに、カゴメはロハコのデータを利用することで応える事が出来たのでした。

(続く)



「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


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お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

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彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

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