4月９日って何の日？

おはようございます＾^
我が家の近所には鶯がいるらしく、ほ～ほけきょと朝から元気に良い声を聞かせてくれてます～

こんな素敵な朝に。
ちょっとそぐわない内容の日記を書こうと思っています。
私のブログは200人くらいの方が見て下さっているようなのです。ありがとうございます
多分、内容的に同じような主婦の方や、韓国語・韓国俳優さんが好きな方が見て下さっているんだろうな～って思います。
そして、その中の数十人はオフ会で会ったり、シニャンさんのイベントで会ったりという方々だと思います。リアルな知人になってますよね^^
なので・・
こんなことを書くと、今後のお付き合いに気を使わせてしまうのではないか？とずっと悩んでいたんですが。。
書くことに決めました。

ちょっと重い話なので、見たくないな～って思う方はスルーしていただければと思います。


ではいきま～す







今日、4月9日は「しきゅうの日」です。子宮がんを予防しましょうって日です。
みなさんはきちんと子宮がんの検診受けてますか？

ここまで書いたらわかっってしまいますよね？

実は私、2010年の8月に娘２の出産以来14年ぶりに検診を受けたら・・なんと「子宮けいがん」であることが判明しちゃったのです
子宮けいがんの検診は細胞診と言って、子宮けい部を綿棒のようなものでこすって、採取したものを調べるというものです。
その結果クラスいくつという形で結果が来ました。
当時はクラスⅠからⅤまであって。

クラスⅠ・・・正常
クラスⅡ・・・異常細胞があるが良性
クラスⅢ・・・悪性の可能性がある。
　クラスⅢa・・悪性の可能性。軽度から中度の異形成
　クラスⅢb・・悪性の可能性。高度異形成
クラスⅣ・・・悪性の疑いあり。上皮内がんの可能性
クラスⅤ・・・悪性の疑いが強い。浸潤がんの可能性

まさかのクラスⅤ～最悪です。癌であることはほぼ間違いなく、初期かもしれないがもう末期かもしれないという状態でした。自覚症状がほとんどなかったので、まさか・・自分が？本当にと信じられない気持ちでした。
で。。
私の性格上、白黒はっきりしたいので。すぐに子宮けいがんで症例の多い「がん研有明病院」を予約しました。

2010　9/3　細胞診断の結果　クラスⅤと近所の婦人科で言われる
　　　9/7　がん研有明病院初受診　細胞診・血液検査・内診　内診の状態で癌と分かる（普通、この状況では癌のステージまで医師が言うことはないと思いますが、私は知りたいので今の状況で分かる事を教えてほしいとお願いして効きました。膣壁に癌があるのでステージⅡ　残念ながら初期ではないであろう・・）一応癌告知された日。ちなみに一人で通院しました～

　　　9/8　通院　ガー抜去　血液検査結果（扁平上皮がんであろう）

　　　9/22　ＭＲＩ　細胞診結果　クラスⅣ　ちょっと私の癌の成長具合？が特殊で塊を作らずに、薄く広～く育っているらしく・・なんだかまたまた細胞診をすることに

　　　10/2　今までの検査の結果から、円錐切除をしてから術式を決めたほうがよい。
　　　
　　　10/13　入院
　　　10/14　人生初の全身麻酔～円錐切除術

　　このまま継続して入院～　　
　　　10/20　病理結果　上皮内がん^^ 浸潤していないので準広汎子宮摘出術を行う事に決定～ちなみに・・翌日の朝一手術でした^^;

10/21 準広汎子宮摘出術　朝8時半から12時半くらいまでだったよう。麻酔ってすばらし～　手術室に歩いて行って、麻酔されて、起こされたら終ってた

　　　10/31退院　　

入院中に摘出した子宮の病理結果が出てないけれど、多分追加治療（抗がん剤とか放射線治療）はないだろうと言われる。もう治ったぞ～と明るい日々を過ごしてました。

　　　11/16　退院後の初受診　病理結果・・まさかの膣断端陽性。追加治療決定。。奈落の底に突き落とされる　でも・・一応子宮けいがんステージⅡa ありがたいことに浸潤してる部分はあったものの、本当にごくわずかだったので上皮内がんと変わらないような状態でした

　　　11/17　放射線科初受診　膣腔内照射（ラルス）週一を5回。通院で。膣の中に器具を入れての治療になるのでサイズを計る

　　　11/26　ラルス初照射　内診台での状態で、膣には器具・肛門さまには放射線がどれくらい当たってるか計る装置・尿管もつけられるという恐ろしく、すんごい状態で放射線照射を受ける・・痛いし。。セッティングに40分ほどかかるので。腰は痛いし・・と最悪な格好での治療です。これを↓のスケジュールで

　　　12/3　12/10　12/15　12/24　の５回無事くりあ～　ちなみに・・放射線治療は外科的治療（手術）と同等の成績をあげてる素晴らしい治療法です。なのでお値段も素敵でした～
　　　ラルス５回照射のお値段　25万円でした


で。
その後は経過観察。一度再発か？ということがあり、そのときに一気に体重が落ちてしまい。。。娘たちと同じくらいの体重になったのですが、今はしっかり戻ってます～

今は三カ月に一度通院し、毎回血液検査・細胞診を行い、半年に一回ＭＲＩを受けてます。直近は3月の中旬に通院し、ＭＲＩ結果も何事もなく普通に暮らしています。
ただね・・
子宮けいがんの手術は排尿障害・排便障害・リンパ浮腫などの障害が出てしまう場合があります。
私はリンパをとっていないので、リンパ浮腫はないですが、膣をふうつの人よりもばっさり切ってるし、放射線も当ててるので・・ちょっと健康な時とは違います。
排尿するまで時間がかかったり、尿に潜血反応が出てしまったりなどです。
それに、お腹の切った跡がケロイドになってしまい・・悲しいお腹になっちゃってます




こんな。良い話ではないことを書くのはどうかな・・って思ったのですが。
子宮けいがんの検診に行ってる人が少ないこと。そして、年頃の娘さんがいる人も見てるかもしれない・・と思い。書きました。

検診は毎年必ず受けて下さい。
去年大丈夫でも、今年は分からないでしょ？
がん研に入院してるときに、一年前はなんでもなかったのに、かなり進行して発見された方もいました（この方は線がんと言って、子宮けいがんでは発見されにくいタイプのがんでしたけどね・・）また20代で未婚なのに子宮摘出になっていた子もいました。
早く見つかれば、私のように辛い手術・放射線治療なんかしなくていいし。

なによりも

癌になるって大変なことです。
私もまだ完治とは言えないので、子供の成長を見られるのかな？とか。
韓国語の勉強してる意味はあるんだろうか？
友達と数カ月先の約束をするのが怖かったり・・
毎回の通院で、再発してたらどうしよう・・・ってナーバスになります。

再発かも？という時は、鬱っぽかったし。。。

先生曰く「ippoyoさんは多分再発しないよ～」とは言っていただいてますが。ま～追加治療ないだろ～って言ってたのにあったからね～病気は分からないからね～でも大丈夫って思ってます

リアルに会ってる人は信じられないと思います。
ぽにょっ会のみなさんの「うっそ～」って顔が目に浮かびます（笑）
あんな私でも一応・・がん患者だったのですよ～

元気で健康な人ほど自分を過信しやすいですよね。
だから。
必ず毎年。検診は受けましょうね～




ちなみに
義母が卵巣がんで10数年前に治療。私が子宮がん。なので娘たちは立派ながん家系なので、子宮けいがんのサーバリックスを接種してます。
効果は分かりませんが、少しでもリスクがへればと。


闘病ブログ書いてます。この病気の怖さ・・くみ　いっそよ知っても良いぞ～と言う方がいましたら読んでみて下さい。最近の内容は、こっちとほぼ一緒なんだけどね～はじめのころは超暗いです^^;