昨夜、池袋のジュンク堂で行われた
『K-POPの次はK-文学でしょう!』に参加してきました。ぽにょっ会で翻訳している「楽器たちの図書館」の日本語版出版という、めでたい~イベントでした^^今回はたまさんとふにゃさんと現地で一緒になりました~
司会というか進行役は、ラジオ講座で朗読されていたキム・ケイタさんでした。爽やかな~青年でした。一応文学青年っぽくしてきましたとおっしゃっていました。
会場はジュンク堂のカフェで行われました。PCでの映像がこんなふうに映し出されてました。
ケイタさんが作家のプロフィールを紹介。そのときに「楽器たちの図書館を翻訳するブロガーたちも出てきました」と言っていたのですが。。これって「ぽにょっ会」のことですよね?きっと^^
その後、ご本人登場~
そして日本語で少しご挨拶されて「これで日本語はおしまいです」と、その後は韓国語で話されてました。
で・・
ケイタさんとジュンヒョク作家のトークが始まりましたが。。話した順番は覚えていないので、覚えてる事だけ書きますね。お二人ともソフトな口調でとてもほんわかしたトークでしたが、箇条書きで書きますね~
Q 日本にはきたことがありますか
「仕事やプライベートを含め4回目。今までは渋谷・原宿・上野など。ずいぶん昔97年ころに来て、大量のCDを購入しました」
Q 好きな日本料理は
「仕事で色々な国の料理を食べたけれど、日本料理はとてもおいしい。好きな日本料理はしめサバと納豆」
Q 韓国人は納豆嫌いな人が多いのでは
「韓国にあるチョングッチャンの方が、もっと匂いが強いから、食べられない事はないのでは?」
Q なぜ小説家になろうと思ったのですか
「軍隊にいるとき、エロ本を自分で書いて、軍隊の中で回し読みをしていた。そのときに読み賃としてタバコ1箱。はじめは数個だったタバコはかなりの数になりベストセラーになった。それがきっかけとなり書くようになった」
などなど。終始笑いに包まれながらのトークという感じでした。
そして。
作家が自ら作ったという映像と音楽とともに朗読。
「楽器たちの図書館」作家が韓国語で朗読し、ケイタさんが日本語で・・・
とても素敵な時間でした。
なぜ「楽器たちの図書館」を書いたのかとケイタさんが聞いて作家が話してくれたのですが・・・・き記憶が・・オプソ^^; ただ作家が、日本の70代の女性が「何者でもないまま死ぬなんて無念だ」という文を読み、いろいろ感じてくださり前向きに色々やってみようと思った・・・というメールを下さって嬉しかったと。そしてお返事のメールも出されたとか。このイベントの前に新潟でもイベントがあり、そこのその方が遠く大阪からいらしてくださりとてもうれしかったというお話をされていて、そちらの方の印象が強くて。。。作家は何度か「新潟」とおっしゃてましたよ~新潟でも素敵な時間を送られらんだろうな~と感じました。
また「拍子っぱずれのD」をイメージした映像も。その中に作家本人が映っていたそうです^^
そして。
「ガラスの盾」をイメージした映像と日本語での朗読。最後の1ページ分くらいかな?たまさんと二人で「ネタばれだよね~^^;」って。でも最後の場面をはじめに思いついて、この小説を書こうと思ったから、この部分の映像を作りたかったんでしょうね。。
そして。
最後に質問タイム~
たまさんが「ジュンヒョク作家が手にしていらっしゃる韓国語版の本がなにか特別なように見えるのですが」
そ~なんで。私もなんか違うと思っていたのですよ~
かなり恥ずかしそうに作家が
「本はきれいに読まなきゃいけいんですが・・」と言って見せてくれたのですが。ご自分でステッカーとか貼ってたりするみたいです。ちなみに韓国版の装丁は作家自身と出版社で作ったんですって~今回日本語版は自分はなにもしなかったので、ちょっと残念に思った感じもあるみたいです。でも素敵な本にできあがっていて、自分はなにもしなかったので、プレゼントをもらったみたいですっておっしゃっていましたよ~
そして・・実は私も質問しちゃいました~
「マニュアルジェネレーションが好きなのですが、私はマニュアルを読むのが好きじゃないので、この話しを読んで不思議だなと思いました。作家自身がマニュアルをお好きなんですか?」と聞くと。。。
「マニュアルはよく読みます。主人公と自分は似ています。自分自身のマニュアルも作ったこともあります」って。
なるほど~なんかイメージぴったりです!!マニュアルジェネレーションの雰囲気と、昨日の作家のイメージってけっこう重なります。
最後にすっごいかわいらし~声の女性が
「ハングル講座のテキストにのっていたイラストがとてもかわいかったです。そのイラストの本はでないんでしょうか?」
という質問を聞いたケイタさんが「今テキストないですが、とてもイラストがかわいいんです。作家の名刺もすごくかわいいんですよ~今ぼく持ってないんですが。。」と言い、作家に名刺を出してもらいちょこっと見せてくれて、裏表が違うイラストで出来ていて、片面は鏡文字で書かれているんですって。文字を書いた部分を上にして、空にむかってすかして見ると。その文字が鏡文字になりますよね。それが好きで鏡文字を書くようになったとか(勘違いだったらごめんなさ~い)そんな話もしながら。
質問の答えに対して
「恥ずかし~イラストの本をだすのは無いです~テキストは50回くらいあったので、そんなにイラストかけるかな?って思っていたのですが、書いていくうちに楽しくなりました。」
と。おっしゃってました。
で。他にも
「何も考えずに30分間ぼ~っとする。その運動をみんなにススメテます」
とか
「難しい単語を使わない作家ベスト3です」いや「難しい単語を知らないんです~」なんて話したり。
キュートな作家でした~
ジュンク堂の写真だと、小さめで細い方を想像してたのですが、背も大きいですし、細くはなかったです。写真よりずっとカッコ良くて、そして素敵な声で。優しい方でした。
ケイタさんもとても素敵な青年ですね~昨日のイベントにはケイタさんペンもいらしてたんでしょうね~きっと。今回のイベント、韓国語が分かる方がかなり多くて、ケイタさんが訳す前に笑ったり~うなずいたりという感じでした。私も・・う~ん3割くらいは理解できてたように思えます。
最後はサイン会です。私は韓国版と日本版の両方にサインを頂きました^^
片方は私の名前が普通にかいてあり、もう片方は鏡文字になってるversion。人のイラストもかわい~
一応お手紙とお菓子をさしあげると
「ありがとうございます。いただきます~」と言って下さいました。大きな手であったかかったですよ~
さしあげたお菓子は「麻布かりんと」の季節限定バージョン。少しだけでしたけど。。しめサバと納豆が好きな作家のお口にあったか疑問です^^;
楽しいひと時でした~
記憶違いもあるかと思います。参加され方、良かったらコメに「え~違うよ~」とか「こうだったんじゃない?」って書いて下さるとうれし~です^^