滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0803/14:教育ボランティア】教員OBは即戦力、人材バンク今春設立」:滋賀県退職教職員互助会

2008-03-03 23:14:43 | Weblog

滋賀県退職教職員互助会(約6500人)は、教職員OBをボランティアとして小中高校などに派遣し、学校活動を支援する人材バンクを今春設立する。経験を生かし即戦力として活動を支援するとともに、今後10年間でピークを迎える退職者の生きがいづくりも目指す。

人材バンクが提供する活動は、本の読み聞かせや校外学習の手伝い、音楽の指導など、専門や得意分野を生かした幅広い内容を想定している。

学校活動へのボランティアに関しては、県教職員互助会が昨年9月から助成金事業を実施しており、両互助会で人的、資金的な支援をそろえる。

県退職教職員互助会は、5月上旬をめどに人材バンクの名簿を各学校に提示し、要望を受け付ける予定。同会は、個人的に校外活動にかかわる退職者が約100人いるとみており、人材バンクの目標を新年度で200人とした。事業資金は事務手数料などの収益事業収入を充て、ボランティアの旅費など実費も負担する方針。

県教委によると、2006年度の教職員退職者数は369人で増加傾向にある。「現在、50歳前後の年齢層が最も多く、ここ10年が退職のピークとなる見込み」(教職員課)という。人材バンクは、退職後の第2の人生での社会参加を後押しする狙いもある。

同互助会は「資格がないとの理由で退職後の活動をためらう人も多いが、学校での経験を生かして一歩を踏み出せる道をつくりたい」と話している。

(3月3日付け京都新聞)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008030200155&genre=F1&area=S00

【0803/13:C型肝炎問題】C型肝炎の基礎知識や治療法紹介:大津で市民講座

2008-03-03 23:08:43 | Weblog

C型肝炎の基礎知識や治療法などを紹介する「市民公開講座」が3月2日、大津市打出浜のびわ湖ホールで開かれた。

日本肝臓学会と滋賀医科大消化器内科などの主催で、市民や医師ら約260人が参加した。

大阪府済生会吹田病院の岡上武院長が最新の治療法について講演。血液を通じて感染することや、早期発見が重要なことなど、C型肝炎の基礎知識に触れた。そして「実際に広まるのは数年先」としながら、4週間に一度の投与で済む発がん抑制剤など、近く治験が始まる薬の情報などについて紹介した。

そのうえで「本などの情報に頼らず、医者に意見を聞き、気長に直すことが必要」「一度治った後で、肝臓がんが見つかることもある。しっかりフォローを」などと、病気と向き合う心構えを話した。

(3月3日付け京都新聞)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008030200134&genre=O1&area=S10