現代社会と重なってしまう

2024-05-30 17:57:27 | 読書、書物

  晴れ。昨日よりは暖かい一日だった。

 打ち合わせや測量など慌ただしい一日でした。

 ジョゼ・サラマーゴ著「見ること」を読み終わりました。慣れない文体で、最初は戸惑いましたが、三分の一位で慣れました。

 「白の闇」から四年後、総選挙で大量の白票が投じられた首都を舞台に物語は進捗し、権力者達が権力保持のために暗躍し、彼らの権力保持のために犠牲となる庶民の姿が描かれます。最後がショッキングでした。権力者達は自分のためならこんなことまでする、という現在のロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ地区侵攻と被ります。見るべきものを見ない我々への警鐘。派手なパフォーマンスだのプロパガンダ(政治的意図を持った宣伝)に踊らされないよう見極めなければなりません。

 次はダフニ・デュ・モーリエ著「レベッカ」を読み始めました。ヒッチコック監督の映画が有名ですが、原作は読んだことがない筈ですので、このほど読んでみようという気になりました。原作は、有名な文言がたくさん出て来ますので楽しみです。

 ゆうべ、またマンダレーに行った夢を見た

 今週末、スーパーカブ110で遠出予定です。今の所、台風は逸れてなんとか天気が持ちそうですので、そのまま予報が晴れに変わって欲しいです