人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「てぇ~っ」極上手洗い洗車!

2014年08月15日 | 商人
NHK朝ドラの「花子とアン」の主人公花子を演じる
吉高由里子さんが使う山梨方言?「てぇーっ」は
手ではなく「えっ。あら。まあ。」との意味だそうです。

洗車・コーティング専門店の主力商品は「手」で洗う極上洗車です。

看板に「手」のモニュメントを引っ付けてお客様の気を引きます。


「手」から出る気によってキレイがより映えます。

                                                     
今日は 商売の思想・考え方について学んだ事を 再確認しましょう。
 
よく「お客様の為に」と無意識に表現しますが 
それはあまりよい表現ではない場合があるそうです。

タイヤを替えようと来店されるお客様は千差万別です。
中には予算の制約がある人も多いのです。
3万円のご予算としてその範囲で選択しようと考えられて来店されます。
店側では 通常4万円のタイヤがセールで31800で売り出しているとすると
なんと7200円もお得だから「お客様の為に」そのタイヤを強くお進めすることが
良い事だと考えてしまいます。
お客様の心理では それはそうなんだが予算が3万円という制約があっても
本音は話されません。「ちょっと考えてみる」といって帰られました。
そして他の店で27.800のものを購入されます。


上記のケースで この販売員はその顛末を知りません。
「お客様のために」と考えると 
買うべきだという決め付けが 販売員心理の奥底でうごめき
それをお客様は敏感に感じて不快を募らせます。

それならどう考えるのが良いかといえば やはり
「お客様の立場にたって」という考えやスタンスにすべきです。
すると 7.800もお得な商品があっても
その話に乗ってこられないとすると 
予算をお聴きし その範疇に収める商品を提案する事ができます。
するとお客様も 自分の意を汲んでくれたと親しみを感じてくださるものです。

このようなことから「お客様の為に」と考えず
「お客様の立場に立って」というスタンスは
個別のお客様にちゃんと向き合い 
そのお客様にふさわしいサービスや商品が提供できるのです。


タイヤ専門店としてアジアンタイヤに批判的であっても
お客様がそれを望まれるなら 店のやり方でちゃんと提案すべきであり
そのうえで 「あれこれ メリットやデメリットを開示し判断を委ねるスタンスが
お客様の立場に立つという事だと思います。

スモールタイヤ商売は 「お客様のために」とした考えをすると
専門店としてのこだわりが優先されて 敷居が高くなります。
そしてそれは形を変えた傲慢さの現われです。
専門店であるなら「お客様の立場にたって」考えるくせをつけると
それが お客様を慮る優しさを身につけることとなり
あらゆるお客様の要望をお聴きし受け入れる度量の広さにつながります。


タイヤも洗車も「お客様の立場にたって」考えると
専門店の敷居が下がり 専門店として身近に愛されるも店に為らせていただけるのです。
「お客様のため」と「お客様の立場に立つ」と
同じような表現ですが ものすごく違うのです。


儲けようとする人は「お客様のためと」考え
儲かる商売は「お客様の立場に立って」というスタンスを貫きます。
この違いを意識すると見えてくる視界が広がります。



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