洗車ビジネスの本質に至ること！

台風１２号の動きが遅く　
そのため湿った空気が高気圧の縁に沿って
大量に長い時間流れ込んで
四国地方は大雨にさらされています。
また台風１１号が北上の気配を示しているという事で
週末には荒れた天気になりそうな感じです。
大事にならなければいいのですが。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
毎週月曜日は朝８時半から　ベテラン４人で勉強会を開催しています。
今の課題はずばり車美容業本部として「洗車・コーティング車美容業の研究」です。
この業界の天才谷社長を師匠と勝手にさせていただいて
現場ノウハウ　　運営ノウハウ　経営ノウハウを学んで
三つに分類するところまで進んできました。

洗車・コーティング専門店をビジネスとして成功させる
キーワード・ノウハウを抽出すること
そしてその優先順位を明らかにすること
すると商売の本質としての考え方に突き当たりました。

天才はなぜ天才なのか？師匠の言葉は借りると
「教える事が、もっとも大きなものを生み出し、最も効果的なことである」
「買ってもらうことを考えず、とにかく教えること、結果としてビジネスが成り立つ」
洗車・コーティング商売を単に技術力や販売力を先頭にせず
「与えること」を先頭において技術力や販売力を
惜しげもなく求める人に与えることを先頭にした事にあるようです。

凡人である我々は　洗車やコーティングの技術を学ぶと
それをもとにお客様に販売し喜んでいただけると
「技術」こそが大事だとする傾向が強まるものですが・・・・・。
しかし　そうではないようです。
「技術」を否定するわけではありません　
しかしどんな人でもある一定の期間を経験すると
誰もが１級資格に合格し　場数を踏むにつれ技術は上達するものです。
技術の道を究めんとして職人として生きる道もまたあります、　
それを否定するわけではありません。
あくまでも「生き方」であるので　
ビジネスとして物事を見ると
技術者が増えると差別化は難しくなるのは当たり前です。

師匠は技術の道を志ながら　
１０万の磨きにお客様の反応が薄く
逆に６０００円前後の手がけのコーティングでビックリするほど
喜ばれる人の存在を発見されたのです。
どうせなら「大勢の人に喜んでもらう道」を歩こうという事で
手軽にキレイになるキーパーシステムを開発されたということです。


「技術」の前にあるもの
それは「大勢の人に喜んでもらいたい」と言う愛念です。
一部のこだわったヘビーユーザーでなく
「普通に車に乗って生活をするキレイが好きな人を対象とした商売」
そういった人に対するインフラがＳＳ洗車しかなかった時代に
洗車のシステムとしてキーパーコーティングを開発されて
普及に努力をされた結果　その志が広がり
大勢の人が喜ばれるようになったわけです。


私たちは技術を学ぶ事からこの道に入ったのですが
「大勢の人に喜んでもらいたい」という愛念をまず第一にして
その実現の為に「技術」を活かし専門店を活用する
ビジネスの本質に切り込まねばなりません。

幸いなことに　
その為に投資をし　
その為に勉強会を開催し
商売の実践を伴なって学んでいます。

「大勢のお客様が喜んでくださった。」
結果が利益であります。
お客様を分類すると　
新規客様とリーピーター客様の二通りしかありません。
いかに大勢の人に洗車専門店が喜ばれる店なのかを知らしめる努力と
一度ご来店されたお客様が再度そのサービスを買いたいと思われる満足度向上。

洗車・コーティングは欲求商品なのです。
「キレイ」を買いたい。と思う心のひだに
ここなら自分の思うキレイがメニュー化されていて
自分が思うキレイが出してもよい値段で実現できる。
これなら満足という快感を感じていただく店が
世の中に必要とされている事を証明しつつあるようです。

「大勢のお客様に喜んでいただける店」を通して
ビジネスの成功を実現する道を
師匠の後について歩いて行きつつあります。

ありがたいことです。
先頭を歩く人がいるから　後ろを歩く事ができます。