今日は、「私の会心の一手2015」をお届けする。
といっても私の将棋だから候補はあまりないのだが、この局面での一手を挙げてみた。

2015年会心の一手は「▲2四歩」。

この将棋は11月21日、大野・植山教室で大野八一雄七段に角落ちで教えていただいた時のもの。この将棋の前、私が大野七段に快勝し、感想戦の途中から分岐の第2局が始まったのだが、それが本局である。後から考えたら上手と下手の手数も合ってないようだったが、それはまあいい。
この局面、▲5三桂成△同銀▲同角成△同金▲4一飛成でも下手十分と思ったのだが、やや厳しさが足りない。
それで、攻めたいのをグッとこらえて▲2四歩と打った。これが数手先を見据えた手で、△2四同歩の交換を入れて前記の順を踏むと、▲2三歩が先手になる仕掛けだ。
よって▲2四歩には△4三歩と我慢される方がイヤだったのだが、指導対局では上手はそんなイジワルはしないのである。
本譜は大野七段が△2四同歩としたので前記の順が実現し、うれしい勝利となった。
プロの将棋を並べていると、何気ない歩の突き捨てが、10数手後に活きることがあったりする。プロはもちろんそこまで読んでいるわけで、私レベルのアマとは天と地の差があると痛感させられる。
本局の▲2四歩は、若干それに近づけた手で、印象深い。
といっても私の将棋だから候補はあまりないのだが、この局面での一手を挙げてみた。

2015年会心の一手は「▲2四歩」。

この将棋は11月21日、大野・植山教室で大野八一雄七段に角落ちで教えていただいた時のもの。この将棋の前、私が大野七段に快勝し、感想戦の途中から分岐の第2局が始まったのだが、それが本局である。後から考えたら上手と下手の手数も合ってないようだったが、それはまあいい。
この局面、▲5三桂成△同銀▲同角成△同金▲4一飛成でも下手十分と思ったのだが、やや厳しさが足りない。
それで、攻めたいのをグッとこらえて▲2四歩と打った。これが数手先を見据えた手で、△2四同歩の交換を入れて前記の順を踏むと、▲2三歩が先手になる仕掛けだ。
よって▲2四歩には△4三歩と我慢される方がイヤだったのだが、指導対局では上手はそんなイジワルはしないのである。
本譜は大野七段が△2四同歩としたので前記の順が実現し、うれしい勝利となった。
プロの将棋を並べていると、何気ない歩の突き捨てが、10数手後に活きることがあったりする。プロはもちろんそこまで読んでいるわけで、私レベルのアマとは天と地の差があると痛感させられる。
本局の▲2四歩は、若干それに近づけた手で、印象深い。
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