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一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

女流棋士会2025年ポスターカレンダー

2024-12-21 23:52:04 | 将棋雑記
11月26日に、「LPSA2025年ポスターカレンダー」をアップした。
きょうは、「女流棋士会2025年ポスターカレンダー」を考えてみる。
ただLPSAと違い、女流棋士会は大所帯。現役72名、退役15名もいる。とうてい全員は載せられないので、今回は現役組に絞り、逆にひと月1名のみとした。

1月:香川愛生女流四段
2月:清水市代女流七段
3月:西山朋佳女流三冠
4月:福間香奈女流五冠
5月:上田初美女流四段
6月:加藤桃子女流四段
7月:室谷由紀女流三段
8月:伊藤沙恵女流四段
9月:山口恵梨子女流三段
10月:山田久美女流四段
11月:鈴木環那女流三段
12月:斎田晴子女流五段

1月は香川女流四段で、1年の勢いをつける。香川女流四段はけっこうな年齢ではあるが、ハデな振袖を着ていただこう。
2月は連盟常務理事の清水女流七段に登場していただく。盤の前で正座がいいと思う。
3月、4月は西山女流三冠と福間女流五冠。ここでも野球のオーダーとカレンダーの月をほぼ同じにしているが、この月順でいいと思う。
5月は上田女流四段。上田女流四段は最近パッとしないが、その存在感は別格である。3、4番のあとを打つ5番は彼女しかいない。
6月は加藤女流四段。タイトル数からいえば5番(5月)でもいいのだが、下位打線の先頭で勢いをつける。
7月は室谷女流三段。10年前だったら、室谷女流三段だけで12ヶ月イケた。いまはすでに子持ちだからアレだが、それでも室谷女流三段を外すわけにはいかない。
8月は伊藤女流四段。タイトル戦登場12回で女流名人1期のみはさみしいが、ここでもやはり、伊藤女流四段を外すわけにはいかない。
9月は山口女流三段。最近はこれといった活躍はないが、ムードメーカーとして山口女流三段以上の女流棋士はいない。
10月からはベテラン色を濃くしていく。永遠のアイドル・山田女流四段に登場していただく。もうかなりの歳だが、その美貌は健在だ。
11月は鈴木女流三段。「トメ前」として鈴木女流三段がふさわしい。
そしてトメの12月は、斎田女流五段。意表を衝かれたかもしれないが、10月以降の3ヶ月は、マニアには堪らないと思う。
全体的に重厚感漂う人選になったと思う。
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棋士が「忠臣蔵」を演じたら

2024-12-14 23:40:25 | 将棋雑記
きょう12月14日は、赤穂浪士討ち入りの日である。元禄15(西暦1702)年12月14日、赤穂浪士四十七士が吉良邸に討ち入り、亡き主君の本懐を遂げた。
正確には、討ち入りの時刻は翌15日午前4時ごろ。また当時は旧暦だったので、新暦に直すと1703年1月30日になる。さらに、現在伝えられている話と当時の史実はだいぶ違う……などといっては興醒めで、私たちは純粋に「忠臣蔵」を楽しめばよい。
それにしてもこの忠臣蔵、江戸市民による脚色が絶妙で、エピソードが豊富である。日本で最も優れた物語だと思う。
では、もし忠臣蔵を将棋棋士が演じたら、配役はどうなるだろう。そこで主な登場人物を、棋士や女流棋士に当てはめてみた。なお、原則的に存命の棋士だが、ひとりだけ故人がいる。


大石内蔵助…羽生善治

吉良上野介…大山康晴

浅野内匠頭…佐藤康光

大石主税…藤井聡太
堀部安兵衛…久保利明
片岡源五右衛門…長岡裕也
吉田忠左衛門…島朗
不破数右衛門…藤森哲也
間十次郎…佐々木勇気
岡野金右衛門…徳田拳士
原惣右衛門…田中魁秀
堀部弥兵衛…桐山清澄
吉田沢右衛門…伊藤真吾
近松勘六…佐藤慎一
間瀬久太夫…南芳一
間瀬孫九郎…斎藤明日斗
赤埴源蔵…今泉健司
潮田又之丞…船江恒平
富森助右衛門…牧野光則
小野寺十内…高橋道雄
小野寺幸右衛門…小山怜央
木村岡右衛門…高野秀行
奥田孫太夫…富岡英作
奥田貞右衛門…長谷部恒平
早水藤左衛門…佐藤和俊
矢田五郎右衛門…田中悠一
大石瀬左衛門…上村亘
礒貝十郎左衛門…冨田誠也
間喜兵衛…淡路仁茂
間新六郎…伊藤匠
中村勘助…木村一基
千馬三郎兵衛…飯島栄治
菅谷半之丞…窪田義行
村松喜兵衛…田丸昇
村松三太夫…中村太地
倉橋伝助武幸…大石直嗣
岡嶋八十右衛門…小林裕士
大高源五…高見泰地
矢頭右衛門七…上野裕寿
勝田新左衛門…高田明浩
武林唯七…西田拓也
前原伊助…金井恒太
貝賀弥左衛門…豊川孝弘
杉野十平次…服部慎一郎
神崎与五郎…阿久津主税
三村次郎左衛門…稲葉陽
横川勘平…山崎隆之
茅野和助…広瀬章人
寺坂吉右衛門…勝又清和

毛利小平太…丸山忠久
毛利源左衛門…塚田泰明
塩山伊左衛門…郷田真隆
大野九郎兵衛…深浦康市
赤穂女密偵…竹部さゆり
瑤泉院…清水市代
戸田局…関根紀代子
大石りく…中倉彰子
大石すず…蛸島彰子

上杉綱憲…永瀬拓矢
色部又四郎…田中寅彦
清水一学…中川大輔
松原多仲…松尾歩
吉良家女密偵…千葉涼子

天野屋利兵衛…内藤國雄
垣見五郎兵衛…藤井猛
畳屋頭領…熊坂学
畳屋職人…西川和宏
浮橋太夫…室谷由紀
大工棟梁…神谷広志
お艶…水町みゆ
宝井其角…青野照市

徳川綱吉…渡辺明
柳沢出羽守…石田和雄
梶川与惣兵衛…増田康宏
土屋主税…森内俊之
土屋家用人…先崎学

荻生徂徠…西村一義
林大学頭…谷川浩司
公弁法親王…中原誠


吉良上野介は大山十五世名人しか浮かばなかったが、存命の棋士なら加藤一二三九段となる。だけどちょっとコミカルになるのが難点だ。
ほかの配役にも相当頭を悩ませ、見送りとした棋士もかなり多かった。
はあ……。久しぶりにバカバカしい記事を書いてしまった。
コメント (2)
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読まない「将棋世界」

2024-12-01 23:20:04 | 将棋雑記
今年も早くも、師走になった。あすあたりは「将棋世界」の新年号が自宅に届くはずだ。
しかしこの「将棋世界」、少なくとも9月号から、まったく封を開けていない。以前も数ヶ月、封を開けないことがあったが、また同じスパイラルに陥っている。
その理由を考えるに、やはりネット上で将棋の最新情報が得られるのが大きい。本のほうのメイン記事はタイトル戦だが、現代ではそのほとんどの記譜がリアルタイムで見られてしまう。
むろん、それらの記譜を精査し独自の考察を加えた観戦記も一読の価値はあるのだが、そこまでの読書熱がない。
その原因は、私の目の悪さにある。私はド近眼なのだが、近眼ゆえに老眼はないと思っていた。だが50歳を過ぎたころから老眼が顕著になり、数年前に老眼鏡は作ったものの、それでも活字が見づらく、いつの間にか活字離れになってしまった。
でもお前は毎日ブログをアップしているじゃないか、という人もいるだろう。
それはその通りだが、PCの画面が明るいのと、活字が大きいので、そこそこ書けるのである。
それと、物理的に書物を読む時間がない。現在私がバイトのある日は、帰宅が夜9時過ぎである。そこから約30分間晩飯を摂り、その後は録画したテレビ番組を見る。その間、ブログも書かなければならない。するともう12時である。翌日のことを考えるとここで風呂に入って寝るしかなく、とても将棋世界を読む時間がないのである。いや将棋世界だけではない、最近は新聞も読んでいない。
思えば大昔は、専門誌からしか情報を入手できなかった。だけど高校生の身分では「近代将棋」「将棋世界」「将棋マガジン」「NHK将棋講座」のすべてを買うお小遣いがなく、「将棋マガジン」「NHK将棋講座」だけを買った。それを、全ページ記憶する勢いで読んだものだ。近代将棋、将棋世界は、申し訳ないが立ち読みし、順位表の星取表を記憶した。そして将棋マガジンの順位戦表に○●を記入したものだった。この作業も楽しかったのである。
それほどまでに読み込んだから、将棋マガジンも将棋講座も捨てられない。余談だが、それらを処分したのは2017年だった。
いまはさすがに処分しているが、封を開けてないから、捨てるに捨てられないという悪循環?になっている。
よって、「私に封を開けさせる」には、読み物を充実させるしかない。以前、石川陽生七段の選局による大山康晴十五世名人の熱局集が連載された。このときは雑誌が届くとすぐに封を開けたものだが、連載が終了してからは、また封を開けない生活に戻ってしまった。
これが毎月書店に行って買う代物だったら、とっくに購入を止めているのだが、現在は定期購読なので、こちらの意向に関係なく、毎月毎月送られてくるのである。
じゃあ購読を止めてしまおうか? いやいや、いつも将棋連盟にはお世話になっているから、この出費は最低限の義務だ。
時間に余裕を見つけて、少しでも読んでいくしかない。
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LPSA2025年ポスターカレンダー(妄想)

2024-11-26 23:25:56 | 将棋雑記
2025年の「LPSAポスターカレンダー」を妄想してみる。むかし「船戸陽子カレンダー2011」を激しく妄想したことがあるが、全員のそれは初。では、いってみよう。

1月:中倉宏美女流二段
2月:田中沙紀女流1級
3月:礒谷真帆女流初段、磯谷祐維女流初段
4月:渡部愛女流三段
5月:藤森奈津子女流四段、神田真由美女流二段
6月:大庭美夏女流初段、大庭美樹女流二段
7月:島井咲緒里女流二段
8月:中倉彰子女流二段
9月:上川香織女流二段
10月:鹿野圭生女流三段、船戸陽子女流三段
11月:堀彩乃女流初段
12月:蛸島彰子女流六段、山下カズ子女流六段、寺下紀子女流四段

まず、1月は宏美代表理事。当初は礒谷女流初段と磯谷女流初段のつもりだったが、やはり年頭は代表理事に登場願ったほうがいい。
将棋盤を前にこちらへ正対し、LPSAファンに何かを語りかける雰囲気がいい。
2月は田中女流1級。1月を宏美女流二段にした結果、2月は彰子女流二段にする手も考えたが、それではキリがないので、そのままにした。写真は対局中の姿である。
3月はイソイソコンビ。3月だがどちらも振袖にしてもらいたい。でもいまは、レンタルでも10万円以上するんだよなあ。まあ、いいか。
4月は渡部女流三段。このカレンダーは基本的に野球の打順を踏襲している。渡部女流三段は結婚したものの、LPSAの四番バッターであることに変わりはない。渡部女流三段も対局中の姿。
5月は元アイドルの藤森女流四段と神田女流二段。引退してもなお、存在感は変わらない。立ち姿でにこやかに。あぁそれでも静かな迫力がある。
6月も引退組で大庭姉妹。ここに礒谷女流初段を加える手もあった。
7月は現役に戻り、島井女流二段。もちろん対局中の姿。アイドル風に戸外で笑顔、でもいい。
8月は上川女流二段の手もあったが、引退組とのバランスを考え、ここに彰子女流二段を入れる。戸外でにこやかに。
よって9月は上川女流二段。対局中の姿。
10月は鹿野女流三段と船戸女流三段。むかしファンだった船戸女流三段をピンにする手もあったが、個人的感情を入れてはいけない。東西のファッションリーダーであるおふたりには、秋の装いで登場してもらおう。
11月は堀女流初段。もっと上の月に上げる手もあったが、現役組のトリとした。堀女流初段は、将棋ペンクラブ関東交流会では明るいブラウスを着用したが、ここでは黒のジャケットでお願いしたい。
12月は蛸島女流六段、山下女流六段、寺下女流四段の大御所組。3名で1枚は申し訳ないが、相当な迫力である。寺下女流四段には腰掛けていただき、その後方にレジェンドふたりが立つ。
以上、税別3,500円で販売したい。
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1000勝に近い棋士・3

2024-11-21 13:29:50 | 将棋雑記
2023年7月22日に「1000勝に近い棋士・2」をアップしたが、それから1年4ヶ月が経ったので、「3」をアップしよう。

森下卓九段58歳…982勝722敗→994勝747敗
森内俊之九段54歳…967勝614敗→992勝630敗
郷田真隆九段53歳…943勝614敗→980勝637敗
深浦康市九段52歳…901勝563敗→927勝585敗
久保利明九段49歳…832勝551敗→853勝574敗
渡辺明九段40歳…735勝392敗→764勝420敗
豊島将之九段34歳…583勝285敗→605勝321敗
藤井聡太竜王・名人22歳…333勝66敗→386勝79敗
◆達成微妙な棋士◆
高橋道雄九段63歳…893勝762敗→901勝790敗

まず、前回984勝だった丸山忠久九段が驚異の追い上げで、2023年12月8日に、史上10人目の公式戦1000勝を達成した。おめでとうございます。
現在1000勝にいちばん近いのは森下九段で、マジック「6」である。ただし森内九段が猛追しており、マジック「8」まで来ている。森内九段はフリークラスなので対局数は少ないが、森下九段が亀の歩みなので、これは逆転するだろう。
豊島九段は前回から22勝を上乗せしたが、36敗している。このところ不調のようである。
藤井竜王・名人は53勝を上乗せして386勝。22歳で棋士をスタートする例も多いのに、すでに386勝。この先何勝するのか想像もつかないが、おのが年齢を鑑み、途中までしか確認できないのが残念だ。
高橋九段は前回より8勝を上乗せして、900勝は達成した。
しかしここから99勝が大変だ。2022年度は7勝、2023年度は6勝、今年度は5勝なので、年間7勝ペースで計算すると、14年かかってしまう。
それと、現在高橋九段はC級2組所属だが、そこは1勝5敗。順位戦から陥落したら即引退なので、だいぶ厳しい。
現在では、阿部隆九段57歳の867勝がまだ脈があるが、ちょっと様子を見ておこう。
なお前回まで「達成微妙な棋士」に入れていた南九段だが、うっかりしたのだが、南九段は2023年度からフリークラスだった。現在851勝で1000勝達成は不可能となったので、外した。
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