八十路徒然なるままに

かげろうの夕べを待ち、夏の蝉の春秋を知らぬもあるぞかし。つくづくと一年を暮すほどだにもーーー。徒然草より

無理算段

2024年07月30日 12時34分05秒 | Weblog

「金は天下の回り物」で、新紙幣が回ってきた。使わなければ、手元にあるが、足も羽もついているようだ。使おうかなぁとすれば、速足で飛んでしまう。生命を維持するために、食べ物や、体の苦痛を除くのには、お金が必要で、回せばいい事だなぁ。以下は、祖父の残した言葉で、もうこの歳になれば無益ですがと、分かっていながら、あえて載せました。「金へんに才をかさねて銭と読む。文字さえ見ても悟れ世の中」とか、「貧乏は時の不運と思うべし。稼ぎて運を待てよ世の中」。時すでに遅し。「貧福の苦楽は天に任すべし。人をうらや馬鹿な世の中」とある。大正二年に刊、新撰世の中 児童教訓と題してある。その息子の評は、「亡父の著 この本をよくかみしめて世に処せば、みなよくなると父の言うなる。よき書名、しかし大して売れもせで」。祖父は、終戦の年の六月に亡した。鉄道員で蒸気機関車の運転手だった。写真の顔しか思い出せない。突然ですが、「ながら聴きしている落語で、演者演目は忘れてが、コロナ禍でも、全裸の不審者が徘徊しているが、マスクは付けていたと、笑った。そこで、夜に、もしもの不審者はと、見回りとかけて、歌謡曲の「街のあかりが とてもきれいね よこはまーー」ととく。そのこころは」。「整いました、どちらもーやけいー夜警―夜景ー」。またまた、破顔一笑。

 

 


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