八十路徒然なるままに

早稲田かりほすなど、とりあつめたる事は、秋のみぞ多かる。また、野分の朝こそをかしけれ。徒然草より

今日も元気

2021年12月23日 13時27分34秒 | Weblog

カレンダーを作った。マネージャーさんからの、介護の予定表を、下の方に貼る。日付けには、排便のこと、看護師さんが、摘便をした印、おむつにした印、ポータブルトイレに移して排便をさせた印を、付ける。二か月続きが、見やすい。前回、日向ぼっこで、大騒ぎのことを書いた。新聞に載っていた、「リロケーションダメージ」ということを、思い出した。「生活環境の大きな変化は、一気に衰えさせる」という意味。在宅のばあちゃんは、「我が家が一番」。日向ぽっこの時に、脇にいれば、安心なのかも。普段は目をつぶっているが、周りの雰囲気が分かるのだろう。手造りのカレンダーに貼りつけた写真は、百歳前のもの。百歳の記念冊子に綴ったものから、「楽」のところ。「認知症 今日は笑う日と けたけたと 笑う門には 福来るという」。「手と足の マッサージに 目をつむり ぐらんぐらんにも 有難うと言う」。「揉んどくれ 薄目でちらっと 顔を見る ありがとうって おちょぼ口で」。「むずむずとする 背中のかゆみを ごしごしと ありがてぇなぁと 背中まるめる」。「ありがとう ありがとうって 涙して マヒの左手 右手で動かす」。「おちょぼ口も 頬ぺったも にこにこと 夢を見てたのか ともちゃんの名を」。「痛ぇんだょ 揉みの催促 上目をして べそのしぐさして ちらり見ている」。「饅頭を 鼻に食べさせ 目と口を 大きくあけて 満足して笑む」。笑って、お正月を、迎えられる。

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