拙いブログも、十日も、ご無沙汰していた。同期会の交流誌の郵送もしていた。その便りもきたので、返信もしていた。あと十五人に、郵送しなければならない。画像は、少し前に行った閼伽井嶽の前庭にあった。種子が石を割って根を下ろしたのかも。岩手県の盛岡市だったかなぁ、石割り桜の木があったと、思う。四十年も前に、見た覚えがある。石を割って根をおろす。真夏の暑さの時にも、枯れずに成長するのだろう。植物の生命力に感心をした。
画像は、木枯らしが吹く前日にカシャッとしたもの。日中、ガラス越しの陽射しは、ちょっと暑いくらいだった。日が陰りはじめると、肌寒くなってきた。いま頃の季節に感じる寒さを、そぞろ寒というと、本にある。季語によると、朝寒、夜寒が、今の時期のようだ。七十二候の、霜降と立冬の間に、「草木黄落―おちばのきせつ―」とある。間もなく十一月。ニュースで、年賀はがきが、発売と報じている。「歳月、人を待たず」かぁ。
NHKのラジオ放送を、ながら聞きしていた。漫談家のショカクヤ、チトセが「わっかるっかなぁ、わかんねぇだろぅなぁ」と。「かあさんがぁ、手袋あんでくれたぁ」と。子どもたちは、かあさんの手が、しもやけであかくふくらんでいるので、その手袋を、かあさんにあげようと。すると、かぁちゃんは、みんなのお袋だから、いなないよぉと、語っていた。ちょっと寂しげな語りで、「たわむれに 母を背負いて そのあまりの 軽きに泣きて 三歩歩まず」と。今、在宅介護中のばあちゃんを、車椅子から、ベットに移すので、抱きかかえて持ち上げた。しばらくぶりだったので、軽くなっているので、驚いた。ベットに腰をかけさせた。ばあちゃんの、はにかみ笑いも、元気ない。百一歳がすぎた。画像は以前にものせたもの。