もののはじめblog

コメント歓迎 ! 
必ずコメントに参ります by iina

レストランにて

2009年02月12日 | 雑感
親子連れが前のテーブルにつき、赤子にミルクを与え、見守っている姿が微笑ましい。

ふたりのビジネスマンが連れ立って、レストランの大きなウィンドウの外↑を通る。携帯でそれぞれやりとりしながら歩いて行く。出先でも仕事が追いかけてくるのだろうか。あるいは、アポをとっているのか。

そういえば、若い頃に昼食後の喫茶店で、雑誌を読むことは、同席した者を無視して自分の世界にこもるようで相手に失礼だと、遠まわしに注意されたことを思い起こす。

このことから、ひとつ部屋に集まってゲームに夢中になる子供たちを連想する。
それぞれ自分のゲーム器に集中しているが、仲間と隣合わせなっていながら言葉を交わしあっているのだろうか。後で、攻略法についての情報でも交換しあうのだろうか。

自分はというと、昼食にワインを傾け何気に観察するかたちになり、あれこれと連想している自分に気づいて、時間に追われることのない自由をたのしんでいる。

またも、連想する。
むかし、ラジオ『秋山ちえ子の談話室』で、新幹線で見かけた親子連れについて話した。
道中、母親は、赤子にひとことも声をかけなかったので、思わずその母親に注意したという。
親というものは、赤子にことばが理解できなくても、語りかけることによって愛情を感じるものだ。スキンシップを大切になさいと。

そういえば、先の親子連れもことばがない。
目にはいるかぎりでは、愛情深く赤子を中心にあれこれ気遣っていて微笑ましい。
でも、夫婦の間でも、赤子に対してもことばがなかったように思えた。




日 付    閲覧数  アクセスIP数   gooランキング
02.12(木)  1695 PV   321 IP     - 位 / 1182445ブログ
コメント (3)    この記事についてブログを書く
« ENEX2009 | トップ | 蛇使い裸女 »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
薄れゆく絆 (茶陶遊人の部屋)
2009-02-12 21:38:39
まったく同感です。私も「秋山ちえ子の談話室」を聞いていましたが、「絆」が最近失われつつあるのが残念です。親子の絆、夫婦の絆、
家族の絆、友人との絆、隣人との絆、輪を広げ国や民族との絆、などなどありますが、平和な世界を願いたいものです。
私も外に出ると人物ウォッチングをついしてしまいます。
返信する
Unknown (真理子)
2009-02-12 21:59:43
始めまして。。
直美と言います。

ちょっとネットショップをしているんですが、いろんな方と交流を持ちたいと思って、訪問させて頂きました。

今後とも宜しくお願いします。

とりあえず、お気に入りにいれさせてもらいました。

サイトを見てもらえるとありがたいです。

真理子
http://keep.lezami.com/

返信する
コメントに返信 (iina)
2009-02-13 09:30:33
(茶陶遊人の部屋)さん へ
明治維新で日本の偉いところは、世界の一流人を高給で招いたことです。
手元の金高では、気が引けるほどのところを借金してまで一流を目指した
ところは学ぶべき志です。
それが中央にひしめき、東京が配電盤の役割を担い、結果的に中央集権制
になったと、司馬遼太郎が指摘していました。
そんな名残を、富岡製糸工場にも感じます。
それにしても、最近の対人関係はいびつになっています。

(真理子) さん へ
アフェリエイトの営業活動をご苦労様。
でも、ブログ記事とは、一切無関係のコメントでした。
残念!
返信する

コメントを投稿

雑感」カテゴリの最新記事