もののはじめblog

コメント歓迎 ! 
必ずコメントに参ります by iina

『谷』の成り立ち

2007年10月24日 | ことば遊び
「谷」の字は、左右から山が迫った場所の穴(口)から水が湧き出ている様子を表している象形文字。
谷は山の深奥で、神霊の依るところとされ、民間的な信仰の対象だった。
その証拠に、「谷」が含まれている漢字には、もともと神事に関係する字が数多くある。
例えば、廟を現すウカンムリがつくと、現われた神の姿を表す「容」、神事に携わる人のゆったりした衣装を「裕」、廟に参上する前のみそぎを「浴」といった。
それぞれの字は、本来の意味から発展して、現代に至っている。




コメント (1)    この記事についてブログを書く
« 秩父34観音 | トップ | かぼちゃ »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (くろくま)
2007-10-24 20:19:08
なるほどぉ、漢字っておもしろいですね
返信する

コメントを投稿

ことば遊び」カテゴリの最新記事