割安チケット

先日、講演会を聴きに会場の下車駅・神保町で降りた。
神保町を歩くと、此処のメッカ古本屋にまじり高層ビルがニョキニョキ伸びていた。その中で目についたのが、大学。明治大学がモダンな高層ビルに建て直したのは知っていたが、ほかに専修大学であったりした。

この界隈には、チケット割安店が軒を並べていて、かつては重宝したものだが、見当たらなかった。
例えば、新幹線のチケットを、大量に個別販売する不思議さを不信に思っていた。しかも、求める１枚を連続シートからちぎるほどに。

役人は、翌年の予算確保ないしそれ以上を確保するため、年度内に予算を消化する必要からチケットを購入し、割安店に転売のうえ現金化し埋蔵金にしているのではと疑った。
神保町に割安店がなくなったのも、さいきんの政府の仕分け等が徹底されたあおりで、この手法が採れなくなり、市場にまわらなくなったと思ったりするのは勘ぐりすぎだろうか。

講演会は、「国民読書年フォーラムin東京」だったが、終わった後はもちろんいっぱい飲むたのしみがある。
そして、こんかいのようにブログに講演とは違った角度から寸評を書けたりする。

追記
基調講演は建築家の安滕忠雄氏による「本を捨てるな」。
パネルディスカッションは、「読書立国の展望と課題」をテーマに４人がトーク。
ロバート・キャンベル　東大教授
田嶋幸三氏・日本サッカー協会副会長
川本裕子さん・早稲田大学教授
司会を橋本五郎氏


後