もののはじめblog

コメント歓迎 ! 
必ずコメントに参ります by iina

高畑城堀跡

2016年06月26日 | 

高畑城堀跡
は、山形県の置賜地方の高畠にある。   
高畑たかはた城は、現在の高畠小学校を中心に築かれていた。高畠小学校の辺りが本丸、西に二の丸、南に三の丸があり、大手は西であったという。

高畑城は、承安年間(1171~1174)、奥州平泉藤原秀衡のいとこ樋爪五郎季衡によって築かれたのが始まりとされる。
1380年、伊達氏が置賜地方に侵攻し、長く当地を支配した長井氏を滅ぼすと応永年間(1394~1428)に高畑城を大改修し居城とし、212年間支配。
1591年 伊達政宗が岩手山城に移封した後は、蒲生氏郷が7年間統治。慶長3年(1598)、越後の上杉景勝が入封。
  その後、上杉景勝は会津に封ぜられるも、その家臣・直江兼続が伊達・信夫・米沢を領し高畑を管轄す。関ケ原後、再び上杉景勝が減封され米沢に入部。

その後、幕府直轄領となり、高畑織田氏の陣屋代官所となった。釣り鐘のような形状から鐘ケ城とも呼ばれていたが、現在は大手門内堀跡とみられる位置に水を湛えた堀跡だけが残る。




地元の方に跡地を尋ねたら高畠小学校側が目安と教えられ着くと、記章「高」を見て一瞬高校かと思った。
小学校と堀の隣に映画「スウィングガールズ」の舞台となった高畠高校校舎があったが移転したため、跡地に「たかはたこども園」が建つ。




      

コメント (8)    この記事についてブログを書く
« 笑撃1210 | トップ | 亀岡文殊 »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お早うございます (延岡の山歩人K)
2016-06-26 07:06:11
 >水を湛えた堀跡だけが残る。
城址や 堀跡を眺めていると 世の無常を感じますね
「夏草や兵どもが夢の跡」。

返信する
高畠城跡 (らいちゃん)
2016-06-26 07:25:33
今は掘跡だけになっている高畠城は釣鐘のような形状をしたお城だったとのこと。
珍しい形のお城ならば、復元して見せてもらいたいですね。
2番目の画像「高畠城掘跡」を眺めていると、400~500年前に伊達氏、蒲生氏、上杉氏らによって統治されていたとは思えないような静かさです。
そのお堀が今私たちに何かを語りかけてくれているようなそんな気がします。

>「袰(ほろ)」を指し物として使って精鋭を組むとは、アイデアですね。
織田信長のアイディアのようですね。
信長は型破りの武将だったと言われていますから、現在の日本の政府には彼のような人が必要な気がします。
返信する
(延岡の山歩人K) さん へ (iina)
2016-06-26 10:38:25
>城址や 堀跡を眺めていると 世の無常を感じますね 「夏草や兵どもが夢の跡」。
この句は、1689年5月13日(新暦6月29日)に平泉で松尾芭蕉が詠んだ俳句ですから、327年前の今頃の作でした。

http://www.tenki.jp/suppl/romisan/2015/05/12/3901.html

返信する
(らいちゃん)  へ (iina)
2016-06-26 10:49:00
>「グロリオサ」は、ユリの仲間で、 炎が輝き、燃え盛るように咲く花姿が特徴です。
印象とおりに、炎が燃え立つかのようです。なんともユニークな姿をするものです。

>今は掘跡だけになっている高畠城は釣鐘のような形状をしたお城だったとのこと。
2枚目の写真をクリックすると高畑城堀跡の釣り鐘のような形状も見れますから、ご覧ください。

明日は、亀岡文殊堂が建つ山の姿について ご紹介します。

返信する
日本は広い (hide-san)
2016-06-26 17:48:49
改めて日本が広いのを知りました。

いずれ山形に入るのですが、もっと北の最上、新庄、大石田あたりです。
その昔、直江兼続が統治したなど、
歴史の一端だけしか知らないボクには新しい事ばかりです。
ありがとうございました。
返信する
話題 (六五六)
2016-06-27 00:32:54
伊達氏、蒲生氏、上杉氏から映画のスウィングガールズまで話題の多い高畠ですね。

明日の話題が楽しみです。
返信する
(hide-san) さん へ (iina)
2016-06-27 09:47:00
hide-sanさんは、奥州街道をいまはどこまで歩いているのでしょうか。山形がたのしみですね。

「倶利伽羅」といえば、石川県と富山県の県境に倶利伽羅峠を思います。「剣に黒龍が巻きついたお姿のお不動さま」だそうです。
倶利伽羅源平合戦で有名ですが、山頂は狭くて、ここで戦をしたのかと思うほどに生々しい跡でした。

返信する
(六五六)  さん へ (iina)
2016-06-27 09:51:14
高畑城というか屋形には、歴史に名をとどめた武将たちの夢の跡という風情でした。^^

きょうの話題は、亀岡文殊堂です。

返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事