5月30日(土)
酸素室のレンタルを調べつつ、びっちゃんの様子を見ていると、少しは楽になったのか、こちらを向いておねんね。
2:45 吐き戻す。出すものがないので、泡っぽいものを少量吐く。吐くものがないのも苦しそう…。
足腰がへにゃへにゃ…。
座り込むのもしんどそう…。
休んでいるソファからトイレまでの距離までも力が入らない。
どこでおしっこをしてもいいように、トイレシーツは広げて置いているが、トイレまで行こうとする…。
けなげなびっちゃん…😢
ぐったりし、食欲がなさそうなので、そのまま寝かせておいた。
この日は9時から診察の予約をしていたので、病院へ。
スリングに入れられる状態ではないので、寝たまま抱っこし、車のクレートを撤去して、座席にベッドを。
横になったびっちゃんをさすりながら、病院へ向かう。
9:00 診察。状態が悪いので、また心タンポナーデの状態かと思っていたが、心嚢水は溜まっていないとのこと。
しかし、肺に水が漏れ溜まってきている様子。ただ、抜けるほどの量ではない…。
前日から食事と薬が摂れていないので、注射と点滴をしてもらう。
心臓の状態が悪くなっていて、貧血状態が悪化していることもあり、酸素室レンタルについての説明を受ける。
パンフレットをいただき、検討することに。
帰宅後…
酸素室のレンタルを調べつつ、びっちゃんの様子を見ていると、少しは楽になったのか、こちらを向いておねんね。
まさかこの写真が最後の1枚になるとは…
12:30 上体を起こし、立ち上がろうとするので、体を支えつつ、背中をさする。
大きく息をしているので、いつ吐いてもいいようにハンカチも準備していたが、おしりから失禁とともに、今まで聞いたことのない鳴き声を発する。
そのままぐったり、びっpapaの腕に抱えられたまま全身の力が抜ける。
口が半開き…目が白い(のは瞳孔が開いていたから、とあとてわかる)。
お空に召された…
のかどうか、動揺している二人にはわからず、とりあえず病院にTEL。
びっちゃんを再び病院に連れていくことに…。
13:00 病院に向かう車内でびっちゃんを抱いていたが、明らかに体温が低くなり、冷たくなってきていることを感じる…。
やっぱり亡くなった…
連れていくまでもないか…と思い、病院にTELして家に帰ろうとしたが、来てくれたら、体をきれいにしてあげますよ、と言ってくださったので、そのままびっちゃんを連れていった。
「きれいな体にしてもらおうね、びっちゃん」って声をかけながら…。
14:00 病院到着。びっちゃんを預ける。いつも診てもらっていた院長先生は急患で別の系列に行かれた、とのことだったが、びっちゃんをきれいにしてもらっている間に、帰ってきてくださった。
最期の様子などをお話しすると、腫瘍のある血管が裂けた可能性を話してくださった。
血管が裂けて心臓破裂。
診察時に聞いていたことでした。
長患いになる子もいるようです。
最期の一瞬は、あの絞り出すような鳴き声から察するに、苦しかったでしょうが、一思い…で逝けた…のかもしれません…。
骨折の治りが悪くなってからのびっちゃんを、ずっと診てくださった院長先生。
びっちゃんの心臓の異変に気づいてくださったのも先生でした…。
感謝しかありません…。
棺には、きれいになったびっちゃん。
お首にバンダナをつけてもらって帰宅しました。