日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

宮本輝著「草花たちの静かな誓い」

2020-02-17 | 読書
先週読んだ一冊

宮本輝著「草花たちの静かな近い」集英社文庫刊
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久し振りに一気読みをしてしまった。

勤めていた会社を辞めてアメリカの会社に就職活動中のところへ
アメリカに住んでいる叔母の突然死の知らせが入る。
南カルフォルニアの大学院を卒業し
MBA保持の高スペック男子
(雫井脩介著「引き抜きや」の影響)

叔母の遺骨を持ってカルフォルニアの高級住宅地に向かう
弁護士から四十数億の資産価値の相続人となった事を告げられる
叔母の無くなった筈の娘が見つかった際は遺産の大部分を娘に渡すこと・・
カリフォルニアの叔母の邸宅で暮らしつつ
仕事のパートナーが見つかり、恋人も見つかりそうになり
叔母の娘は・・・・

これ以上は著作権侵害になりそうなのだが・・

叔母の人となりや、高スペック男子の身の振り方や
それほどよじれてはいないけれど、ハラハラしつつページを繰ってしまう。

叔母の豪邸は花に溢れていて



我が家のベランダのゼラニュームも仲間に慣れそうだが
重要な役目を担うのはガーベラ
今度植えてみようか・・

勝手な読後感を書き連ねていたけれど
著作権侵害は避けたい。
これからはコッソリ(?)楽しむしかないけれど

この本は夫婦愛より自己愛より
娘を愛した人のミステリーです。

で、大きな声で「面白い」「お勧めしたい」と言いたい。



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