日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

大山崎 聴竹居

2016-04-29 | 趣味・遊び
離宮八幡宮の後、坂道をグングン上り、下り着いたのが
見学会の主催者の拠点「聴竹居」
大正から昭和に掛けた建築家wiki藤井厚二氏の実験住宅の自邸



林に囲まれたこの地は絶景、縁からの眺め



居ながらにして、大山崎の町並みと先の淀川が見渡せる。
(屋内は公開禁止)
裕福な造り酒屋の出身で着るもの持ちもの車迄超一流品を身につけた。
この硝子もドイツから取り寄せて歪み無し。

見学を仕切って下さった皆さんに案内をしていただいたが
屋内は、紙の壁や天井が茶色くくすみ、剥がれそう
「80年住宅です」と言われても、
日々住まいを綺麗に気持ち良くを仕事にしている身としては
「いいのかな~~」「補修費用がないのかなあ~~」心配する。

敷地の段差部分にパイプを埋込み、居間の地袋を風窓にしている。
「環境共生住宅の所以」だそうだが
「虫が出入りしないかな~~」いらぬ心配をしてしまう。

縁でいただいた特製弁当

 

美味しかった。
一段下がった場所には、やはり実験住宅



天王山の一万坪を買い占め、
住宅を造り住んで、データーを取り友人に譲ったとか・・
最後の実験住宅は五作目、昭和3年竣工だから築88年!
戦争をくぐり抜け、阪神淡路大震災をやり過ごした(?)



玄関脇は補修した後があったが
震災の被害を聞かずじまいだった。

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