日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

阿佐ケ谷Yukariさん

2013-10-29 | 趣味・遊び
先週金曜日の阿佐ケ谷ジャズストリート
最初に回った会場は阿佐ケ谷地域区民センター
一昨年前まで杉並講座で使わせてもらっていた。

駅にも近いし「東北支援コンサート 被災地出身の歌手を迎えて」 だし
行ってみよう、と言うことになった。




いつもの長テーブルが並んだ部屋がライブハウスに変身

Yukari トリオ
普通のスタイルのパーカッションの男性
白いジャケットのピアノの女性、なんか素人っぽい
一拍遅れて、黒いシースルードレスと帽子のYukariさん

歌い出したとたんに引込まれた
低めにハスキーが入る声

 あんたがた どこさ肥後さ 
 肥後どこさ 熊本さ・・
 熊本どこさ 船場さ・・
 船場山には狸がおってさ
 それを漁師が鉄砲で打ってさ
 煮てさ 焼いてさ チョイとかぶせ

(子供の頃は末尾をチョイと隠し、と歌っていたが?)

わらべ歌がジャズナンバーになってしまった。

2009年のジャズストリートで聞いたティファニーさん
アルバムに入っている「五木の子守唄」も熊本の民謡
熊本はジャズになり易いのかなあ~~。

続いて他のナンバーや自作の歌を聞かせてくれたが
ハスキーがかるより伸びやかな声になって、
少し物足りなさを感じてしまった。

あんたがたどこさをもっと聞きたくなり
早速CD を購入(¥1,000-)



残念な事に自作の3曲だけで、あんたがたどこさ、は入っていなかった。
となりに並んでいたDVDには入っているのだろうか?


なんと、日曜日の朝日新聞の朝刊にYukariさんの記事が大きく掲載されていた。
それによると、10代の頃阿佐ケ谷でジャズを歌っていた。
福島第一原発から35キロの所に住んでいて
事故後那須塩原までタクシーで避難
東京を点々とした後に、旧赤坂プリンスホテルへ
高層のホテルから見る景色に気をくれして、
交差点では多くの人の中で孤独を感じた。

ようやく昨年に吹っ切れて又歌い出したとか。

    

12/12 神楽坂The GLEEでライブがで開かれる。

まだ落ち着いたとは言えないかも知れないが
前に進む気力が満ちている・・そんな気のする歌声でした。

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