日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

「神の手」パトリシア・コーンウエル\0

2006-01-14 | 読書
 おなじみの検視官シリーズ
スカーペッター&ベントンのミステリーを読んだ。
ここ数年年末に慌ただしく刊行される。
おかげで例年年初め1番の読書となっている。

1冊読み切りの頃は文句なしに面白かった。
上下2冊になってからは「なんだかなあ」という感じ。
前のがメチャ良かっただけに期待外れの感がぬぐえない。
ここ数年は「紅白」と同じに惰性&今度こそ!の期待で読む。

今回の「神の手」は
なかなか本題に入りきらないうちに終わった気がする。
おかげで??・・と2回読むはめに!
この本の場合中身は書けない、謎解きが台なしになってしまう。

姪の完ぺきボディーのルーシーは煮え切らない
ハンサムドクターのベントンは研究だけで生彩がない
切れ者のスカーペッターには活躍の場がない
殺人鬼の犯人はすんでのところで肩透かし
・・というところで、結末には満足感がない
やはり「なんだかなあ」

途中で目を覆いたくなった。
スカーペッターがお料理をしながら電話で捜査チームに指示を出す。
鶏のお腹にスパイスを入れながら殺人現場の話しを聞く。
「やめてー」叫びたくなった。

そんなコンナを2回読んでしまった。
次作がますます恐い・・
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