日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

時空を超えたギリシャ像

2016-06-25 | 趣味・遊び
木曜日、国立東京博物館
「ほほえみの御仏」展をみて、関連の法隆寺館に行き
平成館の時空を超えた「古代ギリシャ」展の会場に向かった。



興味の的は現代ギリシャの人々の顔と
ミロのビーナス(BC130年)を初めとする大理石彫刻の顔の違い

      
アレクサンドロスはBC340~50年頃の作  アルテミスはBC100年頃の作

額が秀でて、眼禍が窪み鼻が真っ直ぐに伸びている
が、現代ギリシャ人達はこのようなお顔の人は少ない
昨年のギリシャ騒動を注目(人々の顔)していたが
大理石像とは違っていた。

ギリシャ展のアリストテレス像 含蓄のある今でも見られそうな風貌 

    

チプラス首相(右)秀でた額と窪んだ眼は
テイスト的にアレクサンドロスに似ていないことも無いが・・

以前見たテレビ番組とあわせて
ギリシャの芸術家達は人々の顔をより美しく、理想的に作り上げ
数限りないほどの彫刻美を残してきた・・のではなかったか。

そんな愚にもつかないことを考えながら、回ったが
御仏展、法隆寺館を回った後なので
疲れてしまい、休息のソファーを転々と探しまわった。

BC400年から現代迄
思考はまさに「時空を超え」
外へ出ると、雨空から灼熱の夏空へ
頭も身体も時空越えは酷であった。

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