日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

原美術館

2004-12-25 | 仕事・建物
現代アートの「原美術館」の見学に行きました。
目的はもちろん建物見学。
昭和初期、戦前に建てられた邸宅を'79年に美術館に改修。
モダンアートと時代の雰囲気をにじませた建物が融合しています。
建てられた時は「超モダン」、東京湾を眺められた食堂、中庭を囲んだゆるやかにカーブした廊下など。
住まいだった頃を感じながら回りました。
どの部屋もこじんまりした雰囲気が居心地の良さを感じさせます。
現在の邸宅は広さも半端でなく天井も高く、どことなく落ち着きが無い所が見られますが、昔の邸宅は程よい広さを追及したかに見えます。

現代アートは得意ではありませんが、狭い空間を利用した面白さには脱帽。
2階の階段のそばのアールになった小部屋は刺激的でした。
周りに誰もいず秘密めいた扉を開けると、発光ダイオードの文字が円く狭い奥へ続いています。
扉から手を離すと2度と戻れない気分。
思い切って奥まで行くと文字以外は真っ暗闇!!
怖くなって扉のレバーを探すが無い!
押すと無事開きました。
ほんの一瞬軽いパニック!
ドアから頭を突っ込んだまま、もう一度入る気がせずに中を眺めました。

円山応挙の軸(現代アートと応挙のコラボを意識した展示とか・・)はすばらしい!!
ず~~っと見ていたい気がしました。
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