朝日新聞の広告で見つけた本
森博嗣著「銀河不動産の超越」講談社文庫
別冊文芸春秋別冊に2007年1月から2008年3月号まで掲載されていた。
作者も初めてだし、内容も全く知らないまま
「不思議な建物に集まった不思議な面々」の文と
不動産屋の超越とは??で注文してしまった。
カバーは打ち放しコンクリートのシュールな感じ
「どうもみんなが凄まじすぎる。
私を取り巻く人達は凄まじいのだ」白帯の文面だが
読み出して「面白い!!」
高校からずっとけだるく生きて来て、
大学生で就職する段になり「ここだけはやめておけ、
最後の最後までどうしようもなくなった時まで止めておけ」
と言う不動産屋に就職をしてしまった。
町の引違いのガラスにびっしりと貼ってある物件チラシ
社長に女性事務員だけの小さな不動産屋
それでもめげる事無く、勤勉に不動産の斡旋を学びつつ仕事をする。
町で名高いお金持ちの奥様に気に入られ
あっという間に打ち放しコンクリートの広大な住宅に一人で住まう事になり
あれよあれよと言う間に、斡旋顧客の面倒を見
打ち放しの住まいに入れ替わり立ち替わり「凄まじい人達」が逗留する。
ここまでは手放しで喜べる面白さ
不器用と真面目さと、世間からは浮きっぱなしの主人公
もっと・もっとと、読み進むと・・
浮きっぱなしにもっと上手な浮きっぱなしがくっ付き
最後はドンチャン騒ぎの、幸せな人たちになってしまう。
いわゆる、出世物語&シャンシャンシャンになり
相当ガックリ
作者を見れば国立大学の教授にして売れっ子作家だった。
熱烈なファンが沢山いるらしい。
頑張らずにお人好しで生きる真面目な青年
成功出世させずに、困難な人々と
もっともっと格闘して欲しかった。
ハッピーエンドの好きな方にお勧めの1冊です。
森博嗣著「銀河不動産の超越」講談社文庫
別冊文芸春秋別冊に2007年1月から2008年3月号まで掲載されていた。
作者も初めてだし、内容も全く知らないまま
「不思議な建物に集まった不思議な面々」の文と
不動産屋の超越とは??で注文してしまった。
カバーは打ち放しコンクリートのシュールな感じ
「どうもみんなが凄まじすぎる。
私を取り巻く人達は凄まじいのだ」白帯の文面だが
読み出して「面白い!!」
高校からずっとけだるく生きて来て、
大学生で就職する段になり「ここだけはやめておけ、
最後の最後までどうしようもなくなった時まで止めておけ」
と言う不動産屋に就職をしてしまった。
町の引違いのガラスにびっしりと貼ってある物件チラシ
社長に女性事務員だけの小さな不動産屋
それでもめげる事無く、勤勉に不動産の斡旋を学びつつ仕事をする。
町で名高いお金持ちの奥様に気に入られ
あっという間に打ち放しコンクリートの広大な住宅に一人で住まう事になり
あれよあれよと言う間に、斡旋顧客の面倒を見
打ち放しの住まいに入れ替わり立ち替わり「凄まじい人達」が逗留する。
ここまでは手放しで喜べる面白さ
不器用と真面目さと、世間からは浮きっぱなしの主人公
もっと・もっとと、読み進むと・・
浮きっぱなしにもっと上手な浮きっぱなしがくっ付き
最後はドンチャン騒ぎの、幸せな人たちになってしまう。
いわゆる、出世物語&シャンシャンシャンになり
相当ガックリ
作者を見れば国立大学の教授にして売れっ子作家だった。
熱烈なファンが沢山いるらしい。
頑張らずにお人好しで生きる真面目な青年
成功出世させずに、困難な人々と
もっともっと格闘して欲しかった。
ハッピーエンドの好きな方にお勧めの1冊です。
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