日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

本城雅人著「崩壊の森」

2022-04-01 | 読書
先日読んだ本「崩壊の森」 本城雅人著 文春文庫刊

帯には
 諜報、盗聴、罠、駆け引き、裏切り
 帝国崩壊!
 世界的スクープを報じた
 日本人記者は何をみたのか?

ソ連邦崩壊をその場で見ていた記者の物語
崩壊から20年
今のプーチン政権の異常なまでのウクライナ攻撃と
どう繋がっているのか?

興味津々ながら、難しい話ではないのか?
危惧していたけど、驚呆れながらも
今の世の現実とは思えない出来事の数々、

一つのデモの写真をこっそり撮って新聞に載せるため
空港で乗客に運んでもらう現実

今では昔話のようだが
ロシアの官憲の強権ぶりは少しも変わっていない。

毎日のニュースで
大統領の病状は進んでいる、、とか
軍内部のクーデタの可能性が高まっている、とか
政権の周りの離反が進んでいる、とか
キーウの戦闘が止んだとか、報道されるが
ロシア軍の占拠した地域は拡大しているとしか思えない。

この度の崩壊の森はいつになるのだろうか??

戦火が終わって、平和な時が来たにしても
ロシアに対する嫌悪感は、
この先何十年も消えることはないと思う。

ビックリするほどのプロパガンダ
昔の日本の戦中と変わらない部分を感じてしまう。
戦争を起こしているのはプーチンと言えども
日本の昔も戦争を後押ししたのは民衆
今のロシアもプロパガンダを信じている人たちは
プーチンの傀儡(?)

日本においても、
政権の言うことを鵜呑みにしないようにしよう!

ロシアのことを知るための
おすすめの一冊です。



こんな平和な空を1日も早くキーウへ!




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