8月末から、9月始めに夢中で読んだ二冊
吉田修一著「森は知っている」幻冬社文庫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/06/147bb77d7ca7e8677982b0b32fe26c5d.jpg)
吉田修一「悪人」「パレード」「さよなら渓谷」を読んでいたので
若者の心模様をメインとした一冊と思っていたが、違っていた。
中学三年生は南の島でおばあさんと暮らしている
おばあさんと血の繋がりは無く、近所に住む男の人の指示を受けている。
一つ年上の親友が中学を卒業し島を出て行くが
直ぐに行方不明となる。
どうやら並の中学生でなく、特殊な訓練と任務を負っている。
中学生と言うのに並の戸籍は無く、親兄弟も無い天涯孤独
なのに英語は元よりフランス語まで理解出来る。
奇想天外な中学生だが知能的犯行と、肉体的格闘をものとしない。
引込まれて一気呵成に読んでしまった。
伊岡瞬著「瑠璃の雫」角川文庫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/af/060d8f1773af7a32a75dc2b29cdb97f5.jpg)
こちらはすねて暮らす中学生の女の子
母親はアル中で病院を出たり入ったり
母親の従兄弟が献身的に面倒を見てくれて
元検事のお爺さんが心の支えになる。
心に影を持つ中学生と元検事は仲良く過ごすが
どちらも心の傷を隠していた。
ミステリー仕立てで、中学生の謎と元検事の謎を追いかける。
2冊ともダメ親に見捨てられて、特別な中学生になっていた。
読み終わって、普通の親で良かったとホッとしてしまった。
感想文とは言えなくなってしまっているが
2冊とも秋の夜長にピッタリ、お勧めです。
吉田修一著「森は知っている」幻冬社文庫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/06/147bb77d7ca7e8677982b0b32fe26c5d.jpg)
吉田修一「悪人」「パレード」「さよなら渓谷」を読んでいたので
若者の心模様をメインとした一冊と思っていたが、違っていた。
中学三年生は南の島でおばあさんと暮らしている
おばあさんと血の繋がりは無く、近所に住む男の人の指示を受けている。
一つ年上の親友が中学を卒業し島を出て行くが
直ぐに行方不明となる。
どうやら並の中学生でなく、特殊な訓練と任務を負っている。
中学生と言うのに並の戸籍は無く、親兄弟も無い天涯孤独
なのに英語は元よりフランス語まで理解出来る。
奇想天外な中学生だが知能的犯行と、肉体的格闘をものとしない。
引込まれて一気呵成に読んでしまった。
伊岡瞬著「瑠璃の雫」角川文庫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/af/060d8f1773af7a32a75dc2b29cdb97f5.jpg)
こちらはすねて暮らす中学生の女の子
母親はアル中で病院を出たり入ったり
母親の従兄弟が献身的に面倒を見てくれて
元検事のお爺さんが心の支えになる。
心に影を持つ中学生と元検事は仲良く過ごすが
どちらも心の傷を隠していた。
ミステリー仕立てで、中学生の謎と元検事の謎を追いかける。
2冊ともダメ親に見捨てられて、特別な中学生になっていた。
読み終わって、普通の親で良かったとホッとしてしまった。
感想文とは言えなくなってしまっているが
2冊とも秋の夜長にピッタリ、お勧めです。