日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

映画「エレニの帰郷」

2014-02-24 | 趣味・遊び
土曜日に映画を見に出た。
「エレニの帰郷」テオ・アンゲロプス監督

    

この映画は観念的な様相の作品でした。


ベルリンで映画監督が中断していた映画の再開を始めた。

場面は変わり1950年代、氷のソ連
スターリンが死去し変わる時代の訪れ
再会した男女だが、男性は最後まで後ろ姿だけ
男性と引き離されてエレニは子供を産みヤコブの姉に預ける。

訳が分からないまま、何所もかしこもカチンコンの映像に震える。
ストーリーを追い続けて頭をフル回転させるが
現代に生きる映画監督のもめ事とひっきりなしに入れ替わる

ようやく映画監督がエレニの息子で
激動の時代を生き抜いた母を描こうとしているかも・・と思い至る。

息子の元へ帰郷したエレニの夫はヤコブではなかった。
ヤコブがエレニの元を訪れ、別れを告げるが・・・

思わぬ事態が起こり、思わぬ展開にいたり

最後はあっけらか~~んで楽しく終わる。

実に観念的

帰ってストーリーを確認するが、ややこしい
長大な作品を3部に分けたが
前作の「エレニの旅」のストーリを見ると
よけいに訳が分からなくなる。

それにしても、会場は満席
若くはない男女で一杯
どうして??

私には映画は語れない、と
思い至った作品でした。

モヤモヤしたまま外に出ると、目の前は新宿高校



カクカクとしたスクエアーな建物に救われた?気分
コメント
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