シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2019年6月7日 ゲタリア

2019-07-08 22:05:33 | 旅行
人口3000人足らずの小さな港町、ゲタリアへ。漁業が盛んなこの町には新鮮な魚介類の炭火焼きレストランがいっぱい。また私たちが今回の旅で堪能しているバスクの白ワイン、チャコリの生産地としても有名です。


バスは35分でゲタリアに到着。途中海沿いの道が気持ちよかった!翻ってしまっている^^;赤と緑と白の旗はバスクの旗です。


バス停の前には可愛らしい家々に囲まれた小さな広場。


広場から見える砦の跡地のようなところに「サモトラケのニケ」的な石像が。謂れがわからない分、青空に映える姿が神秘的に見えちゃいます。


ランチの予約は13時からなのでしばらくゲタリアを散策。まずは町のメインストリート、マヨール通りを歩きます。


早速、可愛い魚の看板の炭火焼きのレストランを発見。炭火焼きは屋外でするんですね。よく見るとまな板も魚型!


この巨大な壁はサン・サルバドール教会の側面。


この分厚く低い石のトンネルがある場所は、なんと教会の真下!


トンネルを抜けると生活感たっぷりなエリアへ。ベランダにいろんなものがぶら下がっていたり、おばあちゃんが白い洗濯物を思いっ切り干していたりそんな南欧の日常の景色が大好き。


教会の裏の坂を下りていくと、、


美しいエメラルドグリーンの海が見えてきました。


スペインというと赤茶の乾燥した大地のイメージがありますが、ここバスクは年間雨量も多く緑がいっぱい。


先ほどのニケ的な石像がはるか上にそびえています。随分下ってきてしまった、、上がれるかな(笑)


さて、ビーチと反対側には漁港が整備されています。この町は中世の頃から漁業が盛んで捕鯨も行われていたそう。


水揚げした魚を運ぶためか駐車場もかなり広いです。


海岸沿いへ。炭火焼きレストランやカフェが並んでいます。


かなりかっこいい黒い大型漁船、乗ってみたい♪


こちらには赤や緑というバスク旗色の中型漁船が並びます。


手前には小さなボートがずらり。こちらも漁師さんの船なのかな。


港を一周した後、ランチまで時間があったので、先ほど通り過ぎたサン・サルバドール教会に寄ってみることに。ネオ・バロック様式の重厚なつくり。それ自体ヨーロッパの教会では珍しいことではないのですが、、


このステンドグラス、ほんのりと色着いたガラスを強い黒と繊細な黒の輪郭で囲むというあまり見たことがなかったタイプ、素敵でした。


こちらの窓の形も独特。


その中にはめ込まれたステンドグラスは直線的な幾何学模様で区切られた美しい青のグラデーション。こちらも私には新鮮でインパクト強かったです。この教会に寄って良かった!


マヨール通りへ戻ります。しばしお買い物タイム!


ここサラノルトはこの町で獲れた新鮮な魚介類を手作業で瓶詰めにして販売しています。


世界一美味しいといわれるカンタブリア海のアンチョビと青唐辛子の瓶詰めをお買い上げ。どうやって食べようかな(笑)


買い物を終えレストランへ向かうと、先につづく丘の上に葡萄畑が!まだ時間があるので行ってみます。陽当たりの良い斜面に石垣が積み上げられそこに葡萄が栽培されています。きっと育てられているのはバスク固有種のオンダリラビ・スリ。チャコリはゲタリアやオンダビリアなど限定した地域で生産されるオンダリラビ・スリから作られます。


葡萄はまだ直径2mm位のほんの小さいサイズでした。健やかに育って美味しいチャコリになりますように。


この先はハイキングコースになっていてそれなりの装備が必要そう。振り返ると青い海が輝いています。さて、いよいよ炭火焼きランチです!


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