シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2023年9月25日 アゲダ

2024-01-10 12:19:39 | 旅行
街中をカラフルな傘が覆いつくすアンブレラ・スカイ・プロジェクト。この商店街や通りの頭上を傘で覆うことは、今や世界中いろいろなところで実施されていますがこのアゲダが発祥の地です。
もちろんアズレージョともお似合いです。


アヴェイロからアゲダまではローカル列車で40分弱。本数が少ないので乗りたかった14時59分発に乗れてほっとしていると車掌さんが検札に来ます。券売機で発券されたカード状のチケットを見せると「それは読み込めない」「えっ」ポルト~アヴェイロでは問題なく使えてたのですがどうもこのローカル列車の車掌さんはチケットを読み取る機械をもっていないようでした。あ、それであの係員のおじいさんは忠告してくれたのかと大反省。「レシートある?」と聞かれごそごそ探しますがないorz...ということでもう一度チケット買う羽目になりました。安かったからいいんですが;;にしてもなぜそもそもアヴェイロ~アゲダへのカード状のチケットが買えてしまうのかは謎です。。どうもこの日は鉄道と相性が悪く、もう一波乱あるのでした。。
アゲダ駅に到着。楽しいイラストに迎えられます。もちろん傘も描かれている(左上)


線路の枕木がカラフル!いきなり可愛い。これで電車賃2重払いのことは忘れられました^^;


アンブレラ・スカイ・プロジェクトのメイン会場まで駅から向かう人に流れについていこうと思っていたのですが^^;降りた人が少なくすぐ見失ってしまいます。若干まわり道してしまったような、、ただそれでもそこまで遠くはないのですが強烈な陽射しを遮るところがなく、激暑ななかなか辛い道のりでした。。が、大きな傘のオブジェの登場にテンションアップ。


こちらの建物には早速傘が飾られてます。隣のスニーカーのほうがインパクトあるかな。 


傘を飾った素敵なカフェ。ここで休憩したくなりますがまずは目的地に向かいます。


ここがそのアンブレラ・スカイ・プロジェクトのメイン会場の1つのストリード。


想像していた以上にカラフル!傘の密度が高い!距離が長い!とその壮観さに更にテンションアップ、撮りまくりっちゃいます。WEBやガイドブックでその様子は見てたのですが実際に見るのとやっぱり感動。


アンブレラ・スカイ・プロジェクトは9月末ということだったので私たちの旅行の日まで本当に設置されているか心配だったり、激暑の中歩いたあとなのでより感動が大きかったです。


7月から開催されているので、期間最後の9月下旬には傘は汚れていたり、壊れていたり、一部なくなっていて残念な感じになっているという噂も聞いていたのですがほぼ気にならないほど見事でした!


傘は頭上だけでなく商店のあちこちに飾られてます。こちらはショーウィンドウのアンブレラ。


カラフルにペイントされた街路灯の柱。ここにも実は傘の絵が。


ちなみにカラフルもいっぱい。ベンチもカラフル、そしてこの手作り感がまたいいです。住民の方でみんなで盛り上げようという熱意が伝わってきます。


アーケードを抜けると丁寧に手入れされた花壇とカラフルなもりもりアイスクリームのオブジェ。こちらも夜間は照明が灯るのかな。見てみたかった。。にしてもこの記事では何回カラフルというワードを使うのだか(笑)それくらい徹底したカラフルな町、アゲダです。


さて次の傘のアーケード。こちらは透明ベースのカラフルな傘


傘と同じ色の花がぶらさがっていて華やか。


建物に映る感じがまたメルヘン。


鏡面状の壁に映るのも良き。


傘のデザインは毎年変わるそうです。毎年来たくなる!


ここからまたテイストが変わります。


ちょうど黄色い建物の壁とマッチする黄色と橙色の傘。とても素敵な景色になってます。


ここから黄色、緑、青、赤の見事なグラデーション!


黄色い傘のアケード出口。さすがにこのあたりだとさすがにお疲れがでてきた?傘があっちこっちむいちゃってますが、それがかえって青空の下、躍動感があってよいです(笑)


ステーキハウスの上にも傘、徹底してます。


再び戻って、青、紫ゾーンへ、涼やか。そういえばこのプロジェクト、もともと強い陽射しを解消し観光客を呼び込むための街おこしの企画として実施されたそう。おかげで快適に散策することができます。


このドロップアウトする傘たちがまた可愛い。


別角度から。傘が青空の中お散歩しているよう(ここに来るときっとみんなポエマーになります)色の並びも絶妙。


さてこの切り替わりポイントの小さなカフェで休憩します(トイレタイムもかねて)地元の男子学生も寄っている昔ながらのお店。


まったりとした雰囲気で絶品景色を楽しめます。


恒例のグラスと景色!ロゼワインに見えますが、紅茶缶(リプトン)ジュースです。あまりにのどが渇いていたのでアルコールは危険と自主規制。


お店の向かいにあったフォーマルウェア屋?さん。レトロな感じがたまりませんでした。


さてエネルギーチャージしたあとまた撮影タイム。


窓に映った景色が額縁に入った絵みたい。


その映った景色の元?がこちら。


この緑に覆われた白い壁沿いの細い道のアンブレラのある風景が一番私が気に入った場所でした。


旅行を計画しているときは、コスタ・ノヴァ(→絶対いきたい)、アヴェイロ(→ここは経路上必須)、アゲダと3か所を回るのは無謀かなと考え、


別にわざわざポルトガルに来て傘見なくても、実際ムーミンバレー(埼玉県/宮沢湖)で見たことあるし、と思い、アゲダ訪問を外すことも考えたのですが、まったく別次元でした。訪問して本当によかったです。


モコモコに盛られたデコレーション傘。なんとも言えないセンスが、、またよいです(笑)


幼稚園のような場所の壁にはミニ・デコレーション傘が飾られていました。


壁には傘の絵も。幼稚園児が描いたのかな!?


青空に浮かんでいるようなほんのりピンクの傘達。


レトロな街灯と花が植えられたハンギングバスケットとも絵になります。


傘柄の車というテーマで傘が映り込む車を撮ろうと思ったのですが、、今一つな仕上がり、、がいちを掲載。


カラフルじゃない壁画が滅茶苦茶目立つ街並みって(笑)


アーケードを抜けると会場の近くには静かな川もありました。


再びアーケードの散策。実はもっと混雑しているのかとおもっていたのですが、


基本、人通りはまばらでした。7月にアーティストやミュージシャンがくるお祭りの本番週間があるのでやはりその期間が人が集中するのかな。写真は撮りやすかったですが。


ということで、どこもかもフォトジェニックなので写真大量になっちゃいました。


このブログがこんなに旅行から帰ってもまだ書き終わらないのは大量の写真からブログに使う写真を選ぶのに滅茶苦茶時間がかかっているためです。同じような写真一杯ありますがいちを選抜された写真たちなのです。(これはアゲダだけでなく全部の町で、、)


可愛いシャッター!?奥の柱に描かれているのは落書きかアートかは不明。アートといわれればアート!?


最後に最初に感動した場所をもう一度ど訪れます。


光の入り方によって見え方も違うのがまた魅力。この時間帯はちょっとステンドグラス味が。いろいろな方の旅ブログを読んだところでは撮影には本当は午前中がおすすめとのことでしたが、


私は午後でも十分満足でした!堪能したのでそろそろ駅に戻ります。
105

アゲダの町には傘のアーケード以外にもカラフルなものがいっぱい。この階段には青空に白い雲、虹が浮かぶ中、傘、男の子、女の子とカラフルなメルヘン要素が目一杯詰まってます。


このセロハンのような小さなハートのアーケードも可愛らしい。


頭の上のハートと白い壁に映るのもハートがゆらゆら揺らめい綺麗でした。


手でハートをつくる優しい色合いの女の子が素敵です。その絵を囲むのが、


ピンクに塗られたタイヤの花壇。勿論傘もあしらわれています!


広場の階段ももちろんカラフル。


蹴込のところだけ色を入れてグレーと組み合わせるのがスタイリッシュ。


アーケードは傘以外にもいろいろなタイプが頑張ってます。
こちらにはお花が吊るされたような天井。もこもこと緑に波打ってるのがなんか気持ちいい感じ。


そして街の中で目を奪われた場所がここ、モップやチリトリまでカラフル!このディスプレイ上級者すぎる。。


私の中では可愛いのMVPでした。


そして茂みからぬっと顔を出すこの子は、、ウミガメ!?


カラフルな町ではこのシンプルな教会が新鮮です。でもこっちが本来のアゲダの姿なのかもです。


駅への歩いている道、行きと違ってしまい、ちょうど工事中だった駅前に直接辿り着けず、まだまだ暑い中ぐるっと駅を迂回するはめに;;


ただ苦あれば楽あり、いい出会いが。棒人間が傘もって街灯によじ登っているではありませんか!そしてよく見るとその奥に、、


可愛いにゃんこ! ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアのウサギ、さきほどのウミガメ、この子猫と私の中ではポルトガル可愛い3兄弟です。


だいぶ遠回りをして駅に到着。15時35分にアゲダ駅について今から17時26分発の列車にのろうとしているので、アゲダには駅から会場への往復を含めて2時間弱の短い滞在でしたが十分堪能できました。


コスタ・ノヴァ、アヴェイロ、アゲダという3つの町を巡れたことに満足しながら列車を待ちます、が、17時半過ぎてもこない、、日本感覚で乗り換え時間が10分ほどしかないアヴェイロから乗る特急列車を予約してしまっているので焦ります。7,8分遅れで来てくれましたが、列車内ではgoogleマップで列車の進行状況をずっと見ながら間に合うか冷や冷やしていました。どうにか間に合う時間に到着して特急列車が来るホームへダッシュ、、しかし今度はポルト行の列車が来ない(笑) そのうちやってきたポルト行の列車はどうみてもローカル列車。。ただ特急列車がいつ来るのかも不安なのでとりあえず乗っちゃいます。するとなんと線路を隔てた隣のプラットフォームに私たちがのるはずの特急列車が入線orz.. ホーム変わるなんて放送聞いてないよ;;(聞き取れてないだけなのかもですが)ピカピカのアルファ(特急列車)を見送ったところで、ローカル列車がゆったり走りだします;;
がっくり立っていると(混んでいて座れもしない)ポルトガルには珍しく厳格なお顔をした車掌さんが検札にきます。印刷したと特急予約チケットを見せたらなんか言われるかな(列車が違うよとか)、そしてたら特急列車のホームが急に変わり乗れなかったんですとでもクレーム言っちゃおうかなと思ったのですが、私たちの顔を見比べてすべてを悟ったようになにも言わずに行ってしまいました。。なんか余計悲しい。しばらくすると座れてGENERAL TORRES駅に到着、今日はとにかく鉄道と相性が悪かったのですが無事到着できたのですべてよしです。かな。


最後にお気に入りの1枚を。7月から9月にポルトガルを訪問するならちょっと不便な場所になっちゃいますが、ぜひアゲダも訪問してください!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  2023年9月25日 アヴェイロ | トップ | 2023年9月25日 ポルト夜 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (who)
2024-01-10 19:17:46
待ってました! という感じです。
5年前と比べて趣向を凝らされているというか、グレードアップしているというか。種類の数からすると、範囲も広げてるのかなとも思います。
ホントに雲一つない天気で、絶好のコスタノヴァ・アゲダ観光日和でしたね。
返信する
Unknown (who) (icchu)
2024-01-10 20:19:11
お待たせしました(笑) 事前に見たいろんな方のブログでもみたことないオブジェもあったので確かに広がっているのかもですね(見逃してしまったものも多そう)あとWhoさんのときとベンチや階段の絵が変わっているのも毎年頑張って書き換えているんだ!とぐっときちゃいました。きっと昨年よりいいものをと若干プレッシャー感じながら企画されているんでしょうね。激暑でヘロヘロにになりましたが、青空の下見られたのはいい思い出になりました!
返信する

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事