シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2013年7月5日午後 ゴルド

2013-08-04 09:57:05 | 旅行
天空の村ゴルド。青空につきでるような丘の上の城を取り囲むような石造りの家々、その周りにどこまでも広がる田園、これがプロヴァンスで一番見たかった景色です。


まさに息を飲む景観を持ち、「フランスの最も美しい村」に選ばれているゴルドですが、もともとこの「フランスの最も美しい村」制度を提唱し、現在協会長を務めているのがゴルド村の村長さんなんだそうです。この景色、夜とか朝もやの中とかいろんな表情見られたら、、


コルド村に行く前に、4キロ離れたセナンク修道院に向かいます。修道院は深い谷底にあるので車はかなり下っていきます。道沿いに点在するラベンダーの淡い紫の絨毯を楽しんでいるうちに修道院に到着。駐車場には様々なヨーロッパの国からの車がいっぱい、今まさに観光ハイシーズンといった感じです!駐車場近くにあったモワモワの木(正式名称不明、、)。


セナンク修道院に向かう谷底の狭い土地にはラベンダー畑がぎりぎりまで広がります。ちょっとまだ緑分が多いかな、、ただそれがこの暑さの中、涼やかでまたいい感じです。


さて、こちらがセナンク修道院。ゴルド全景がプロヴァンスで一番見たかった景色なら、この時期のプロヴァンスで一番見たい景色がここ。


ここは戒律が厳しくて有名なシトー派の修道院。飾り気のないロマネスク様式の建物は非常に素朴で穏やかな印象ですが、その歴史は決して穏やかなものとはいえません。


やっぱり美しい。しばし暑さを忘れます→本当に暑いんです。しかし暑さに負けず写真を山のようにとってしまいました。


修道院の見学は事前予約が必要なので、ほとんどの方(私も)は売店だけ。売店には修道院でつくられたラベンダーオイルやはちみつが売られています。


よく見るともとはゴルド村の建物のように明るいベージュの建物だったのかもしれません。世紀を超えて良い具合に灰色に黒ずんだようです。。


ゴルド村へ。ここではランチ時間を含め1時間半のフリータイム。丘の頂上にある教会前で解散です。


屋根の鐘が可愛らしい。壁はこのあたりで多く見られる平たい石を積み上げたボリーに似た印象。


金色に縁取られた青、赤、白の壁が印象的な教会の内部。


ランチの前に村を散策します。木陰は涼しげですが相当な日射しです。


遠景で凹凸のある壁が印象的だったお城。


それを背に石造りの壁に囲まれた細い道を下っていくと、、


眼下には広々とした田園風景が広がります。道沿いの平べったい石を積んだ塀の一番上だけ、石を縦に積んでいるのがわかるでしょうか。水はけを良くするためのこの地方独特な造り方だそうです。


家々の壁はやはり石を並べた感じのもの。明るいベージュが青空に映え美しいです。


更に石畳を下ります。


これ以上、下ると上ってこれそうなので、ここらでストップ。ピンクの花越しの田園風景。


あまりの暑さに散策を中断、ランチタイムにすることに。一番素敵だった木陰にあるカフェへ。


ロゼワインを頼んだところ、なんと氷もでてきました。1個ついれて冷たくいただきました。


頼んだのはこちら。BIOのこの店おすすめの特製サラダ。野菜の味が濃い!


木陰は嘘のように涼しい。やっぱり湿度が低いのですね。周りのテーブルの雰囲気もよく、ゆったりとした優雅なランチタイム。。のはずでしたが、


ちょっと味に変化をつけたくて、オリーブオイルをお願いしたところ、デン!と大きなボトルごとでてきました(笑)隣はバルサミコ。後に塩こしょう。塩は荒塩をひくミルタイプ。ところがいくらゴリゴリ回してもなかなか出てこない。ガンガン回したら突然分解、中には電池が、、はっ!電動ミルタイプでした。慌ててミルを四苦八苦しながら組み立てて、皿にこぼれた塩の山を隠すのでした(汗っ)。なみにちまわりのご老人達は自然に使いこなしていました。生活レベル高し、、侮れない。


食後は周りのお土産屋さんを除きます。


さて、ゴルド村を後にしてアヴィニョンへ向かいます。リュベロンの村々は想像以上に素敵でした。それだけに、今回は駆け足だったのでのんびり滞在したいっていう想いが膨らんじゃいました。どの村がいいかなぁ。


最後にセナンク修道院を一枚(撮りすぎて掲載絞り切れなかったのです)。ただ、実はこの旅ではもう一度、ゴルドと修道院を訪れます。のでまた載せちゃうんですけど(笑)
コメント
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