中学でも必修科目の時間不足・愛媛 2006年11月4日
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061103STXKF025303112006.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061103i314.htm?from=main3
松山市の愛光学園が経営する愛光中学(五百木誠也校長)は、必修科目「技術・家庭」の授業が、学習指導要領で3年間に175時間とする標準時間数を大幅に下回り、82時間になっていることが3日、分かった。
五百木校長は、履修内容が重複する部分は理科の授業で補うなどしたと説明。県に実際より履修時間を多くした虚偽のカリキュラムを報告したことを認め「標準時間は参考に示されているだけ。校長の裁量が認められており問題ないと考えている」と話した。
愛光高校も家庭科など必修科目の未履修が判明。愛媛県私学文書課は、同中に詳しい報告を求め、実態を調査する方針。
五百木校長によると、同中は技術・家庭のうちパソコン操作などを習う「情報」は通常に授業。介助や調理などは夏休みに実習するなどしたが、電気の知識などは技術・家庭で授業をしていなかった。
小中学校の必修科目履修状況について、伊吹文明文部科学相は2日「万が一にもあるかないか、いずれ当たりたい」と、調査する考えを示していた。
履修漏れ問題は高校だけにとどまらず、とうとう中学にまで広まってきましたね。3年生についてはもはやどうしようもありませんが、1年生や2年生については、生徒の負担にならない程度に技術・家庭科の授業を進めるべきではないでしょうか。
手先の器用さを鍛えることは重要なことですし、性別役割分担意識の固定化も若い時程、修正可能なことを考えれば、何も中学生の段階で授業を過度に選別する必要性は低いと個人的には思うのですが、いつから日本の教育制度はこんなに偏りのあるものになってしまったのでしょうか? 安倍政権の教育制度改革は重要な局面を迎えていますね。
関連ニュース
焦点は教育委員会改革、“機能不全”に批判相次ぐ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061103it15.htm
日経 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061103STXKF025303112006.html
読売 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20061103i314.htm?from=main3
松山市の愛光学園が経営する愛光中学(五百木誠也校長)は、必修科目「技術・家庭」の授業が、学習指導要領で3年間に175時間とする標準時間数を大幅に下回り、82時間になっていることが3日、分かった。
五百木校長は、履修内容が重複する部分は理科の授業で補うなどしたと説明。県に実際より履修時間を多くした虚偽のカリキュラムを報告したことを認め「標準時間は参考に示されているだけ。校長の裁量が認められており問題ないと考えている」と話した。
愛光高校も家庭科など必修科目の未履修が判明。愛媛県私学文書課は、同中に詳しい報告を求め、実態を調査する方針。
五百木校長によると、同中は技術・家庭のうちパソコン操作などを習う「情報」は通常に授業。介助や調理などは夏休みに実習するなどしたが、電気の知識などは技術・家庭で授業をしていなかった。
小中学校の必修科目履修状況について、伊吹文明文部科学相は2日「万が一にもあるかないか、いずれ当たりたい」と、調査する考えを示していた。
履修漏れ問題は高校だけにとどまらず、とうとう中学にまで広まってきましたね。3年生についてはもはやどうしようもありませんが、1年生や2年生については、生徒の負担にならない程度に技術・家庭科の授業を進めるべきではないでしょうか。
手先の器用さを鍛えることは重要なことですし、性別役割分担意識の固定化も若い時程、修正可能なことを考えれば、何も中学生の段階で授業を過度に選別する必要性は低いと個人的には思うのですが、いつから日本の教育制度はこんなに偏りのあるものになってしまったのでしょうか? 安倍政権の教育制度改革は重要な局面を迎えていますね。
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