豊島区で「いのちの森」、「学校の森」を指導して下さった植物生態学者・横浜国立大学名誉教授宮脇昭先生が昨年7月に93歳で亡くなりました。
4月24日宮脇昭先生を偲ぶ会があり、高野区長と参加いたしました。
宮脇先生の指導の下、豊島区は毎年1万本の植樹をして13年間で13万本を植えました。
植える場所が少ない豊島区(公園面積は23区で最下位)に13万本植えたということは、宮脇先生の指導に寄るところが大きい。
環境問題、生物多様性、SDGSとかいろいろ言われますが、大切なことは自然との共生であり、実際に手で触れて行動することです。
宮脇さんは
・植物は地球上で唯一の生産者
・共生、競争、がまん
・生物社会は競争しながら、少し我慢して共生するのが一番健全な状態
・ませる、まぜる、まぜる
・植物とは、明日を植えること、命を植えること、そして心に木を植えること
・生き物は現場で、目で見て、手で触れて、臭いを嗅ぎ、なめて触って、初め て分る
などと語っております。
(写真のピントがずれて申し訳ありません。)
宮脇先生ありがとうございました。
これからも豊島区は植樹を続けます。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。