10年も経つと樹木が生長し、電車が見えない?公園になりましたが、上に伸ばしても横は切っても良しとの指導で今日に至っています。
環境問題、生物多様性、SDGSとかいろいろ言われますが、大切なことは自然との共生であり、実際に手で触れて行動することですね。
ここは何処でしょうか?
十数階に相当する池袋のだだっ広い屋上。
東京芸術劇場の屋上です。
新宿高層ビル群も、スカイツリーも、360度見渡せる非公開の場所。
セラミックで覆われた広い花壇が4カ所あり、ヘリポートもあります。
数年前、タマリュウが植えてあっただけの花壇に、いろいろな植物を植えてみましたが、一面を覆ったのはチガヤとススキでした。
土でなく、粒の大きいセラミックが15センチくらい敷き詰められ自動灌水装置が設置されています。
適性があったのがイネ科のチガヤとススキということです。
上の写真は培養土の袋をそのまま鉢代わりにして、トマト、芽キャベツ、大葉、枝豆等を植えてたもの。
ミニトマトとアメーラトマトが収獲できました。完熟でかなり美味いかった。
因みにアメーラは大玉トマトの桃太郎を特殊な育て方で美味しくしたもので、これは普通の桃太郎になりました。
日当たりは抜群と言うか、遮るものがないからベスト。
但し、風がまともにあたります。
ここは9階まではエレベーターがあるが、5階分くらいに相当する部分は階段でしか上がれません。
荷物を上げるには相当な体力が必要。
この屋上を何とかきれいな緑化ができないか? が副館長TAKAHさんの念願です。
今日はとしまグリーンキッズプロジェクト実行委員会で子どもたちを集め、ここで観察と虫取りをしました。
日本生態系協会主任研究員の吉田峰規さんが、子どもたちに説明と指導をしました。
吉田さんは虫も植物も詳しいし大好きだから、お話も行動も実に面白い。
駅前のモッコクの木にミツバチが何匹もいました。
ミツバチをケースに入れて子どもたちに観察させていました。
植物が生えてきたため、今日はコオロギ(赤ちゃん)、トンボ、バッタ、テントウムシ等20種類くらいの虫を観察できました。
アシナガハチの巣も見つかり、吉田さんは巣ごと標本ように捕獲。網も無しでビニール袋に捕獲するのだから凄い。
普段誰も入れない、池袋西口駅前原っぱです。
芽キャベツ。まだ実は付いていませんが、そのうち出来ると思います。
要は土があれば畑にもなります。
舞台の仕掛けと広さにビックリ。
仕掛けの説明とともに観客席の座る場所で楽しみ方が変わるとの専門的なお話も伺えました。
観客席を見下すと歌でも歌いたくなる気分になるから、不思議な空間です。
芸術劇場に行く前に、モザイカルチャーえんちゃん前に集合。
立教大学社会学部現代文化学科・大学院社会学研究科教授(専門は環境教育/ESD)からお話を伺いました。
駅前緑化やえんちゃんの説明は石森が担当。
ネットトピアリー説明
池袋で緑化で一番美しい通りのルミネ前で、企業も民間も緑化に力を注いでいることを子どもたちにもお話しできました。
知らない方が多いと思いますが、右側階段上はルミネさんが管理する壁面緑化です。
小学生10名、保護者とスタッフ20名の合計30名でした。
登校日の小学校が多く、参加できなかった子どもが多かったのがちょと残念でしたが、大好評でした。
楽しかった。お疲れ様でした。
今回写真は全て0NDさんにお願いいたしました。
グリーンとしま再生プロジェクト実行委員会と豊島区環境政策課・公園緑地主催で「いのちの森」育樹活動を行いました。
地元の方々、大正大学学生(40名くらい)等総勢80名くらいでしょうか。
5年くらい前に植樹した木は大きくなって、公園脇の東上線の電車が見えないくらいになりました。
脇に伸びた枝は思いきり切っていきます。
脇は切って上には伸ばしていきます。
枝が覆い被さりトンネル状態。
大きなプランターには花を植えます。
スッキリしました。
若い大勢の力は凄い。
見事にきれい。
植樹も大切、育樹もしないと荒れていきます。
昨年10年で10万本の植樹を達成して、これからは区民ひとり1本の29万本になります。
残念ながら豊島区にはそれだけ植えられる土地がありません。
そこで植えられる土地や手入れをする必要のある地方と連携して、カーボンオフセットと言う考え方でも温室効果ガス削減を目指していくことになります。
かけ声だけでなく、地道な労力が必要です。
10月28日(日)グリーンとしま再生プロジェクト10周年「いのちの森」「学校の森」10万本達成記念式典がみらい館大明で開催されました。
主催者側であまり写真を撮れず、記念植樹だけの写真となります。
横浜国立大学名誉教授宮脇昭氏がご病気にもかかわらず参加して下さいました。
式典の様子はとしまテレビ「としま情報スクエア」で放映されるのでご覧頂ければと思います。
豊島区内に10万本植樹するって、実は途方もないことです。
なんと言っても植える場所がありません。
人口密度が高く、公園面積、数も最も少ない豊島区に樹木を植えるのですから。
宮脇昭氏の哲学と情熱なしには到底無理は目標でした。
宮脇氏のことについては是非ネットで検索して下さい。
また著書も多数あります。
植物は自然の中で、がまんし、競争し、共生しながら、人のいのちを支えています。
あなたと、あなたの愛する人のため、人類のため、土地本来の本物の森をつくることに人生をかけて実践しているのが宮脇氏です。
それに高野区長の10万本の号令と区の努力で目標が達成できました。
次の10年、20年と緑化を進める必要があります。
緑化には様々の手法があるし、都会では組み合わせが必要です。
でも、宮脇方式は自然の「いのち」を呼び起こす根源的な手法であり、哲学であることを肝に銘じておかなければいけないと思います。
あらためて宮脇昭氏が豊島区に関与していただいたことに、心から感謝いたします。
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式典のため畑には行けず、31日(水)に行ってきました。NAMIK夫妻も参加。
ダイコンは順調に育っています。
28日は HASIZU、KITAG、MORUZU、CHII、UME の5名参加
グリーンとしま再生プロジェクト10周年
「いのちの森」「学校の森」10万本達成記念式典を開催します。
日時:平成30年10月28日(日)午前11時~午後0時30分頃まで
場所:みらい館大明 体育館及び校庭
※来場の際は上履きをご持参下さい。
平成21年「グリーンとしま」再生プロジェクトが始動。
最初は1年で1万本の植樹が目標でしたが、高野区長が10年で10万本の目標を掲げました。植樹って木を植えるんです。日本一人口密度の高く、空いている土地が少ない豊島区に10万本…。
横浜国立大学名誉教授宮脇昭氏の指導の下にプロジェクトは始動。土地本来の樹種を混植・密植する方法です。土地に適した樹種を植えることで、地にしっかり根を張り生存力の高い森を作ります。小さな森でも環境にも災害にも強い「いのちの森」に育っていきます。
見た目に整った庭木を植えるようなレベルではなく、横は切っても上に伸ばす樹木の壁(森)を形成する方法です。植木の専門家からは大反対。初年度は議論百出。
でも、宮脇氏の世界に4,000万本植えた実績と情熱にはかなわない。都会と田舎の環境の違いはあっても、修正しながらも志は替えず、過密都市に10万本が植わりました。
すごい!
10月1日の広報としまです。
詳しくは10月1日の広報としま特集版をご覧下さい。
当日は大明まつりも開催しています(10月27日~28日)。
是非ともご参加下さい。
これからの予定
・5月28日(日)ジャガイモ雑草取り・芽かき、サツマイモ苗植え、他苗植え。
・6月2日(金)イベント用ジャガイモ収穫
・6月3日(土)、4日(日)フォーク&カントリーにてジャガイモ交換・販売(池袋西口公園)
・7月21日(金)~23日(日)東京フラフェスタにてジャガイモ交換・販売(池袋西口公園)
※大久保農園地図
ジャガイモ収穫は6月18日(日)と25日(日)
豊島区では「としまグリーンウェイブ」として毎年植樹・育樹活動をしています。
http://www.city.toshima.lg.jp/149/machizukuri/shizen/ryokuka/1702271635.html
8年前にグリーンとしま再生プロジェクト実行員会を作り、毎年1万本の植樹を目標にしています。
豊島区環境政策課と公園課が主体となり、今までに7万5千本の木を植えています。
公園面積・数とも23区で最も少ない豊島区にとって、木を植えたり緑化活動は至難の業です。
10年で10万本が目標ですが、現在それに近い数で区も並々ならぬ努力をしているところです。
ここは池袋本町電車の見える公園です。
4年前に苗木を植樹し、今は高さが7,8メートルになっています。
横は切っても上は切らない「いのちの森」作りです。
宮脇昭さん方式です。
今日は大正大学生中心に40名以上参加で剪定と雑草取り、植樹を行いました。
みなさん汗だくでしたね。
蜂の巣あったり刺が刺さったり、
2時間しっかり作業をしました。
土地に合った樹木を植えることは防災に大変役に立ちます。
高い樹木は日当たりを悪くするとか、公園で見えない場所ができて犯罪が増えるとか、反対もあります。
土地の乏しい都会では大変難しい問題ですが、場所に応じた植え方をしています。
この「電車の見える公園」や長崎の「はらっぱ公園」は「いのちの森」が成功している公園です。
南池袋公園のように芝生で被われた大人気な公園もできました。
豊島区は待機児童がゼロになったとの報道がありました。
豊島区も頑張っていますね。
グリーンウェイブは、国連が定める「国際生物多様性の日」(5月22日)の午前10時(現地時間)を中心に、世界各地で植樹等を行い、生物多様性を理解するきっかけとする活動です。地球上に東から西へと広がっていく様子を「みどりの波(グリーンウェイブ)」と表現しています。植樹以外にも、樹木の手入れや、樹木とふれあうイベント等もグリーンウェイブの活動です。
豊島区ではこれまで「グリーンとしま」再生プロジェクトとして、同プロジェクト実行委員会を中心に、区内の約100か所で「学校の森」「いのちの森」づくりを進めてきました。豊島区ではこのプロジェクトをより広く展開し、みどりの波をさらに広げるため、3月1日から6月15日を実施期間として「としまグリーンウェイブ2016」を推進します。(豊島区HPより)
ということで、今日は電車の見える公園で植樹といのちの森の剪定と手入れをしました。
3年前に植えた木が見事に生長し、遊歩道を覆いかぶさるようになってきたのを剪定です。
雑草取りも大変。
いのちの森は横浜国立大学名誉教授宮脇昭氏が提唱し世界で4千万本植えているということです。
その土地に合ったシイ、タブ、カシ等の木をを中心に低木から高木まで密植していのちの森をつくります。横に伸びた枝は切っても、縦(高さ)は切らない。
公園面積、数とも23区で一番少ない豊島区に植樹をするのは容易ではありませんが、区長が目指す10年で10万本は7年で6万6千本とほぼ目標に近い実績を上げています。
豊島区環境政策課の努力のお陰です。
ただし宮脇方式だけでは難しく、緑化(樹木)の方法を考えながら実施しています。
大正大学の学生40名が参加し、植樹もしました。
近くに区で進める界隈緑化で店頭を緑化した場所を見学。
遊佐町の物産展で買い物。
行政と住民と協働でみどりを増やし管理しないといけないですね。
夏は暑くてどうしてもインドアになりがちなのですが、今日はとても風が気持ちいい!ということで、久しぶりに常盤興業おそうじ隊が出動しました。やっぱりね・・と思いながら、見事に7月に抜いたはずの草が復活してました(涙)
遠目からはわからないのですが、植込みの中にたくさんゴミが捨ててあります。もっとも多いゴミがタバコです。タバコのポイ捨て、なんとかなりませんかね~
どんなに暑くても、きれいになった場所を見ると、 また頑張ろう!っていう気持ちになりますね。もっともっと池袋がきれいになりますように☆
投稿者:常盤興業 K.I