横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

まだ咲いているミソハギ

2019-08-26 06:16:21 | 日記



泉の森のミソハギは、ずいぶん長い間咲き続けている。
前に記事にしたのは7月のはじめのことだから、そろそろ2ヶ月になる。

百日紅とも書いて長く咲くサルスベリがミソハギ科と知ると、なるほどと思う。







ミソハギの花にやってくる昆虫の種類は多い。
7月の時はトラマルハナバチとかハラナガツチバチが来ていたが、今回はクマバチだ。







何頭ものクマバチが花から花へ飛び回っていた。
ミソハギの数が多いのでクマバチが並ぶことはほとんどない。







小さいので目立たないけれど、よく見ると数が多いのはマメコガネだった。
クマバチのように蜜が狙いではなく、花や葉を食べるのでミソハギには厄介者かも知れない。







ミソハギの林の向こうの方に花が少なくなったミソハギがあって、その茎の先にチョウが止まっていた。







ツマグロヒョウモンだ。
口吻を伸ばしてなくて花が目的ではなさそうだが、一度飛び立ってもまた茎先に戻って来た。
少し休みたいのかな?




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追分市民の森、こんなトンボも

2019-08-25 06:34:30 | 日記



追分市民の森の谷戸と矢指市民の森の間を小川が流れている。
この斜面はさまざまな草花が見られるところだ。







今はアキカラマツ(キンポウゲ科)が多い。
雌しべが短いので多数の雄しべばかりが目立つ。







この川の辺りには先日のコシボソヤンマをはじめ、いろんな種類のトンボがいる。







ハグロトンボは、ここでは数が多いトンボの部類に入る。







オオシオカラトンボもヒマワリ畑まわりで多く見る。







川の傍の木の上の方にサナエトンボの仲間らしいのが止まっている。







ヒマワリの大きな葉っぱの上に移ってきた。
コオニヤンマだ。







名前が紛らわしいが、コオニヤンマはオニヤンマではなくてサナエトンボの仲間だ。
二つの複眼が離れているし、止まるときも建てでなく水平方向だ。



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今年も見たガガイモの花

2019-08-24 06:15:40 | 日記



ふれあいの森の広場には、花壇があったり滑り台があったり、バーベキューを楽しむことも出来る。







その西側は泉の森から引地川が流れてきている。
川岸の岸辺に草が生い茂っていて、よく見ると何か蔓を延した花が咲いている。







ガガイモ(ガガイモ科)だ。
花より先ず光沢のある大きな葉が目立つ。長さは10cm近くありそうだ。







直径1cm程のピンク色の花冠は5裂して、内側に毛が密生している。
花の中心に蘂柱があり、中心から柱頭が伸びているが、先の方がヒョロヒョロして面白い。

昨年、この上流で咲いていて、オクラみたいな実を楽しみにしていたが、確認出来なかった。
今年は花の数も多いので、刈られなければ見られそうだ。



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段々に輪生

2019-08-23 06:47:57 | 日記



大和の駅に近い「ふれあいの森」から北の方にある「泉の森」まで遊歩道がある。
泉の森を源流とする引地川に沿って、のんびりと歩ける。

その道の傍の斜面には季節に応じて、水仙、ヒガンバナ、ヒヨドリバナなどさまざまな花が咲く







今はイヌゴマ(シソ科)の花が咲いている。

数十センチの高さの茎に輪生花序を何段かつける。
薄ピンク色の花は8mmぐらいでシソ科らしい姿だ。







近くに、もっと背が低く花も小さなのが花後になっている。
イヌゴマよりずっと数が多い。夏に何度も歩いているが気づかなかった。







トウバナ(シソ科)だ。茎の高さは20センチ程度で、そこに何段も輪生している。
だいぶ前から咲いていたらしいが少しだけ花が残っている。
花はイヌゴマより小さく5mm程度のものだ。







秋に咲くイヌトウバナというのもあるが、花の色は白というので区別できるようだ。
9月になったら、このあたりに咲くだろうか・・・?



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蜘蛛

2019-08-22 06:53:58 | 日記



追分市民の森を歩いていたらジョウロウグモの雄と雌が近くにいた。







交接かと思って近寄ってみると少し様子が違う。







しばらくすると雄が上のほうに離れていった。
何か危険を感じたのだろうか。







すぐに戻ってきて・・しかし警戒しているのか接近はしない。







何かハチの仲間を食べているところだったのだ。
雌の方がしっかり自分の懐に入れてしまったか雄は手を出せない。
だいたい雄の方は、おこぼれ頂戴なので仕方がなさそうだ。







上瀬谷の田んぼの近くの土止め板にもクモがいた。
何だろう?







少し離れたところにこれがいた。隠れ帯も少しあり、ナガコガネグモのようだ。
こちらが雌で、すると上の写真は雄。ジョロウグモと同様に、雄は雌から少し離れたところにいる。







ここはナガコガネグモのアパートのようで雄も雌もたくさんいた。
雌の背中側はきれいな縞模様になっている。




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