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横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

摩耶山でなくても

2018-10-10 06:37:39 | 日記



台風により倒木などの被害の出た瀬谷市民の森。
大きな枝なども落ちていない場所、写真の中央ちょっと左の小枝のあたりにもやっとした部分がある。






そこには地面からにょきにょきと出ているものがあった。高さは20cmぐらい。






マヤラン(ラン科)だ。ここでは8月の中頃にも咲いていたが一度消えたそうだ。
一つの茎の先に数個の花がつく。下の花はすでに終わっていた。






マヤランはシュンランの仲間だそうで、たしかに花の形が似ている。






ただシュンランと違って腐生植物(菌従属栄養植物)で、ところかまわず生育出来るわけでもない。
頼る菌は広葉樹の根につく菌らしいので、今までも何回か見たのもそういう場所だった。







三方に出ているのは萼片で、花の部分では側花弁2枚と唇弁に囲まれた蘂柱が見える。







これから伸びる若い茎。腐生植物ということは葉緑素を作らないので普通の葉はない。
茎にそって鱗片葉がついているのが見える。

どんな実がなるのだろうか。




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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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こんにちは (ポージィ)
2018-10-10 09:34:47
まぁ たくさんニョキニョキと! 群生と呼びたくなるような
生え方ですね。この場所に生育の環境が揃ったのかしら。
私は一度も会ったことありません。これくらいの時期が花期なのですね。
地味な色の花で気付き難そうですが、花に焦点当てればやはり
ランらしく印象的な花形ですね。実もご覧になれると良いですね。
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ポージィ さん (横浜のおーちゃん)
2018-10-10 20:50:29
こんばんは。
このマヤランは今まで見た中でも一番の群生です。
花期がいつなのかよく分かりませんが、夏から初秋のあたりに咲くことが多いようです。
でも毎年場所も時期も変わるので、たまたま出会えたらラッキーという感じです。
もし実を見ることが出来たらまた記事にします。
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