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天神島には岩の間に潮だまりや浅いところがいっぱいある。
ハイキングの靴では無理だが磯遊び用の靴や長靴があれば生き物探しが楽しく出来る。
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石みたいなもの。知らなければ、これが生き物とは気づかない。
磯遊びをしていた子供の一人がアメフラシがいたよと叫んで分かった。
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15cm以上はあっただろうか。
ちょっといじられて紫色の汁を吐いた。雨降らしの名前の由来だ。
外敵に対する煙幕の目的か。紫汁腺というのがあるそうだ。
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子供たちは裏返したり、興味津々で観察している。
アメフラシのうちタツナミガイと呼ばれる種類かもしれない。
アメフラシは貝殻の退化した軟体動物で体内に貝殻が残っているそうだ。
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海中の小石の上にいたのはアメフラシに近い仲間のウミウシだ。
アメフラシと違ってウミウシは小さいけれど彩り豊かな物が多い。
これは大きさ4cmぐらいのシロウミウシというものでイロウミウシ科に属する。
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少しずつ左方向へ移動している。左にある2本が触角だ。海の牛の所以だろう。
斑点のあるのが外套膜で右側の花のようなのは二次鰓といって呼吸をするための器官だ。
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シロウミウシが移動した後にアゴハゼがやって来た。
天神島の磯には青色がきれいなアオウミウシもいるらしいが見つけられなかった。
次に行ったときは会いたいものだ。
ただの藻が付いた石に見えて、私では絶対に見つけられなさそうです。
ウミウシも図鑑や映像で見るばかりで、自分では見つけたことがありません。
こう言うのも変ですが、本当に牛の角のような触角があって、
腰にはイソギンチャクのようなものが付いているんですね。
これは鰓のひとつでしたか。鮮やかなブルーのウミウシは
TVの映像で見たことがありますが、実際に目の当りにしたら
興奮してしまいそうです。
アメフラシ、見つけられませんよねえ。
子供たちは見る目が違うように見つけます。
今回はシロウミウシでしたが、ビジターセンターによるとアオウミウシもいるそうなので、
次回には是非アオイウミウシを見たいものです。
たしかに興奮してしまいそうです。